WO1999043588A1 - Procede d'inspection et de reglage du limiteur de vitesse d'un ascenseur - Google Patents

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Description

明 細 エレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法 技術分野
この発明は、 例えば人や荷物を昇降させるエレべ一夕の調速機の検査 • 調整方法に関するものである。 冃 示技術
第 1図は、 例えば特願平 7 - 1 9 0 9 2 2号公報に示された従来のェ レべ一夕の調速機 (以下、 単に調速機という) の檢査 ' 調整機構の全体 構成を示す正面図、 第 2図 ( a ) , ( b ) はそれそれ第 1図の調速機の 検査 · 調整機構の構成を部分的に拡大して示す正面図、 平面図である。
図において、 1 2はエレべ一夕のかご、 1 3はかご 1 2の上に設けら れたエレべ一夕の調速機の基台であり、 1 4は基台 1 3の支点 1 5に回 転自在に支持されたアーム、 1 6はアーム 1 4の一端に連結された過速 度を検出するための磁気回路部、 1 6 aは対向して設けられた 2個の磁 石、 1 6 bは磁石 1 6 aを固着したバックヨーク、 1 7はアーム 1 4の 他端に磁気回路部 1 6 と釣り合うように設けられたバラ ンスウェイ ト、 1 8はかご 1 2の脇に設けられたガイ ドレール等の固定導体である。 磁気回路部 1 6は固定導体 1 8 と対向して両側に配置された磁石 1 6 aとこの 2つの磁石の磁束の通路を確保するためのバックヨーク 1 6 b から構成され、 アーム 1 4、 基台 1 3の支点 1 5、 磁気回路部 1 6、 お よびバランスウェイ ト 1 7で力検出機構を構成している。
また、 1 9は共にアーム 1 4を保持し、 バランスウェイ ト 1 7に作用 する力すなわち抗カを変位に変えるためのばね、 2 0 aはバラ ンスゥェ ィ ト 1 7の変位によ り作動するかご停止スィ ツチ、 3 1 は非常止め装置 、 3 2はラツチ機構を作動させるカムである。 支点 1 5たる回転軸の主 軸端にはこのラ ツチ機構を作動させるカム 3 2が接続されており、 主軸 の回転に応じてカム 3 2 も回転する。
また、 3 3はラ ヅチアーム、 3 4はラ ッチ軸、 3 5は連結アーム、 3 6はラッチピンであり、 これらがカム 3 2 と連動して動作するラ ッチ機 構を構成する。 2 1 は引き上げ棒、 2 2は引き上げばねであり、 これら が非常止め装置 3 1 の動作命令を伝達する連結機構を構成し、 引き上げ 棒 2 1がラッチビン 3 6で連結されている。
この発明に使われるエレべ一夕装置は、 鉄塔または高層建築の内部の 昇降路を荷物、 または人をのせるかご 1 2が上下するものであ り、 ガバ ナロープを廃止して調速機をかご 1 2'に搭載するタイ プである。 昇降路 上部の機械室には巻き上げ機および配電盤 (共に図示せず) 等を備え、 この巻き上げ機からかご 1 2および釣り合い錘 (図示せず) を下げ、 つ るべ式にかご 1 2 を上下させるもので、 昇降路にはかご 1 2および釣り 合い錘用の固定導体 1 8を有し、 昇降路下部のピッ トにはかご 1 2およ び釣り合い錘向けの緩衝器 (図示せず) を有するものである。
次に動作について説明する。
第 2図 ( a ) , ( b ) に示すように、 磁石 1 6 aとバックヨーク 1 6 bによって構成された磁気回路部 1 6は、 対向する磁石 1 6 a間に介在 する固定導体 1 8の面に対して磁場を作る。 かご 1 2が昇降しこの磁場 が固定導体 1 8 中を移動すると、 この中に磁場の変化を打ち消すような 渦電流が発生し、 磁石はかご速度に対応した大きさで、 かご 1 2の移動 に抗する向きの力 (抗力) が発生する。 この力は、 アーム 1 4 とばね 1 9 によ り磁石 1 6 aおよびバランスウェイ ト 1 7の上下方向の変位に変 換される。 かご 1 2の速度、 すなわちかご速度が所定値を越えた第 1過速度 (通 常は定格速度の 1 . 3倍程度、 第 3図参照) になると、 磁気回路部 1 6 はこの速度に対応した力を受け釣り合つているバランスウェイ ト 1 7を 変位させる。 そして、 この変位が第一動作点に達すると、 制動装置に備 えられたかご停止スィ ツチ 2 0 aが作動してエレべ一夕駆動装置の電源 を遮断しかご 1 2 を停止させる。 何らかの原因によ り、 かご速度が第 2 過速度 (通常は定格速度の 1 . 4倍程度、 第 3図参照) になり変位が第 二動作点に達した場合でも、 このかご速度に対応してバランスウェイ ト 1 7がさらに変位しこれと連動するカム 3 2が回転してラ ッチアーム 3 3がカム 3 2の切り欠き 3 0 に入り込み、 ラ ッチ機構を介して引き上げ 棒 2 1 が引き上げばね 2 2 によ り引き下げられ、 かご 1 2 に設けられた 非常止め装置 3 1 が作動して、 固定導体 1 8 にく さびを打ち込み、 摩擦 力を発生させてかご 1 2は急停止する。
ここで、 このような調速機を設置した場合には、 設置した時や保守点 検時には規定の危険速度で動作するか検査する必要があるが、 その方法 は確立されていない。 また、 現地での調整が必要な場合があるが、 それ をどのようにして行うか、 その方式は確立されていない。
従来のェレべ一夕の調速機は以上のように構成されているので、 現地 据え付け時はメイ ンテナンス時の動作検査、 保守点検や調整を行う方法 が確立されていないという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、 簡単 、 確実に調整や検査、 保守が行えるエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方 法を得ることを目的とする。 発明の開示
この発明にかかるェレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法は、 非常止め 連結機構の連結機構を解除することによ り、 非常止め装置を作動させる ラ ツチ部を有する非常停止動作機構と、 第 1の固定導体を把持し摩擦力 を発生させて移動部を制動させる非常止め装置とを連結しないで検査 · 調整を行う ものである。 このことによって、 実際には非常止め装置が作 動しないので、 安全に検査 · 調整を行う ことができる効果を奏する。
この発明にかかるエレべ一夕の調速機の検査 , 調整方法は、 非常止め 装置とラ ツチ部とを連結したまま検査 · 調整を行う ものである。 このこ とによって、 実際と全く 同じ条件下なので検査 · 調整がよ り正確に行う ことができる効果を奏する。
この発明にかかるェレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法は、 第 1の固 定導体と第 2の固定導体は同一物体のガイ ドレールからなるものである 。 このことによって、 エレべ一夕の昇降路に沿って配置されるガイ ドレ —ルでこれらを共用できる効果を奏する。
この発明にかかるエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法は、 エレべ一 夕のかごを実際に走行させ、 規定の第 1および第 2の危険速度にてかご 停止スィ ツチと非常停止動作機構とがそれそれ作動することを確認 · 調 整するものである。 このことによって、 簡単かつ安価に検査 · 調整を行 うことができる効果を奏する。
この発明にかかるエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法は、 かご速度 に応じて磁気回路部に発生する力を変位に変換する変換手段を有する変 換装置のカー変位変換係数を (定格速度) / (検出する危険速度) とな るように係数を小さ く し、 定格速度で走行させて動作確認ないし調整を 行う ものである。 このことによって、 通常の定格走行させるだけで簡単 に検査 · 調整を行う こ とができる効果を奏する。
この発明にかかるエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法は、 かご速度 に応じて磁気回路部に発生する力を検査 · 調整の時に (検出する危険速 度) / (定格速度) となるように補助磁気回路を付加し、 定格速度で走 行させて作動確認、 調整を行う ものである。 このことによって、 定格速 度にて検査 · 調整が行えるので、 簡単かつ安全に検査 · 調整を行う こと ができる効果を奏する。
この発明にかかるエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法は、 磁気回路 部に対して第 2の固定導体の誘導体と実質的に同一の特性を有する材料 を直線ないし回転運動させて速度を発生させる疑似速度発生装置を磁気 回路部に適用して検査 · 調整を行う ものである。 このことによって、 実 際にエレべ一夕のかごを運行させることなく、 安全かつ簡単に調速機の 検査 · 調整を行う こ とができる効果を奏する。
この発明にかかるェレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法は、 調速機を 固定したまま第 2の固定導体を調速機から取り外し、 その位置に疑似速 度発生装置を調速機に適用して検査 · 調整を行う ものである。 このこと によって、 実際にエレべ一夕のかごを運行させることなく、 安全かつ簡 単に調速機の検査 · 調整を行うことができる効果を奏する。
この発明にかかるエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法は、 調速機全 体を取り外し、 別所にて疑似速度装置を取り付け、 検査 · 調整を行うも のである。 このことによって、 製品生産の際の工場調整でも調速機の検 査 · 調整を行う ことができる効果を奏する。
この発明にかかるエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法は、 磁気回路 部に近接された誘導体と同じ位置に、 第 2の固定導体と実質的に同一の 材料から成る円盤を有する検査誘導円盤装置を設け、 この円盤を回転さ せることによ り擬似的に走行を模擬し、 第 1および第 2の危険速度にて かご停止スィ ッチと非常停止動作機構とがそれそれ作動することを確認 、 調整するものである。 このことによって、 エレべ一夕のかごを走行さ せずに検査 · 調整ができるので、 安全かつ簡単に検査 · 調整を行う こと ができる効果を奏する。
この発明にかかるエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法は、 磁気回路 部に近接された誘導体と同じ位置に、 第 2の固定導体と実質的に同一の 材料から成る トラック状の円筒体を有する回転装置を設け、 この円筒体 を回転させることによ り擬似的に走行を模擬し、 第 1および第 2の危険 速度にてかご停止スィ ッチと非常停止作動機構とがそれそれ作動するこ とを確認、 調整するものである。 このことによって、 エレべ一夕のかご を走行させずに検査 · 調整ができるので、 安全かつ簡単に検査 · 調整を 行う ことができる効果を奏する。
この発明にかかるエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法は、 磁気回路 部に近接された誘導体と同じ位置に、 第 2の固定導体と実質的に同一の 材料から成る検査誘導版を設け、 これを自然落下または移動装置による 運動によ り擬似的に模擬し、 第 1および第 2の危険速度にてかご停止ス ィ ッチと非常停止動作機構とがそれそれ作動することを確認、 調整する ものである。 このことによって、 エレべ一夕のかごを走行させずに検査 • 調整ができるので、 安全かつ簡単に検査 · 調整を行うことができる効 果を奏する。
この発明にかかるェレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法は、 磁気回路 部がこれに加わる力を変位ないし回転に変ずる変換手段を備えた変換装 置を備えており、 磁気回路部の変位ないし回転動作が非常停止動作機構 に伝達されるように連結され、 しかも磁気回路部およびバランスウェイ トは 1 8 0度回転して左右逆転できるように基台の高さ、 アームの長さ 、 およびバランスウェイ トの構造を定めたものである。 このことによつ て、 検査のために磁気回路部が変位ないし回転動作を行った場合に、 通 常と同様に非常停止動作機構が起動するので、 簡単に動作がチェックで きる効果を奏する。 この発明にかかるエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法は、 磁気回路 部およびバランスウェイ トは一体または別々に取り外すことができ、 か つ、 磁気回路部およびバランスウェイ トを入れ替えて取り付けることが できるものである。 このことによって、 検査のために磁気回路部が変位 ないし回転動作を行った場合に、 通常と同様に非常停止動作機構が起動 するので、 簡単に動作がチヱックできる効果を奏する。
この発明にかかるエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法は、 磁気回路 部がこれに加わる力を変位ないし回転に変ずる変換手段を備えた変換装 置を備えており、 磁気回路部の変位ないし回転動作が非常停止動作機構 に伝達されるように連結され、 しかも磁気回路部およびバランスウェイ トは 1 8 0度回転して左右逆転できるように基台の高さ、 アームの長さ 、 およびバランスウェイ 卜の構造を定め、 一方、 アームを回転または揺 動させるァクチユエ一夕で加えた力を計測する第 1のセンサと、 この力 による上記アームの変位ないし角度の運動物理量を計測する第 2のセン ザとを具備したものである。 このことによって、 アームが規定の速度に て規定の変位をするか、 または、 非常停止動作機構が動作するのかを確 認することができ、 また、 そうでない場合は、 調整するときの調整量を 明確にすることができる効果を奏する。 加えて、 かごを実際に走行させ なくても調速機の検査 · 調整を行う ことが簡便である効果を奏する。 図面の簡単な説明
第 1図は従来のエレべ一夕の調速機の検査 · 調整機構を示す全体構成 図である。
第 2図は第 1 図の検査 · 調整機構を示す構成図であり、 ( a ) は正面 図、 ( b ) は平面図である。
第 3図は従来のエレべ一夕の調速機におけるかご速度に対する磁気回 路部の変位との関係を示すグラフ図である。
第 4図はこの発明の実施の形態 1 によるエレべ一夕の調速機の検査 · 調整機構を示す全体構成図である。
第 5図は第 4図の検査 ·調整機構を示す構成図であり、 ( a ) は正面 図、 ( b ) は平面図である。
第 6図はこの発明の実施の形態 2 によるエレべ一夕の調速機の検査 · 調整機構を示す正面図である。
第 7図はこの発明の実施の形態 2による他のエレべ一夕の調速機の検 査 · 調整機構を示す正面図である。
第 8図はこの発明の実施の形態 3によるエレべ一夕の調速機の検査 · 調整機構を示す構成図であり、 ( a ) は正面図、 ( b) は平面図である 第 9図はこの発明の実施の形態 3の変形例 1 によるエレべ一夕の調速 機の検査 · 調整機構を示す構成図であり、 ( a ) は正面図、 ( b ) は平 面図である。
第 1 0図はこの発明の実施の形態 3の変形例 2によるエレべ一夕の調 速機の検査 · 調整機構を示す構成図であり、 ( a ) は正面図、 ( b ) は 平面図である。
第 1 1図 ( a) 〜 ( d ) はこの発明の実施の形態 4によるエレべ一夕 の調速機の検査 ·調整機構の動作を示す正面図である。
第 1 2図 ( a ) 〜 ( d ) はこの発明の実施の形態 4による他のエレべ 一夕の調速機の検査 · 調整機構の動作を示す正面図である。
第 1 3図はこの発明の実施の形態 5によるエレべ一夕の調速機の検査 •調整機構を示す構成図であり、 ( a) は正面図、 ( b ) は平面図であ る。
第 1 4図はこの発明の実施の形態 5によるエレべ一夕の調速機の検査 • 調整機構を示す正面図である。 発明を実施するための最良の形態
以下、 この発明をよ り詳細に説明するために、 この発明を実施するた めの最良の形態について、 添付の図面に従って説明する。 なお、 以下の 実施の形態の説明において、 当該実施の形態の説明に先立って説明した 実施の形態の構成要素と同一または相当する構成要素には同一の参照番 号ないし参照符号を付し、 当該構成要素についての説明を省略する。 実施の形態 1 .
以下、 この発明の実施の形態 1 によるエレべ一夕の調速機の検査 · 調 整機構を説明する。
第 4図はこの実施の形態 1 によるエレべ一夕の調速機 (以下、 単に調 速機という) の検査 · 調整機構を示す全体構成図で、 第 5図 ( a ) , ( b ) はそれそれ調速機の検査 · 調整機構を示す正面図、 平面図である。 図において、 1 2はエレべ一夕のかご、 1 3はかご 1 2の上に設けら れたェレべ一夕の調速機の基台であり、 1 4は基台 1 3の支点 1 5に回 転自在に支持されたアーム、 1 6はアーム 1 4の一端に連結された過速 度を検出するための磁気回路部、 1 6 aは対向して設けられた 2個の磁 石、 1 6 bは磁石 1 6 aを固着した馬蹄状のバックヨーク、 1 7はァー ム 1 4の他端に磁気回路部 1 6 と釣り合うように設けられたバランスゥ エイ ト、 1 8はかご 1 2の脇に設けられたガイ ドレール等の固定導体で ある。
磁気回路部 1 6は、 固定導体 1 8 と対向して両側に近接して配置され た磁石 1 6 aとこの 2つの磁石 1 6 aの磁束の通路を確保するためのバ ックヨーク 1 6 bから構成され、 アーム 1 4、 基台 1 3の支点 1 5、 磁 気回路部 1 6、 およびバランスウェイ ト 1 7によ り力検出機構を構成し ている。
また、 1 9はアーム 1 4を保持し、 バランスウェイ ト 1 7に作用する 力、 すなわち抗カを変位に変えるためのばね、 2 0 aはバランスウェイ ト 1 7の変位によ り作動するかご停止スィ ツチ、 3 1 は非常止め装置、 3 2はラツチ機構を作動させるカムである。 回転軸たる支点 1 5の主軸 端には、 かご 1 2の第二過速度による非常止め機能を営む非常止め装置 3 1 を作動させるカム 3 2が接続されており主軸の回転に応じてカム 3 2 も回転していく。 なお、 このカムは支点 1 5 に対して 2つの扇状部を 点対称に備えるものである。
また、 3 3はラ ッチアーム、 3 4はラ ッチ軸、 3 6はラ ッチピンであ り、 これらがカム 3 2 に連動してラ ッチ機構を構成する。 2 1 は引き上 げ棒、 2 2は引き上げばねであり、 これらが非常止め装置 3 1 に対して 作動命令を伝達する連結機構を構成し、 引き上げ棒 2 1はラッチピン 3 6で連結されている。
次に動作について説明する。
第 5図 ( b ) に示すように、 磁石 1 6 aとバックヨーク 1 6 bによつ て構成された磁気回路部 1 6は、 磁石 1 6 aの間に存在する固定導体 1 8の面に対して磁場を作る。 かご 1 2が昇降し、 この磁場が固定導体 1 8中を移動すると、 導体中に磁場の変化を打ち消すような渦電流が発生 し、 磁石 1 6 aはかご 1 2の速度、 すなわちかご速度に対応した大きさ で、 かご 1 2の移動に抗する向きの力 (抗力) が発生する。 この力は、 アーム 1 4 とばね 1 9 によ り、 磁石 1 6 aおよびバランスウェイ ト 1 4 の上下方向の変位に変換される。
かご速度が所定値を越えた第一過速度 (通常は定格速度の 1 . 3倍程 度) になると、 磁石 1 6 aはこの速度に対応した力を受け、 バランスゥ エイ ト 1 7を変位させる。 そして、 この変位が第一動作点に達すると ( 第 3図参照) 、 制動装置に備えられたかご停止スィ ツチ 2 0 aが働いて 、 巻き上げ機等のエレべ一夕駆動装置 (図示せず) の電源を遮断し、 か ご 1 2 を停止させる。
何らかの原因によ り、 かご速度が第二過速度 (通常は定格速度 1 . 4 倍程度) に達した場合でも、 この速度に対応してバランスウェイ ト 1 7 がさらに変位し第二動作点に至れば、 カム 3 2が回転してラッチアーム 3 3がカム 3 2の切り欠き 3 0 に入り込み、 ラ ッチ機構を介して引き上 げ棒 2 1が引き上げばね 2 2 によ り引き上げられ、 かご 1 2 に設けられ た非常止め装置 3 1が動作してかご 1 2が急停止する。
上記のようなエレべ一夕の調速機を設置した場合には、 設置した時や 保守点検時には規定の危険速度 (第一、 第二過速度) で動作するか検査 する必要がある。 また、 現地での調整が必要な場合がある。
以下、 この実施の形態 1 によるエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法 について説明する。
今回のような調速機を検査 · 調整する際に、 引き上げ棒 2 1 を付けた ままでは調速機が動作すると非常止め装置 3 1 まで動作してしまうので 、 ガイ ドレール等の固定導体 1 8が痛むなどの問題がある。
そこで、 第 4図の A部に示すように、 非常止め装置 3 1 を動作させる 引き上げ棒 2 1の途中を分離し、 調速機が動作しても非常止め装置 3 1 は動作しないようにしておく。 そして、 かご 1 2 に搭載した調速機を実 際に走行、 も しく は疑似的に速度を発生させて、 検査や調整を行う。
この際、 かご 1 2が走行するかご速度に応じてアーム 1 4が傾き、 規 定の危険速度にて、 かご停止スィ ツチ 2 0 aか非常止め装置 3 1かを動 作させる、 ラツチ機構と力検出機構とを含む非常停止動作機構が作動す るのを検出し確認する。 非常停止動作機構の動作検出のため、 カム 3 2と切り欠き 3 0からな るカムラ ッチ部に検出スイ ッチ 3 8を設けている。 なお、 この検出スィ ツチ 3 8は他の位置にあってもよい。
このように引き上げ棒 2 1を切り離すことによ り、 非常止め装置 3 1 が動作しないので、 安全で簡単に検査 · 調整を行う ことができる効果が める。
もちろん、 非常止め装置 3 1 と結合したままでも良く、 この時は実際 と全く 同じ条件なので、 検査がよ り正確に行えるという効果がある。 実施の形態 2.
ところで、 エレべ一夕の調速機の検査 · 調整を行う場合は、 危険速度 (例えば、 定格速度の 1. 3倍や 1. 4倍) で規定通りかご停止スイ ツ チ 2 0 aや非常止め装置 3 1が作動するのかを検査しなければなならな い。 しかしながら、 実際にかごを動かす場合は、 定格速度の 1. 3倍や 1. 4倍の危険速度にてかご 1 2を動作させるのは難しい場合が多い。 そこで、 以下の第 6図、 第 7図に示すような調速機の検査 · 調整機構 を提案する。
第 6図は、 この発明の実施の形態 2によるエレべ一夕の調速機の検査 • 調整機構を示す正面図である。 これは、 ばね 1 9の設置位置をカウン 夕ウェイ トの他端側で変化することによ り力検出部に作用する力の感度 を高めよう とするものである。
次に、 この調速機の検査 · 調整方法について説明する。
第 6図に示すように、 ばねの取り付け位置を回転軸たる支点 1 5から 1/ ( 1. 3 ) や 1 / ( 1. 4 ) にして定格速度で走行させ、 その時に 規定通りの変位が得られるか確認することによ り、 実際の危険速度での 状態を擬似的に再現する方式を用いる場合もある。 ばねの位置を変える のではなく、 ばねの強さを実際の 1 / ( 1 . 3 ) や 1 / ( 1 . 4 ) のば ねに付け替える場合も考えられる。 この方式では、 かご 1 2 を通常の定 格走行させるだけで簡単に検査 · 調整を行うことができる。
また、 第 7図は、 この実施の形態 2による他のエレべ一夕の調速機の 検査 · 調整機構を示す正面図である。 これは、 磁気回路部 1 6 に力検出 の感度を上げるために調整用磁気回路 1 6 ' を付加したものである。 次に、 この調速機の検査 · 調整方法について説明する。
第 7図に示すように、 磁気回路部 1 6 に例えば磁力が 1 . 3ないし 1 . 4倍になるように調整用磁気回路 1 6 ' を付加すれば、 検出された力 を 1 . 3倍ないし 1 . 4倍に高めることができる。 さらには、 アーム 1 4の長さや位置など、 定格速度で危険速度の状態を模擬できれば他の方 式でもよい。
このようにして、 かご速度とかご停止スイ ッチ 2 0 a、 非常止め動作 機構の作動タイ ミ ングを測定し、 規定値と比較することによ り、 実際の 動作との対応が再現できるので、 設置した調速機が確実に規定の危険速 度にて動作することを実証できる。
以上のように、 この実施の形態 2 によれば、 エレべ一夕装置の通常動 作時の定格速度でエレべ一夕の調速機の検査 · 調整を行うことができる 効果が得られる。 実施の形態 3 .
第 8図 ( a ) , ( b ) はそれそれ、 この発明の実施の形態 3 によるェ レべ一夕の調速機の検査 · 調整機構の構成を示す正面図、 平面図である 。 図において、 同一記号は実施の形態 1の構成要素と同一なのでその説 明は省略する。 円 Bは引き上げ棒 2 1の切り離し部を示すものである。 切り離しを行わない場合もあ り、 この時は切り離し部はなくてよい。 調速機の検査を行う際には、 かごの速度を実際に危険速度 (例えば、 1 . 3倍や 1 . 4倍) まで上げて規定通り に非常停止スイ ッチ 2 0 aや 非常止め装置 3 1 を実際にその速度で作動させるのは難しい場合が多い そこで、 この実施の形態 3 による調速機の検査 · 調整方法によれば、 調速機の速度検出部分に固定導体 1 8 とほぼ同等の検査誘導体と しての 検査誘導円盤 3 7 (以下、 単に円盤という) を備えた疑似速度発生装置 5 0を取り付け、 その円盤 3 7を回転運動させることによ り擬似的に速 度を発生させ検査 · 調整を行うものである。
この疑似速度発生装置 5 0の具体的な形態としては、 調速機の磁気回 路部 1 6の固定導体 1 8の位置に、 その代わり に支持台 1 2 1 を介して 固定導体 1 8 に近い特性の円盤 3 7を配置し、 これにモー夕や ド リル等 の動力源 (ァクチユエ一夕) を接続したものが考えられる。 そして円盤 3 7に回転速度計測用のエレべ一夕速度計 3 9が近接して配置される。 この円盤 3 7、 支持台 1 2 1、 および動力源によ り構成される疑似速 度発生装置 5 0が、 固定導体 1 8 に対して移動するエレべ一夕のかご 1 2のかご速度を擬似的に発生させることによ り調速機の検査 · 調整を行 うものである。
例えば、 調速機を取り付けたままで、 固定導体 1 8 を取り外して疑似 速度発生装置 5 0がセ ッ トできる場合は、 そのまま疑似速度発生装置 5 0をセッ トする。 固定導体 1 8が取り外せない場合は調速機を取り外す ことになる。
昇降路に沿って設置される固定導体 1 8 とほぼ同じ材料、 ほぼ同じ特 性で、 ほぼ同じ厚さの回転装置に付けられた円盤 3 7 を固定導体 1 8の 配置状況と同じ位置に配置する。 そして、 この円盤 3 7 を回転させるこ とによ りかご速度を擬似的に発生させる。 なお、 円盤 3 7は特性の明確 な材料であれば違う材料でもよ く、 厚さも明確であれば違っていてもよ い。
昇降路では、 調速機の磁気回路部 1 6は固定導体 1 8に対し近接して 直線的に移動するが、 円盤 3 7を用いた場合はその動作は回転であるの で、 これを構成する誘導体は磁気回路部 1 6 に対して曲線的に移動する 。 つま り、 磁気回路部 1 6の内周と外周とでは速度が異なるものである したがって、 直線速度を回転速度で擬似的に換算する。 例えば、 周速 は半径に比例するので、 内周と外周の中間、 つま り磁気回路の中心位置 の速度を直線移動換算での速度と規定する。 実際には、 実験などによ り 、 磁気回路部 1 6が危険速度に相当する回転速度を求め、 検査の際には その回転速度で検査するように規定しても良い。
ここで、 回転力の発生は疑似速度発生装置 5 0にモー夕を設けること によって行っても良いし、 ド リルなどを回転軸に取り付けて回転させる ことによ り行っても良い。
また、 磁石 1 6 aの中心位置と円盤 3 7の規定の位置にマーキングす ると作業者には分かり易い。
円盤 3 7の速度はその回転数を口一タ リエンコーダ、 すなわち回転計 測器にて測定する方法でも良いし、 従来から用いられているエレべ一夕 速度計 3 9 を円盤 3 7の規定位置 (例えば、 円盤 3 7のマーカの位置) に押し付け、 周速を読み取る方法やレーザ等によ り周速を計測する方法 によっても良い。
これらの検査 · 調整方法を行う場合は、 調速機は取り付け位置から外 しても良いし、 取り付け位置でそのまま行っても良い。 取り付け位置か ら外す場合は、 専用ベース等が活用でき、 正確に簡単に行うことができ る。 また、 例えば、 ド リルを用いて円盤 3 7を回転させる場合もスぺ一 スが広く取れ、 作業し易い。 取り付け位置でそのまま行う場合は、 実施 の状態によ り近いので、 実際の走行に対して信頼性が高い。 また、 調速 機を取り外す必要が無いので、 作業が簡単で短時間に行う ことができる 効果がある。
検査誘導体は円盤でなくてもよ く、 調速機が固定されたままで疑似的 に検査誘導体の速度が発生できればよい。
以上のように、 この実施の形態 3によれば、 このような円盤 3 7 を用 いた疑似速度発生装置 5 0を設置することによ り、 実際にかご 1 2 を移 動させること無く、 簡単に検査 ' 調整を行う ことができる効果が得られ る。 変形例 1 .
また、 この実施の形態 3の調速機の検査 · 調整機構の変形例 1 を第 9 図 ( a ) , ( b ) を参照して説明する。
第 9図 ( a ) は、 変形例 1 によるエレべ一夕の調速機の検査 · 調整機 構を示す正面図であ り、 第 9図 ( b ) は第 9図 ( a ) の矢印方向から見 た場合の側面図である。 図において、 7 5は トラック状の誘導板、 7 6 はローラ、 1 2 2は装置基台であ り、 これらが疑似速度発生装置 5 1 を 構成する。
この機構を用いた検査 · 調整方法によれば、 疑似速度発生装置 5 1は 検査誘導体として固定導体 1 8 に近い特性を有する楕円筒や長円筒体の ような一部がほぼ直線の トラ ック状の誘導板 7 5 を備えており、 モー夕 や ド リルなどの動力源によ り ローラ 7 6 を介してこの誘導板 7 5 を回転 させるものである。
疑似速度発生装置 5 1は、 固定導板 1 8 に対してかご 1 2が移動する かご速度を擬似的に発生させ、 これによ り調速機の検査 · 調整を行う も のである。
この構成が上記実施の形態 3 と異なる点は、 円筒の一部が直線である ような トラック状にすると、 実際のエレべ一夕の走行によ り近い状態が 得られ、 よ り信頼性の高い検査 · 調整を行うことができる点である。
以上のように、 この変形例 1 によれば、 疑似速度発生装置 5 1の構造 は若干複雑になるものの、 上述のような円盤方式に比べ回転速度ではな く直線速度が実現できるので、 よ り実際の状態に近く、 よ り信頼性の高 い測定を行うことができる効果が得られる。 変形例 2 .
さらに、 この実施の形態 3の調速機の検査 · 調整機構の変形例 2 を第 1 0図 ( a ) , ( b ) を参照して説明する。
第 1 0図 ( a ) は、 変形例 2 によるエレべ一夕の調速機の検査 · 調整 機構を示す正面図であ り、 第 1 0図 ( b ) は、 第 1 0図 ( a ) の矢印方 向から見た場合の側面図である。 図において、 7 5 ' は誘導板であり、 磁気回路部 1 6 とともに疑似速度発生装置 5 2 を構成する。
この機構を用いた検査 · 調整方法によれば、 固定導体 1 8に近い特性 を有する誘導板 7 5 ' を規定の過速度に到達する高さから自然落下させ て検査 · 調整を行う ものである。 この場合の疑似速度発生装置 5 2の構 造によれば、 上述のようなァクチユエ一夕を備える必要もなく、 ただ手 動操作にて誘導板 7 5 ' を馬蹄状の磁気回路部 1 6 に近接させて落下さ せるだけで済むという利点がある。
以上のように、 この変形例 2 によれば、 特別な装置の付加が不要にな り、 安価で簡単な検査 · 調整が可能になる効果が得られる。
なお、 疑似速度発生装置 5 2 に用いられる誘導板 7 5 ' は、 円盤 3 7 、 誘導板 7 5、 誘導板 7 5 ' でなくてもどのような形状でも良い。 また 、 疑似速度を発生させる方法は揺動など他の方法でも良い。 誘導板 7 5 ' は固定導体 1 8 と同じ特性、 形状、 厚さであることが望ましいが、 違 うものでも良い。 この時は力検出を所定の定数にて変換して検査するこ とになる。
これらの方法は、 製品生産のときの工場調整でも用いることができる のは言うまでもない。 実施の形態 4 .
以下、 この発明の実施の形態 4によるエレべ一夕の調速機の検査 · 調 整機構について説明する。
第 1 1図 ( a ) は、 この実施の形態 4による調速機の通常設置状態を 示す正面図、 第 1 1図 ( b ) , ( c ) はアーム 1 4の回転時の経過状態 を示す正面図、 第 1 1 図 ( d ) は疑似速度発生装置 5 3を設置した場合 を示す正面図である。
この実施の形態 4では、 実施の形態 3で述べたような疑似速度発生装 置 5 3をかご 1 2上に設置し、 調速機を取り付け位置から外さずに昇降 路に設置された固定導体 1 8 とほぼ同じ材料から成る円盤 3 7 を回転さ せることによ り検査 · 調整を行う ものである。 特に、 この実施の形態 3 では、 固定導体 1 8の剛性が高く、 そのままで調速機から固定導体 1 8 を取り外すのが難しい場合に有効な構成である。
引き上げ棒 2 1 とばね 1 9は取り外し可能にし、 かつ基台 1 2 3の高 さはバランスウェイ ト 1 7が回転して、 かご 1 2 にぶつかるこ となく通 過できる程度の高さに設定されている。 ここで、 アーム 1 4は回転して バランスウェイ ト 1 Ί と磁気回路部 1 6の左右が逆転しても、 バランス ウェイ ト 1 7は固定導体 1 8に接触しない長さまたは構造にしている。 すなわち、 第 1 1図 ( a ) 〜 ( d ) では、 バランスウェイ ト 1 7の形状 をバックヨーク 1 6 b と同様に馬蹄状の凹形状にして、 誘導体である円 盤 3 7がその間に遊嵌できるような構造にしている。 なお、 バランスゥ エイ ト 1 7側の長さを短く してウェイ トを重く すれば、 基台 1 2 3の高 さ設定の余裕が大き く なる。
さらに、 バランスウェイ ト 1 7 と磁気回路部 1 6の左右が逆転した後 、 固定導体 1 8 とほぼ同じ材料の円盤 3 7が固定導体 1 8 とほぼ同じ位 置におかれるようにしている。 この円盤 3 7は規定の速度で回転できる ように検査時にモ一夕を取り付ける。 このモー夕の代わり に、 工事用の ド リル等で回転させるようにしてもよい。
次に、 カム部の形状について説明する。 第 1 1 図 ( a ) 〜 ( d ) に示 すようにカム 3 2 には切り欠き 3 0が形成されており、 アーム 1 4の回 転軸すなわち支点 1 5 を中心に回転できるように取り付けられている。 その特徴部分としてカム 3 2は回転軸を対象に点対称の形状にしている 。 このような形状にすることによ り、 第 1 1図 ( a ) に示される通常動 作時と、 検査 ' 調整のために第 1 1図 ( d ) のようにアーム 1 4を 1 8 0度回転させた場合とで、 カム 3 2は 1 8 0度回転しても点対称の形状 なので、 通常と同じ動作が可能である。 つま り、 検査のために円盤 3 7 を回転させアーム 1 4が変位したときに、 実際に引き上げ棒 2 1 を動か す非常停止動作機構が通常の設定状態と同様に作動するので、 動作チェ ックを簡単に行うことができる効果が得られる。
次に、 この機構を用いた検査 · 調整方法の動作について、 第 1 1図 ( a ) 〜 ( d ) を用いて説明する。
まず、 非常止め装置 3 1 と連結して動作させる引き上げ棒 2 1の途中 を円 Bの切り離し部のように分離し、 調速機が動作しても非常止め装置 3 1 は動作しないようにしておく (もちろん連結したままでも使用は可 能である) 。 次にアーム 1 4を回転させる (第 1 1図 ( b ) ) 。 バラン スウェイ ト 1 7 と磁気回路部 1 6が左右逆転する位置にきてもかご 1 2 の枠に当たらないように基台 1 3の高さを定めているので回転できる ( 第 1 1図 ( c ) ) 。 完全に左右が逆転したならば、 疑似速度発生装置 5 3の円盤 3 7が固定導体 1 8の場合とほぼ同じ位置に近接され回転でき るように磁気回路部 1 6に設置する。
この状態で、 円盤 3 7を回転させると、 擬似的に走行している状態が 再現でき、 規定の速度で非常停止動作機構が動作するかを簡単に確認す ることができる。
また、 調整を行う場合は、 変位を測定するためのポテンショメ一夕 4 1を磁気回路部 1 6の下部方向に取り付ける。 この状態で、 円盤 3 7を 規定の速度で回転させ、 アーム 1 4の変位をポテンショメ一夕 4 1で測 定する。 これによ り、 規定の力が発生してアーム 1 4が規定の変位をす るかチェックできる。 また、 この時に、 ポテンショメ一夕 4 1の位置に ロー ドセル (図示せず) を取り付け、 発生力をチェックする方式でもよ い。
なお、 第 1 2図 ( a ) 〜 ( d ) に示すように、 アーム 1 4を 1 8 0度 回転させるのではなく、 調速機をかご 1 2から外して磁気回路部 1 6 と バランスウェイ ト 1 7の左右を逆転させて (第 1 2図 ( b ) , ( c ) ) 、 上述のように、 馬蹄状のカウン夕ウェイ トを固定導体 1 8に近接する とともに、 磁気回路部 1 6 と上記の疑似速度発生装置 5 3の円盤 3 7 と の配置関係が、 通常の固定導体 1 8 との配置関係と同様となるように近 接され、 磁気回路部 1 6の下方方面にポテンショメ一夕 4 1等を配置す るものである (第 1 2図 ( d ) ) 。
以上のように、 この実施の形態 4によれば、 従来明確でなかった調速 機の検査 · 調整を簡単に行うことができ、 実施の形態 1 , 2のように、 かご 1 2を実際に走行させると検査 · 調整が非常に煩雑で大掛かりなも のになるが、 かご 1 2 を走行させずに実施できるので、 安全かつ簡単に 検査 · 調整を行うことができるという効果が得られる。 加えて、 調速機 をかご 1 2 に取り付けたまま調整できるので、 簡単に調整できる効果も 得られる。
すなわち、 エレべ一夕の調速機の検査 · 調整をさらに確実に行うこと ができるようになる。 しかも、 非常止め装置 3 1 との連結を解除してい るので、 よ り安全簡単に検査 · 調整ができる効果が得られる。
なお、 アーム 1 4を 1 8 0度回転させるのではなく、 調速機をかご 1 2から外し、 別の位置で円盤 3 7を用いて検査 · 調整を行っても良い。 なお、 非常止め装置 3 1 との連結は解除しなくてもよい。
また、 この検査 · 調整方法は、 製品生産のときの工場調整でも用いる ことができるのはいう までもない。 実施の形態 5 .
この発明の実施の形態 5 によるエレべ一夕の調速機の検査 · 調整機構 について説明する。 なお、 調速機の全体の構成や動作などは上記のもの と同様で、 基本構成と動作も上記と同様なのでここではその詳細な説明 を省略する。
以下、 この実施の形態 5のエレべ一夕の調速機の検査 · 調整機構につ いて説明する。
第 1 3図 ( a ) , ( b ) はそれそれこの実施の形態 4によるエレべ一 夕の調速機の検査 · 調整機構を示す正面図、 平面図であ り、 第 1 4図は この実施の形態 5 による別のエレべ一夕の調速機の検査 · 調整機構を示 す正面図である。
図において、 同一記号は実施の形態 1の構成要素と同様である。 この 実施の形態 5では、 アーム 1 4の回転軸、 すなわち支点 1 5 にアーム 1 4を揺動または回転させるためのモータ等のァクチユエ一夕 4 7 と、 ァ ーム 1 4を揺動または回転させたときの負荷を測定する、 例えば トルク センサ 4 2 とアーム 1 4の回転角度を検出する角度センサ 4 3 とで調整 装置 4 0を構成し、 これがアーム 1 4の回転軸たる支点 1 5に連結して いる。
次に、 この調速機の検査 · 調整機構の動作について説明する。
まず、 非常止め装置 3 1 を作動させる引き上げ棒 2 1の途中を分離し (円 Bの切り離し部) 、 調速機が動作しても非常止め装置 3 1 は動作し ないようにしておく。 もちろん、 連結したままでも操作は可能である。 次に、 アーム 1 4をァクチユエ一夕 4 7で一定角度に揺動運動させる。 この時の磁気回路部 1 6の揺動速度対回転軸 1 5 にかかる トルクを測定 することによ り、 走行時の発生力が分かり、 アーム 1 4の変位に換算す ることができる。 揺動速度は、 角度センサ 4 3で角度変化量を計測する 等のァクチユエ一夕 4 7によるアーム 1 4の運動の物理量を測定して速 度に換算する。
また、 別の形態として、 第 1 1図に示すように、 バランスウェイ ト 1 7にァクチユエ一夕 4 7、 ポテンショメ一夕等の位置センサ 4 6、 ロー ドセル等の力センサ 4 4 とを設けても上記と同様に検査 · 調整が可能で ある。
このようにして、 規定の速度で規定の変位をするか、 または、 非常停 止作動機構が動作するかを確認することができ、 また、 そうでない場合 でも、 調整するときの調整量を明確にすることができる。
前述した実施の形態 1 , 2のように、 エレべ一夕自体を走行させて検 査する方式は信頼性が高く、 確実な方式であるが、 かご 1 2を動かさな ければ調速機部の検査 , 調整を行うことができないので、 検査 · 調整が 非常に煩雑で大掛かりなものになる。 一方、 実施の形態 5のような構成 にすれば、 よ り調速機の検査 · 調整を簡単に行う ことができるようにな り、 さらに、 かご 1 2 を動かさない実施の形態 3, 4に比較しても、 実 際の固定導体 1 8を用いて検査 , 調整を行うので、 固定導体 1 8の特性 をも含めてより正確に検査 · 調整を行うことができる効果が得られる。 産業上の利用可能性
以上のように、 この発明に係るエレべ一夕の調速機の検査 ' 調整方法 は、 現地にエレべ一夕装置を据え付けた時や保守点検時に調速機が規定 の危険速度で動作するか検査ないし調整をするのに適している。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . エレべ一夕のかごを動作する卷上げ機の電源を停止させ、 上記卷上 げ機のブレーキを作動させる非常停止スィ ツチと、
エレべ一夕の昇降路に沿って配設された第 1、 第 2の固定導体と、 エレべ一夕のかごおよびこれと釣り合う釣り合い錘を含む移動部に取 り付けられ、 上記第 1の固定導体を把持し摩擦力を発生させて上記移動 部を制動させる非常止め装置と、
上記かごに取り付けられ、 誘導体である上記第 2の固定導体とこれに 近接して設けられた磁気回路間の相対速度により発生する渦電流に基づ き変位する磁気回路部と、
当該磁気回路部の変位が危険速度に対応した危険変位に到達した場合 にこれを検出して上記非常止め装置を作動させる非常停止動作機構とを 備えたエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法において、
上記非常止め装置と上記非常停止動作機構との連結を外して検査 ·調 整を行うことを特徴とするエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法。
2 . エレべ一夕のかごを動作する卷上げ機の電源を停止させ、 上記卷上 げ機のブレーキを作動させる非常停止スィ ツチと、
エレべ一夕の昇降路に沿って配設された第 1、 第 2の固定導体と、 エレべ一夕のかごおよびこれと釣り合う釣り合い錘を含む移動部に取 り付けられ、 上記第 1の固定導体を把持し摩擦力を発生させて上記移動 部を制動させる非常止め装置と、 ,
上記かごに取り付けられ、 誘導体である上記第 2の固定導体とこれに 近接して設けられた磁気回路間の相対速度により発生する渦電流に基づ き変位する磁気回路部と、 当該磁気回路部の変位が危険速度に対応した危険変位に到達した場合 にこれを検出して上記非常止め装置を作動させる非常停止動作機構とを 備えたエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法において、
上記非常止め装置と上記非常停止動作機構とを連結したまま検査 · 調 整を行う ことを特徴とするエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法。
3 . 第 1の固定導体と第 2の固定導体は同一であることを特徴とする請 求の範囲第 1項または第 2項記載のエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方 法。
4 . エレべ一夕のかごを走行させ、 規定の第 1および第 2の危険速度に てかご停止スィ ッチと非常停止動作機構とがそれそれ作動することを確 認 ' 調整することを特徴とする請求の範囲第 1項から第 3項のうちのい ずれか 1項記載のエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法。
5 . かご速度に応じて磁気回路部に発生する力を変位に変換する変換手 段を有する変換装置の力—変位変換係数を (定格速度) / (検出する危 険速度) となるように係数を小さ く し、 定格速度で走行させて作動確認 ないし調整を行う ことを特徴とする請求の範囲第 4項記載のエレべ一夕 の調速機の検査 · 調整方法。
6 . かご速度に応じて磁気回路部に発生する力を検査 · 調整の時に (検 出する危険速度) / (定格速度) となるように補助磁気回路を付加し、 定格速度で走行させて作動確認、 調整を行う ことを特徴とする請求の範 囲第 4項記載のエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法。
7 . 第 2の固定導体の誘導体と実質的に同一の特性を有する材料を直線 ないし回転運動させて速度を発生させる疑似速度発生装置を磁気回路部 に適用して検査 · 調整を行うことを特徴とする請求の範囲第 1項から第 3項のうちのいずれか 1項記載のエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法
8 . 調速機を固定したまま第 2の固定導体を調速機から取り外し、 その 位置に疑似速度発生装置を調速機に適用して検査 · 調整を行うことを特 徴とする請求の範囲第 7項記載のエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法
9 . 調速機全体を取り外し、 別所にて疑似速度装置を取り付け、 検査 · 調整を行うことを特徴とする請求の範囲第 7項記載のエレべ一夕の調速 機の検査 · 調整方法。
1 0 . 磁気回路部に近接された誘導体と同じ位置に、 第 2の固定導体と 実質的に同一の材料から成る円盤を有する検査誘導円盤装置を設け、 上 記円盤を回転させることにより擬似的に走行を模擬し、 第 1および第 2 の危険速度にてかご停止スィ ッチと非常停止動作機構とがそれぞれ作動 することを確認、 調整することを特徴とする請求の範囲第 7項記載のェ レべ一夕の調速機の検査 · 調整方法。
1 1 . 磁気回路部に近接された誘導体と同じ位置に、 第 2の固定導体と 実質的に同一の材料から成る トラック状の円筒体を有する回転装置を設 け、 この円筒体を回転させることにより擬似的に走行を模擬し、 第 1お よび第 2の危険速度にてかご停止スィ ッチと非常停止動作機構とがそれ それ作動することを確認、 調整することを特徴とする請求の範囲第 7項 記載のエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法。
1 2 . 磁気回路部に近接された誘導体と同じ位置に、 第 2の固定導体と 実質的に同一の材料から成る検査誘導板を設け、 これを自然落下または 移動装置による運動により擬似的に速度を模擬し、 第 1および第 2の危 険速度にてかご停止スィ ッチと非常停止動作機構とがそれぞれ作動する ことを確認、 調整することを特徴とする請求の範囲第 7項記載のエレべ 一夕の調速機の検査 · 調整方法。
1 3 . 磁気回路部は、 エレべ一夕の昇降路のエレべ一夕走行方向に設置 された第 2の固定導体に近接され磁石およびヨークと、
かごに搭載されアーム中心にて回転支持した基台に取り付けられ、 上 記磁気回路部が連結され当該磁気回路部と平衡するように逆側にバラン スウェイ トを取り付けたアームと、
上記エレべ一夕の走行により上記磁気回路部に加わる力を変位ないし 回転に変換する変換手段を備えた変換装置とを備えており、
上記磁気回路部の変位ないし回転が非常停止動作機構に伝達されるよ うに連結され、 上記磁気回路部およびバランスウェイ トは 1 8 0度回転 して左右逆転できるように上記基台の高さ、 上記アームの長さ、 および 上記バランスウェイ トの構造を定めたことを特徴とする請求の範囲第 1 項から第 3項のうちのいずれか 1項記載のエレべ一夕の調速機の検査 - 調整方法。
1 4 . 磁気回路部およびバランスウェイ トは一体または別々に取り外す ことができ、 かつ、 上記磁気回路部およびバランスウェイ トを入れ替え て取り付けることができることを特徴とする請求の範囲第 1項から第 3 項のうちのいずれか 1項記載のエレべ一夕の調速機の検査 · 調整方法。
1 5 . 磁気回路部は、 エレべ一夕の昇降路のエレべ一夕走行方向に設置 された第 2の固定導体に近接されている磁石およびヨークと、
かごに搭載されアーム中心にて回転支持した基台に取り付けられ、 上 記磁気回路部が連結され当該磁気回路部と平衡するように逆側にバラン スウェイ トを取り付けたアームと、
上記エレべ一夕の走行によ り上記磁気回路部に加わる力を変位ないし 回転に変換手段を備えた変換装置と、
上記アームを回転または揺動させるァクチユエ一夕を有し、 このァク チユエ一夕で加えた力を計測する第 1のセンサと、 この力による上記ァ ームの変位ないし角度の運動物理量を計測する第 2のセンサとを備えて おり、
上記アームの運動から換算した磁気回路部の速度と、 ァクチユエ一夕 で加えた力との関係を規定値と比較することによ り、 かご停止スィ ツチ および非常停止動作機構の作動タイ ミ ングを検査 · 調整することを特徴 とする請求の範囲第 1項から第 3項のうちのいずれか 1項記載のエレべ —夕の調速機の検査 · 調整方法。
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