WO2011052766A1 - 薬剤包装装置 - Google Patents

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Abstract

(課題)一回服用分として準備される薬剤中に、同種のものであって薬剤特定情報の相違するものが含まれている場合であっても、薬剤と製造履歴情報との関係を明確に把握可能なように薬剤を包装可能な薬剤包装装置の提供を目的とした。 (解決手段)制御手段100により、薬剤フィーダ46から払い出される薬剤の製造履歴に基づく製造履歴情報を特定することが可能とされており、同種の薬剤であって製造履歴情報が相違する薬剤が薬剤フィーダ46から払い出される場合に、一回服用分として包装する薬剤が製造履歴情報毎に分けて薬剤が包装される。そのため、薬剤フィーダ46における薬剤の欠品が発生するなどして、製造履歴情報MCの相違する薬剤が供給される場合であっても、製造履歴情報と薬剤との対応関係を容易かつ正確に把握可能なように薬剤を包装することが可能となる。

Description

薬剤包装装置
 本発明は、処方にあわせて薬剤を払い出して包装可能な薬剤包装装置に関するものである。
 従来、下記特許文献1や特許文献2に開示されているような薬剤包装装置が提供されている。特許文献1に開示されている薬剤包装装置は、薬剤を包装するための包装装置と、プリンタとを備えた構成とされており、包装装置において一回服用分に相当する薬剤毎に分包するとともに、その分包に際しプリンタにて服用時期などの用法や、患者名などの情報を印刷することができる構成とされている。
 また、特許文献2に開示されている薬剤包装装置では、薬剤の使用期限やロット番号などの薬剤に特有の履歴情報(以下、「製造履歴情報」とも称す)を包装時に分包紙に印刷させることが可能とされている。このため、この薬剤包装装置により薬剤を包装すれば、使用期限が切れた薬剤が服用されてしまうのを防止したり、薬剤の履歴調査を容易に実施可能としたりすることができる。
特開2000-185903号公報 特開2008-62945号公報
 上記従来の薬剤包装装置では、処方データにしたがって包装することにより一回に服用すべき薬剤が一単位とされ、一包に纏めて包装される。そのため、包装動作中に薬剤の欠品が生じるなどすると使用期限やロット番号など製造履歴情報の相違する薬剤が同包される場合がある。上記従来の薬剤包装装置では、このようにして製造履歴情報の相違する薬剤が一包に纏めて包装された場合に、それぞれの使用期限やロット番号を分包紙に併記することとしているが、包装されている各薬剤と、印刷されている製造履歴情報との対応関係が不明となってしまうという問題があった。
 そこで、本発明は、一回服用分として準備される薬剤中に、同種のものであって薬剤特定情報の相違するものが含まれている場合であっても、薬剤と製造履歴情報との関係を明確に把握可能なように薬剤を包装可能な薬剤包装装置の提供を目的とした。
 上記した課題を解決すべく提供される本発明の薬剤包装装置は、薬剤を払い出し可能な薬剤払出手段と、前記薬剤払出手段によって払い出された薬剤を受け入れ、所定のタイミングで払い出し可能な薬剤準備手段と、前記薬剤準備手段から払い出された薬剤を分包紙によって包装可能な包装手段と、処方データにあわせて薬剤の払い出しから包装に至る動作を制御すると共に、前記薬剤払出手段から払い出される薬剤の製造履歴情報を特定可能な制御手段と、薬剤を包装するために用いられる分包紙を供給可能な分包紙供給手段と、前記分包紙供給手段から前記包装手段に向けて供給される前記分包紙に前記製造履歴情報を印刷可能な印刷手段とを有し、一回服用分として包装する薬剤として前記薬剤払出手段から払い出される薬剤に、同種の薬剤であって製造履歴情報の相違するものが含まれる場合に、製造履歴情報毎に異なる包に分けて包装されることを特徴としている。
 また、本発明の薬剤包装装置は、薬剤を払い出し可能な薬剤払出手段と、前記薬剤払出手段によって払い出された薬剤を受け入れ、所定のタイミングで払い出し可能な薬剤準備手段と、薬剤を包装するために用いられる分包紙を供給可能な分包紙供給手段と、前記薬剤準備手段から払い出された薬剤を前記分包紙供給手段から供給された分包紙によって包装可能な包装手段と、前記分包紙供給手段から前記包装手段に向けて供給される前記分包紙に、前記薬剤払出手段から払い出される薬剤の製造履歴情報印刷可能な印刷手段と、処方データにあわせて薬剤の払い出しから包装に至る動作を制御可能な制御手段とを有し、前記薬剤払出手段が、薬剤の収容及び払出が可能な薬剤フィーダを複数備えたものであり、前記制御手段が、前記薬剤フィーダに収容されている薬剤の製造履歴情報を格納する記憶部を有し、前記記憶部を参照することにより製造履歴情報を特定することが可能なものであり、前記複数の薬剤フィーダから包装対象である薬剤が収容されているものを選択フィーダとして特定し、薬剤を払い出させる工程と、前記選択フィーダから払い出された薬剤の実払出数と、前記処方データに基づいて指定された薬剤の指定払出数とが比較される工程と、前記実払出数が前記指定払出数よりも少ない場合に、前記選択フィーダにおいて薬剤の欠品が発生したものと判断される工程と、前記選択フィーダにおいて欠品が発生したと判断された場合に、前記複数の薬剤フィーダから前記包装対象である薬剤が収容されている代替フィーダが存在するか否かが確認される工程と、前記代替フィーダが存在する場合、前記選択フィーダからの薬剤の払い出し動作において不足していた分の薬剤が前記代替フィーダから払い出される工程と、前記代替フィーダからの薬剤の払出が完了したことが確認されれば、一回服用分として包装する薬剤を製造履歴情報毎に異なる包に分けて包装する分割包装が実施される分割包装工程とを有することを特徴としている。
 上述した本発明の薬剤包装装置は、薬剤を払い出し可能な薬剤払出手段と、前記薬剤払出手段によって払い出された薬剤を受け入れ、所定のタイミングで払い出し可能な薬剤準備手段と、薬剤を包装するために用いられる分包紙を供給可能な分包紙供給手段と、前記薬剤準備手段から払い出された薬剤を前記分包紙供給手段から供給された分包紙によって包装可能な包装手段と、前記分包紙供給手段から前記包装手段に向けて供給される前記分包紙に、前記薬剤払出手段から払い出される薬剤の製造履歴情報印刷可能な印刷手段と、処方データにあわせて薬剤の払い出しから包装に至る動作を制御可能な制御手段とを有し、前記薬剤払出手段が、薬剤の収容及び払出が可能な薬剤フィーダを複数備えたものであり、前記制御手段が、前記薬剤フィーダに収容されている薬剤の製造履歴情報を格納する記憶部を有し、前記記憶部を参照することにより製造履歴情報を特定することが可能なものであり、前記記憶部に前記製造履歴情報を入力可能な入力デバイスをさらに備え、前記複数の薬剤フィーダから包装対象である薬剤が収容されているものを特定し、薬剤を払い出させる工程と、前記薬剤フィーダから払い出された薬剤の実払出数と、前記処方データに基づいて指定された薬剤の指定払出数とが比較される工程と、前記実払出数が前記指定払出数よりも少ない場合に、前記薬剤フィーダにおいて薬剤の欠品が発生したものと判断される工程と、前記薬剤フィーダにおいて欠品が発生したと判断された場合に、前記薬剤フィーダへ前記包装対象である薬剤が充填されるとともに、前記記憶部に充填対象の薬剤の製造履歴情報を前記入力デバイスから入力されると、前記薬剤フィーダに薬剤が充填されるよりも前の段階において不足していた分の薬剤が前記薬剤フィーダから払い出される工程と、前記不足していた分の薬剤の払出が完了したことが確認されれば、一回服用分として包装する薬剤を前記製造履歴情報と、前記充填された薬剤の製造履歴情報とで異なる包に分けて包装する分割包装が実施される分割包装工程とを有することを特徴としている。
 上述した本発明の薬剤包装装置は、前記印刷手段が、制御手段から発信されたプリントデータに基づいて分包紙に製造履歴情報を含む所定の情報を印刷可能なものであり、分割包装が実施される場合に、一回服用分として包装される薬剤のうち、欠品が発生するまでに払い出された先払出分の薬剤に関するプリントデータと、欠品の発生後に払い出された後払出分の薬剤に関するプリントデータとが前記制御手段から発信されることを特徴とするものとすることが可能である。
 本発明の薬剤包装装置は、前記印刷手段が、前記包装手段に対して前記分包紙の供給方向上流側に配されており、前記薬剤払出手段から薬剤が払い出されたタイミング以降において、払い出された薬剤に関する情報が前記印刷手段により印刷されることを特徴とするものであることが望ましい。
 また、本発明の薬剤包装装置は、前記印刷手段が、前記包装手段に対して前記分包紙供給手段により供給される分包紙の流れ方向上流側に配されており、前記薬剤準備手段は、回動可能な区画形成体と、薬剤を前記薬剤準備手段から払い出すための開口と、前記薬剤払出手段から払い出された薬剤を投入するための孔とを有するものであり、前記区画形成体が、薬剤を1包分ずつ溜め置くことが可能な区画を周方向に複数備えており、前記区画形成体が回転し前記各区画が前記孔に対応する位置に到来することにより、前記孔を介して当該区画内に薬剤を投入することが可能であり、前記区画形成体が回転し前記各区画が前記開口に相当する位置に到来することにより、当該区画内にある薬剤が払い出されるものであり、前記開口よりも前記区画形成体の回転方向上流側の位置に前記孔が設けられていることを特徴とするものであることが好ましい。
 本発明の薬剤包装装置を上述したような構成とする場合は、前記印刷手段と前記包装手段との間において分包紙が通過する経路の長さが、1包分の薬剤を分包するのに要する分包紙の長さのn倍であり、前記開口よりも前記区画形成体の回転方向にn区画以上上流側の位置に前記孔が設けられていることが好ましい。
 本発明の薬剤包装装置は、前記製造履歴情報が、薬剤の製造ロット番号、製造年月日、使用期限のうち、少なくともいずれか一つを含む情報によって構成されていることを特徴とするものであることが望ましい。
 本発明の薬剤包装装置は、制御手段により、薬剤払出手段から払い出される薬剤の製造履歴に基づく製造履歴情報を特定することが可能とされており、同種の薬剤であって前記製造履歴情報が相違する薬剤が前記薬剤払出手段から払い出される場合に、前記製造履歴情報毎に別包に分けて包装されることとされている。また、本発明の薬剤包装装置では、制御手段により特定された薬剤の製造履歴情報が印刷手段により分包紙に印刷される。そのため、本発明の薬剤包装装置によれば、薬剤と製造履歴情報との関係を明確に把握可能なように薬剤を包装することができる。
 また、一回服用分として包装する薬剤として薬剤払出手段から払い出される薬剤が、同種の薬剤であって製造履歴情報の相違するものを含むものである場合に、製造履歴情報毎に異なる包に分けて包装することとすれば、製造履歴情報の異なる同種の薬剤が単一の包に混在するのを確実に防止できる。したがって、本発明によれば、薬剤と製造履歴情報との相対関係を容易かつ確実に把握可能な薬剤包装装置を提供できる。
 本発明の薬剤包装装置は、薬剤払出手段が、薬剤の収容及び払出が可能な薬剤フィーダを複数備えたものであり、薬剤フィーダから払い出された薬剤の実払出数が、前記処方データに基づいて指定された薬剤の指定払出数よりも少ない場合に、前記薬剤フィーダにおいて薬剤の欠品が発生したものと判断され、一回服用分として包装する薬剤が製造履歴情報毎に異なる包に分けて包装(分割包装)される。そのため、本発明の薬剤包装装置によれば、薬剤フィーダにおいて欠品が発生し、一回の服用分として製造履歴情報の異なる同種の薬剤が払い出される場合であっても、単一の包に製造履歴情報の異なる同種の薬剤が混在するのを確実に防止できる。したがって、本発明によれば、薬剤と製造履歴情報との相対関係を容易かつ確実に把握可能な薬剤包装装置を提供できる。
 また、本発明の薬剤包装装置では、分割包装が実施される場合に、一回服用分として包装される薬剤のうち、欠品が発生するまでに払い出された先払出分の薬剤に関するプリントデータと、欠品の発生後に払い出された後払出分の薬剤に関するプリントデータとが制御手段から発信される。そのため、先払出分の薬剤を包装した袋および後払出分の薬剤を包装した袋の双方に製造履歴情報を含む情報が印刷されることになり、薬剤と製造履歴情報との対応関係が明確となる。
 本発明の薬剤包装装置は、前記印刷手段が、前記包装手段に対して前記分包紙の供給方向上流側に配されており、前記薬剤払出手段から薬剤が払い出されたタイミング以降において、払い出された薬剤に関する情報が前記印刷手段により印刷されるものであるため、分包紙等の無駄の発生を抑制することができる。
 上述したように、本発明の薬剤包装装置では、印刷手段と包装手段との間において分包紙が通過する経路の長さが、一包分の薬剤を包装するのに要する分包紙の長さのn倍とされている。また、本発明の薬剤包装装置が備える薬剤準備手段には複数の区画が設けられており、それぞれの区画内に投入されている薬剤を所定の順番で払い出すことが可能とされている。そのため、本発明の薬剤包装装置では、複数の区画のうち一の区画Xに溜め置かれている薬剤が払い出されるタイミングを基準として、n区画分(n包分)の薬剤を薬剤準備手段から包装手段に向けて払い出すのに要する期間だけ前のタイミングにおいて印刷手段によって印刷される分包紙には、前記した区画Xから払い出された薬剤が包装されることとなる。すなわち、本発明の薬剤包装装置では、区画Xに対応した印刷が分包紙に施される以前のタイミングで区画Xに包装すべき薬剤が投入されると共に、区画Xに準備された薬剤が包装部に払い出されるタイミングと、分包紙において区画Xに収容された薬剤についての製造履歴情報などの情報を印刷した部位が包装部に到達するタイミングとが一致している。そのため、本発明の薬剤包装装置では、包装すべき薬剤が区画Xに投入されていることを条件として分包紙に印刷が施されることとなり、包装すべき薬剤がきちんと投入されているか否かを容易に監査できる。また、本発明の薬剤包装装置では、万が一、薬剤の供給不良があった場合には分包紙への印刷がなされず、その分だけ分包紙等の無駄を抑制することができる。なお、本構成は、分包紙によって形成される分包袋の長さが一定であるという条件下において好適に採用できるものであり、分包袋の長さが変化する場合はこの限りではない。
 本発明の薬剤包装装置を上述したような構成とする場合は、前記薬剤準備手段において複数の区画のうち区画Xに溜め置かれている薬剤が払い出されるタイミングに対して、薬剤準備手段からn区画分に相当する薬剤が払い出されるのに要する期間だけ前のタイミングまでに前記区画Xに薬剤が投入されていることを、印刷手段により分包紙への印刷を行うための条件とすることが好ましい。
 本発明の薬剤包装装置では、薬剤準備手段において区画Xに溜め置かれている薬剤が払い出されるタイミングに対して、薬剤準備手段からn区画分に相当する薬剤が払い出されるのに要する期間以上前のタイミングにおいて、薬剤払出手段から前記区画Xに薬剤が払い出される。そのため、本発明の薬剤包装装置では、薬剤が区画Xに確実に投入された状態において分包紙に区画Xに対応した情報が印刷される。したがって、本発明の薬剤包装装置によれば、包装すべき薬剤が正確に包装されているか否かを容易に監査可能であると共に、仮に薬剤の供給不良が起こるようなことがあったとしてもこれに伴う分包紙等の無駄を解消することができる。
 また、上述した製造履歴情報を、薬剤の製造ロット番号、製造年月日、使用期限のうち、少なくともいずれか一つを含む情報によって構成されたものとすることにより、薬剤の製造履歴の追跡や、薬剤の使用期限を容易に把握することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る薬剤包装装置を示す斜視図である。 図1に示す薬剤包装装置の内部構造を模式的に示した正面図である。 図1に示す薬剤包装装置の下方側部分の内部構造を示す斜視図である。 薬剤準備手段を示す分解斜視図である。 薬剤準備手段の内部構造を示す平面図である。 (a)は分包袋の短辺を圧着して封鎖する段階を示す説明図であり、(b)は残りの辺を封鎖する段階を示す説明図である。 制御手段の構成を示すブロック図である。 図1に示す薬剤包装装置の動作を示すフローチャートである。 図1に示す薬剤包装装置の動作を示すフローチャートである。 図1に示す薬剤包装装置の動作を示すフローチャートである。 製造履歴情報の相違する薬剤を包装する際の包装形態を示す説明図である。 (a)~(d)は区画形成体の動作を順を追って説明した説明図である。 図11に示す包装形態の変形例を示す説明図である。 図11に示す包装形態の変形例を示す説明図である。 図11に示す包装形態の変形例を示す説明図である。
 続いて、本発明の一実施形態である薬剤包装装置10について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、本発明は、本実施形態に限定されるものではない。
 薬剤包装装置10は、薬剤を処方毎に分包紙Pに包装して払い出すものである。図1に示すように、薬剤包装装置10は直方体状の本体20を有する。図2に示すように、薬剤包装装置10は、本体20の内部に薬剤払出手段30や、薬剤準備手段50を有する。また、図3に示すように、本体20の下方側には、分包紙供給手段60、印刷手段70、包装手段80、分包紙送り機構90が設けられている。さらに、図7に示すように、薬剤包装装置10は、制御手段100を備えている。
 薬剤払出手段30は、薬剤を貯蔵すると共に、処方に応じて薬剤を適宜排出し、包装手段80に供給するために設けられたものである。薬剤払出手段30は、供給部32を備えている。供給部32は、薬剤を貯蔵しておき、処方にあわせて薬剤を薬剤準備手段50に向けて排出する機能を有する。また、薬剤準備手段50は、供給部32から供給された薬剤を同一の包に包装する分ずつ溜めておき、包装手段80に向けて順次排出する機能を有する。
 具体的には、図2に示すように、供給部32は、薬剤を供給するための手段としてフィーダ式供給部36や手撒式供給部38を有する。これに加えて、供給部32は、待機ホッパー40や収集ホッパー42、手撒ホッパー44などを備えている。フィーダ式供給部36は、カセット型の薬剤フィーダ46を多数備え、各薬剤フィーダ46に予め準備しておいた薬剤を処方にあわせて排出することができるものである。フィーダ式供給部36の下方には待機ホッパー40が配置されている。待機ホッパー40は、制御手段100からの動作制御により開閉可能とされており、閉止した状態として各薬剤フィーダ46から払い出された薬剤を同一の包に包装する分だけ集めた後、図示しない動力源を作動させて開くことにより、一度に排出することができる。待機ホッパー40から排出された薬剤は、待機ホッパー40の下方に設けられた収集ホッパー42を介して薬剤準備手段50に供給される。また、フィーダ式供給部36には、各薬剤フィーダ46毎に薬剤の排出を検知するための薬剤排出センサ46aが設けられている。
 また、手撒式供給部38は、フィーダ式供給部36とは別に用意されたものであり、フィーダ式供給部36から払い出すのに適さない薬剤や、フィーダ式供給部36に準備されていない薬剤を包装用として供給するために使用されるものである。手撒式供給部38は、フィーダ式供給部36と同様に薬剤を薬剤準備手段50側に向けて供給することができる。手撒式供給部38は、手撒ユニット48を備えている。手撒ユニット48は、常時は本体20内に収容されているが、必要に応じて図1に示すように本体20の正面側において引き出して使用することが可能とされている。図1に示すように、手撒ユニット48は、単一の包に包装する薬剤をまとめて収容できるマス48aを複数、マトリックス状に設けたものである。手撒ユニット48は、マス48aを一つずつ開くことにより、薬剤を一包分ずつ薬剤準備手段50側に供給することができる。手撒ユニット48は、図1に示すように引き出した状態にすることにより薬剤を各マス48aに補充可能な状態になる。また、手撒ユニット48は、薬剤包装装置10の本体内に収容された状態にすることにより下方に手撒ホッパー44が到来し、各マス48aに準備された薬剤を下方に設けられた手撒ホッパー44を介して薬剤準備手段50側に供給できる状態になる。
 図4や図5に示すように、薬剤準備手段50は、薬剤準備部本体54aや蓋54bによって構成される空間内に円盤状の区画形成体52が収容されたものである。区画形成体52は、薬剤を溜め置くための区画52aを有する。区画形成体52は、薬剤準備部本体54aの内部に設けられた動力源56から動力を受けることにより、支軸52bを中心として回動することができる。区画形成体52は、周方向に複数の区画52aを有する。区画形成体52は、後に詳述するように、包装手段80において薬剤が包装されるタイミングに対してn包分(本実施形態では3包分)の薬剤を包装するのに要する期間以上前の段階において薬剤を準備しておくために、少なくともn個以上の区画52aを備えたものである必要がある。したがって、区画形成体52は、少なくとも3つの区画52aを備えたものである必要がある。本実施形態では、区画形成体52に6個の区画52aが設けられているため、n包分(本実施形態では3包分)の薬剤を包装するのに要する期間以上前の段階において薬剤を準備しておくことができる。
 区画52aは、それぞれ天面側が開口している。また、各区画各区画52aは、区画形成体52を支軸52bを中心として回動させることにより、蓋54bに設けられた投入口54c,54dと連通可能な位置に設けられている。さらに、図3に示すように、投入口54c,54dには、収集ホッパー42および手撒ホッパー44が接続されている。そのため、区画形成体52を回動させることにより、フィーダ式供給部36や手撒式供給部38から供給された薬剤を投入口54c,54dを介して各区画52a内に供給することができる。
 区画形成体52は、各区画52aに、それぞれ独立的に開閉可能なシャッター52cが設けられている。区画形成体52は、各シャッター52cを開くことにより、各区画52a内に収容されている薬剤を底側から下方に向けて排出させることができる。また、各区画52aは、区画形成体52を支軸52bを中心として回動させることにより、薬剤準備部本体54aの底面に設けられた開口54e(図5参照)の上方を通過可能な位置に設けられている。さらに、図2や図3に示すように、開口54eの下方には、排出ホッパー58が設けられており、開口54eから排出された薬剤を包装手段80側に供給可能とされている。そのため、区画形成体52を回動させ、開口54eの上方に位置する区画52aに設けられたシャッター52cを開くことにより、この区画52a内に収容されている薬剤を開口54eを介して包装手段80側に供給することができる。
 ここで、上述した薬剤準備手段50は、図12に矢印で示すように一定方向に回転することにより各区画52aを順次、薬剤払出用の開口54eに相当する位置まで移動させ、薬剤を1包分ずつ(区画52a毎)払い出すことが可能とされている。すなわち、各区画52a内に入っている薬剤は、開口54eに到達するタイミングにおいて払い出される。そのため、上述した収集ホッパー42や手撒ホッパー44は、薬剤払出用の開口54eから薬剤が払い出されるよりも3包分以上前のタイミングにおいて薬剤を区画52aに投入することができる。本実施例では、開口54eから薬剤が払い出されるよりも5包分前のタイミングにおいて収集ホッパー42から区画52aに薬剤が投入され、開口54eから薬剤が払い出されるよりも4包分前のタイミングにおいて手撒ホッパー44から区画52aに薬剤が投入される。
 図3に示すように、上記した薬剤準備手段50の下方には、分包紙供給手段60や、印刷手段70、包装手段80、分包紙送り機構90などの装置類が設けられている。分包紙供給手段60は、ロール軸62に巻かれたシート状で長尺の熱融着性シートからなる分包紙Pを繰り出して包装手段80に送る機構である。分包紙供給手段60により繰り出された分包紙Pは、図3に矢印で示すように印刷手段70を経て、順次包装手段80に繰り送られる。
 印刷手段70は、分包紙供給手段60により送り出された分包紙Pに印刷を施すためのものである。図3に示すように、印刷手段70は、上述した包装手段80よりも分包紙Pの流れ方向上流側の位置に設けられている。薬剤の包装用として分包紙Pを繰り送る動作を行っている状態において、印刷手段70および包装手段80が設けられた位置との間に存在する分包紙Pの長さ、すなわち印刷手段70から包装手段80に至るまでの間に分包紙Pが通過する経路の長さは、後に述べるようにして形成される分包袋Vの長辺部分の長さLのn倍(本実施形態では3倍)とされている。そのため、印刷手段70において分包紙Pに印刷がなされるタイミングは、包装手段80において薬剤が包装されるタイミング、すなわち薬剤準備手段50の開口54eから包装手段80に向けて薬剤が払い出されるタイミングに対して、n包分(本実施形態では3包分)の薬剤を包装するのに要する期間だけ前のタイミングとなる。
 ここで、上述したように、本実施形態では、薬剤準備手段50の開口54eから包装手段80に向けて薬剤が払い出されるタイミングに対し、3包分以上前のタイミングにおいて収集ホッパー42や手撒ホッパー44から区画52aに薬剤が投入される。そのため、区画52aに対して薬剤が投入された後に、この薬剤についての情報を分包紙Pに印刷することになる。
 さらに詳細に説明すると、図12に示すように、本実施形態では、区画形成体52に6つの区画52aが設けられている。図12において番号1が付された区画52a(以下、「区画X」とも称す)に着目して説明すると、複数の区画52aのうちの一である区画Xに溜め置かれている薬剤は、図12(d)のように薬剤排出用の開口54eが設けられた位置まで区画形成体52が回転したタイミングにおいて払い出される。一方、区画Xに対してフィーダ式供給部36から薬剤が投入されるのは、図12(a)に示す段階であり、区画Xから薬剤が払い出されるタイミングに対し、5包分に相当する薬剤が払い出されるのに要する期間だけ前のタイミングである。また、手撒式供給部38から薬剤が投入されるのは、図12(b)に示す段階であり、区画Xから薬剤が払い出されるタイミングに対し、4包分に相当する薬剤が払い出されるのに要する期間だけ前のタイミングである。上述したように、分包紙Pに対して、区画X内の薬剤についての情報が印刷されるのは、区画Xから薬剤が払い出されるタイミングに対して3包分前の段階であるため、区画X内の薬剤についての情報が分包紙Pに印刷されるまでには、フィーダ式供給部36や手撒式供給部38から区画Xへの薬剤の投入を完了させることができる。
 包装手段80は、分包紙折曲部材82と圧着装置84とを備えている。包装手段80は、印刷手段70において所定の情報を印刷した状態で送られた分包紙Pを用いて薬剤を一包分ずつ包装するものである。分包紙折曲部材82は、印刷手段70側から供給されてきた分包紙Pの短手方向(幅方向)略中央部分にあてがわれる棒状の部材であり、この状態において分包紙Pを下流側に送ると図6(a)に示すように分包紙Pを短手方向(幅方向)略中央部分において2つに折り曲げることができる。圧着装置84は、分包紙折曲部材82により折り曲げられ2枚重ねになった分包紙Pを圧着することにより分包袋Vを形成することができるものである。図6(b)や図11~図15に示すように、分包袋Vは、分包紙Pの長手方向(分包紙Pの送り方向)に連続的に形成される。
 圧着装置84は、図6(a)に示すように分包袋Vの短辺(分包紙Pの幅方向に横切る辺)を圧着して封鎖する段階と、図6(b)に示すように分包袋Vの残りの辺、すなわち長辺(分包紙Pの長手方向にのびる辺)及び図6(a)で封鎖した短辺と平行なもう一つの短辺を圧着して封鎖する段階とに分けて分包紙Pを圧着することができる。また、図6(a)に示すように、圧着装置84により分包袋Vの短辺が封鎖された段階において、長辺部分が未封鎖であり半袋状である分包袋V内に排出ホッパー58が差し込まれた状態になる。そのため、圧着装置84により分包袋Vの短辺部分が封鎖された段階において薬剤準備手段50側から半袋状の分包袋V内に薬剤を供給し、その後に図6(b)に示すように圧着装置84により分包袋Vの長辺を封鎖することにより、分包袋V内に薬剤を密封包装することができる。このようにして薬剤を包装した分包紙Pは、包装手段80よりもさらに分包紙Pの送り方向下流側に設けられた分包紙送り機構90により繰り送られ、薬剤包装装置10の本体20から外に向けて払い出される。
 図7に示すように、制御手段100は、制御部102を中核として構成されるものであり、制御部102に対して入力デバイス104やPC端末106を有線あるいは無線によりデータ通信可能なように接続した構成とされている。制御部102は、薬剤包装装置10の動作全般を制御するものであり、CPUを用いたデジタル回路などによって構成することができる。制御部102は、分包制御手段108や、印刷制御手段110、フィーダ情報記憶手段112を備えている。分包制御手段108は、外部から入力された処方データに基づき、上述した薬剤払出手段30や待機ホッパー40、薬剤準備手段50、印刷手段70、包装手段80、分包紙送り機構90などに動作指令信号を発信し、一連の分包動作を制御する機能を有する。また、印刷制御手段110は、後に詳述するPC端末106から受信したプリントデータPDを所定のタイミングで印刷手段70に送信することにより、印刷手段70を作動させ分包紙Pへの印刷を実行させるためのものである。
 フィーダ情報記憶手段112は、薬剤払出手段30を構成する各フィーダ供給部36を特定する情報(以下、「フィーダ特定情報」FDとも称す)や、各フィーダ式供給部36とこれに準備されている薬剤の種類を特定する情報とを関連づけたデータベース(以下、「薬剤特定データベース」DBとも称す)を構築し、記録しておくことが可能である。フィーダ特定情報FDは、各フィーダ供給部36の取付位置を示すアドレス情報や、各フィーダ供給部36に固有のID番号などによって構成することができる。本実施形態では、フィーダ特定情報FDとして、前述した各フィーダ供給部36の取付位置を示すアドレス情報が採用されている。薬剤特定データベースDBは、各フィーダ供給部36のアドレス情報(フィーダ特定情報FD)と、収容されている薬剤の種類を特定する情報とを関連づけた情報により構築されている。そのため、薬剤特定データベースDBを参照することにより、アドレス番号N番(N=自然数)のフィーダ供給部36に、A薬剤(A=薬剤の種類)が準備されているということを把握することができる。
 入力デバイス104は、タッチパネル式の入力装置や、従来公知のキーボード、マウス、ボタンなどによって構成することができる。本実施形態では、入力デバイス104として、タッチパネル式の入力装置が採用されている。入力デバイス104は、各フィーダ式供給部36に薬剤を充填する際に、充填される薬剤の製造履歴に関する情報(以下、「製造履歴情報」MCとも称す)や、薬剤の充填数など、薬剤をフィーダ式供給部36に充填する度に流動的に変化する情報を入力するために使用される。製造履歴情報MCは、例えば薬剤のロット番号や、薬剤の製造年月日、薬剤の使用期限などから選ばれる一又は複数の情報により構成することが可能である。本実施形態では、製造履歴情報MCとして薬剤のロット番号が採用されている。入力デバイス104を介して入力された製造履歴情報MCや薬剤の充填数などの情報は、制御部102を経由してPC端末106に伝達され、PC端末106に準備されたハードディスクドライブなどによって構成された記憶デバイスに記録される。
 PC端末106は、従来公知のパーソナルコンピュータなどによって構成されており、必要に応じて図示しないホスト端末などに接続することも可能とされている。PC端末106は、上述した製造履歴情報MCや薬剤の充填数などの情報を記録する機能に加え、処方データの入力端末としての機能も備えている。具体的には、PC端末106は、オペレータの操作により直接処方データを入力することが可能である。また、PC端末106に対してホスト端末(図示せず)などの外部装置が接続されている場合は、外部装置側から処方データを入力することが可能である。
 制御手段100は、上述したような構成とされており、分包制御手段108による制御の下で薬剤の包装を行うと共に、フィーダ情報記憶手段112にアクセスすることにより駆動中の薬剤フィーダ46から払い出されている薬剤の種類を確認し、この薬剤についての製造履歴情報MCをPC端末106の記憶デバイスから読み出して確認することができる。すなわち、本実施形態では、制御手段100が、製造履歴情報MCを特定するための製造履歴特定手段としての機能を発揮する。
 続いて、本実施形態の薬剤包装装置10の動作について、図8~図10に示すフローチャートを参照しつつ詳細に説明する。薬剤包装装置10は、先ずステップ1-1において制御手段100のPC端末106に処方データが入力されているか、いないかを確認する。ここで処方データが入力されていることが確認されると、制御フローがステップ1-2に進み、制御部102においてフィーダ情報記憶手段112が参照され、処方すべき薬剤が収容されている薬剤フィーダ46(以下、「選択フィーダ」46とも称す)が決定されるとともに、この薬剤フィーダ46に対して制御部102から動作指令信号が発信される。また、ステップ1-2では、後述するステップ1-5において分包紙Pに印刷を施すために用いるプリントデータPDが生成される。
 ステップ1-2において動作指令信号に基づき選択フィーダ46が駆動を開始すると、薬剤が払い出される。この際、駆動している選択フィーダ46に設けられた薬剤排出センサ46aから発信される薬剤の検知信号が制御部102において受信され、この検知信号に基づいて薬剤の払出数が計数される(ステップ1-3)。また、ステップ1-4において、選択フィーダ46における薬剤の払い出しが完了したか否かが確認される。具体的には、ステップ1-3において計数された薬剤の払出数と、ステップ1-1において受信された処方データにおいて指定されている払出数とを比較することにより、薬剤の払い出しが完了したか否かが確認される。ステップ1-4において薬剤の払い出しが未完了であると判断された場合は、制御フローがステップ1-2に戻され、引き続き薬剤の払い出し動作が継続される。一方、ステップ1-4において薬剤の払い出し動作が完了したものと判断された場合は、制御フローがステップ1-6に進行し、区画形成体52が一区画分だけ正方向に回転される。その後、制御フローは、ステップ1-6に進行する。
 ステップ1-6では、上述したステップ1-2において生成されPC端末106から発信されたプリントデータPDが、制御部102を経由して印刷手段70に伝達され、分包紙Pに印刷が施される。この際、分包紙Pには、患者名や薬剤の服用時期などの情報に加え、上述したステップ1-2からステップ1-4に至るフローにおいて払い出された薬剤の名称や、数量、製造履歴情報MCなどの情報が印刷される。具体的には、薬剤の名称がAであり、製造履歴情報MCがロットナンバー#01である場合は、図6に示すように印刷される。その他、薬剤の個数や、患者名等、適宜印刷することも可能である。
 ステップ1-6において印刷が完了すると、制御フローがステップ1-7に進み、ステップ1-2からステップ1-4のフローにおいて準備された薬剤が分包紙Pに包装される(図6(b)参照)。その後、制御フローはステップ1-8に進み、次に包装すべき薬剤の存否が確認される。次に包装すべき薬剤が存在する場合は、制御フローがステップ1-2に戻され、引き続き薬剤の包装動作が継続される。一方、次に包装すべき薬剤が存在しない場合は、上述した一連の制御フローが完了する。
 一方、上述したステップ1-4において選択フィーダ46から包装に必要な薬剤の払い出しが完了していないものと判断された場合は、制御フローがステップ1-9に進められる。ステップ1-9では、ステップ1-4において払い出しが完了していないと判断された理由が、選択フィーダ46における薬剤の欠品によるものであるのか、あるいは単に薬剤の払い出しが完了していないためであるのかが確認される。具体的には、一回服用分として定められた数量の薬剤の排出が完了していないにもかかわらず、薬剤排出センサ46aにより薬剤が検知されない状態が所定期間にわたって継続している場合は、薬剤が欠品したものと判断される。ここで、薬剤の払い出しが未完了である、すなわち薬剤の払い出し中であると判断された場合は、制御フローがステップ1-2に戻され、必要量の薬剤の払い出しが完了するまで、薬剤フィーダの動作が継続される。
 これに対し、ステップ1-4において払い出しが完了していないと判断された理由が選択フィーダ46における薬剤の欠品によるものである場合は、制御フローがステップ1-10に進められ、分割包装動作が実施される。具体的には、制御フローがステップ1-10に進むと、図9及び図10に示すサブルーチンによる制御が開始される。図9に示すサブルーチンでは、先ずステップ2-1において払い出すべき薬剤を払い出し可能な薬剤フィーダ46(以下、「代替フィーダ」46とも称す)が存在するか否かが確認される。ここで、代替フィーダ46が存在する場合は、制御フローがステップ2-2に進み、存在しない場合は後に詳述するステップ3-1に進む。
 制御フローがステップ2-2に進行すると、図11(b)の分包袋V1に印刷されているように、患者名や薬剤の服用時期などの情報に加え、既に選択フィーダ46から払い出されている薬剤(先払出分の薬剤)の名称や数量、製造履歴情報MCなどの情報が印刷される。具体的には、制御フローがステップ2-1以降のフローに進行した場合は、図11(b)に示すように先払出分の薬剤と、先払出分では不足する分の薬剤(後払出分の薬剤)とが別の分包袋V1,V2に包装されることになる。そのため、制御フローがステップ2-2に進んだ場合は、これよりも前のタイミングにおいて印刷制御手段110により作成されていたプリントデータPDが破棄され、分包袋V1,V2に収容される薬剤の名称や数量、製造履歴情報MCなどの情報を反映したプリントデータが作成される。ステップ2-2では、印刷制御手段110により再作成されたプリントデータPDに基づき、分包袋V1に包装される先払出分の薬剤についての情報が印刷される。
 また、ステップ2-3では、制御部102からの制御指令信号により、区画形成体52が区画52aの1つ分だけ正方向に回転する。これにより、選択フィーダ46から払い出された薬剤が入っている区画52aが区画形成体52の周方向に移動し、次の区画52aに薬剤を投入可能な状態になる。すなわち、ステップ2-3において区画形成体52が回転することにより、選択フィーダ46から払い出された薬剤と、以後の制御フローにおいて払い出される薬剤とを別々の区画52aに収容することが可能となる。
 具体的には、一回服用分(一単位)として包装する薬剤の製造履歴情報MCが同一である場合は、図12(a)に示すように区画形成体52の区画52a(図中では番号1で示された区画52a)に纏めて投入される。これに対して、図12(a)に示すように同種の薬剤を複数含むものを一回服用分として包装する場合に、薬剤の欠品が発生したときは、図12(b)のように先払出分の薬剤が区画52a(図中では番号2で示された区画52a)に投入された後、図中に矢印で示すように区画形成体52が区画52aの一つ分だけ正方向に回転される(図12(c)参照)。これにより、先払出分の薬剤と、以降のステップにおいて払い出される製造履歴情報MCの異なる薬剤とが、単一の区画52a内において混在してしまうのが防止される(図12(d)参照)。
 ステップ2-3において区画形成体52の回転が完了すると、制御フローがステップ2-4に進み、代替フィーダ46が決定されるとともに、この代替フィーダ46に対して制御部102から動作指令信号が発信される。これにより、選択フィーダ46からの薬剤の払い出し動作において不足していた分の薬剤が代替フィーダ46から払い出すことができる。代替フィーダ46から払い出された薬剤は、図12(c),(d)に示すように、先払出分の薬剤とは別の区画52a(図中では番号3で示された区画52a)に投入される。また、ステップ2-4において代替フィーダ46が駆動すると、制御フローがステップ2-5に進み、代替フィーダ46に設けられている薬剤排出センサ46aから発信される検知信号に基づき制御部102において薬剤の払出数が計数される。
 ここで、上述したステップ1-2において生成されていたプリントデータPDは、通常包装(ステップ1-7)を行うことを前提として作成されたものであるため、分割包装を行う場合は、これに対応した印刷を行うべくプリントデータPDを作成しなおす必要がある。そこで、ステップ2-4において代替フィーダ46が決定されるのと並行して、ステップ1-2において生成されていたプリントデータPDの消去及び再作成が行われる。
 ステップ2-5における結果、ステップ2-6において薬剤の払い出しが完了していないと判断された場合は、制御フローがステップ2-10に進められ、薬剤の払い出しが完了していない理由が代替フィーダ46における薬剤の欠品によるものであるのか、あるいは薬剤の払い出しの途中であるためであるのかが確認される。具体的には、上述したステップ1-9の場合と同様に、一回服用分の薬剤の排出が完了していないにもかかわらず、薬剤排出センサ46aにより薬剤が検知されない状態が所定期間にわたって継続している場合は、薬剤が欠品したものと判断される。ここで、薬剤の払い出しの途中であると判断された場合は、制御フローがステップ2-4に戻され、引き続き代替フィーダ46における薬剤の払い出しが継続される。一方、代替フィーダ46における薬剤の欠品が原因であると判断された場合は、制御フローがステップ2-1に戻される。この際、代替フィーダ46に代替する他の薬剤フィーダ46が存在する場合は、上述したのと同様にステップ2-2移行の制御フローが実行される。一方、代替フィーダ46に代替するものがないと判断された場合は、制御フローがステップ3-1に進められる。
 一方、ステップ2-6において代替フィーダ46における薬剤の払い出しが完了したことが確認された場合は、制御フローがステップ2-7に進められる。ステップ2-7では、図11(b)において分包袋V2に印刷されているように、患者名や薬剤の服用時期などの情報に加え、代替フィーダ46から払い出された薬剤(後払出分の薬剤)の名称や、製造履歴情報MCなどの情報が印刷される。具体的には、図11(b)に示す例では、代替フィーダ46から払い出された薬剤Aの製造履歴情報MCに相当するロットナンバーが#02であるため、薬剤Aの名称と、ロットナンバー#02が分包袋V2に印刷される。
 その後、制御フローがステップ2-8に進むと、先ず選択フィーダ46から払い出された薬剤が、ステップ2-2において印刷が施された分包紙P(分包袋V)に包装される。具体的には、図11(b)に示す例では、選択フィーダ46から払い出されたロットナンバー#01の薬剤Aが分包袋V1に包装される。また、ステップ2-8における薬剤の包装が完了すると、制御フローがステップ2-9に進み、代替フィーダ46から払い出された薬剤が、ステップ2-7において印刷が施された分包紙P(分包袋V)に包装される。具体的には、図11(b)に示す例では、代替フィーダ46から払い出されたロットナンバー#02の薬剤Aが分包袋V1に連続して形成された分包袋V2に包装される。これにより、選択フィーダ46から払い出された薬剤と、代替フィーダ46から払い出された薬剤が、それぞれ別の分包紙P(分包袋V)に包装された状態になる。
 上述したステップ2-1において代替フィーダ46が存在しないと判断された場合は、制御フローがステップ3-1に進む。ステップ3-1では、先ず患者名や薬剤の服用時期などの情報に加え、既に払い出されている薬剤(先払出分の薬剤)の名称や、製造履歴情報MCなどの情報が印刷される。その後、制御フローはステップ3-2に移行し、制御部102からの制御指令信号に基づいて区画形成体52が区画52aの1つ分だけ正方向に回転する。これにより、上述したステップ2-3の場合と同様に、既に払い出された薬剤が入っている区画52aが、収集ホッパー42から薬剤を受け入れ可能な位置から区画形成体52の周方向に移動し、以後の制御フローにおいて収集ホッパー42から払い出される薬剤を別の区画52aに投入可能な状態とされる。
 上記したステップ3-2において区画形成体52が回転すると、制御フローがステップ3-3に移行する。ステップ3-3において、タッチパネルなどの入力デバイス104を用いて選択フィーダ46に充填した薬剤の製造履歴情報MCや、薬剤の充填数などがPC端末106に入力されるなどして選択フィーダ46への薬剤の充填作業が完了した状態になると、制御フローがステップ3-4に進み、選択フィーダ46が決定され、駆動を再開する。また、選択フィーダ46の決定や駆動再開と並行して、上述したステップ1-2において生成されていたプリントデータPDが消去され、新たにプリントデータPDが作成される。
 ステップ3-4において選択フィーダ46の駆動が再開されると、制御フローがステップ3-5に進む。ステップ3-5においては、選択フィーダ46から払い出された薬剤の払出数が計数される。これによりステップ3-3において選択フィーダ46に薬剤が充填されるよりも前の段階において払出数が不足していた分の薬剤が、ステップ3-4において選択フィーダ46が作動し始めた後に払い出されたことが確認されると、制御フローがステップ3-6からステップ3-7に移行する。
 これに対し、ステップ3-6において薬剤の払い出しが確認されていない場合は、制御フローがステップ3-10に進められる。ステップ3-10では、未だ薬剤の払い出しが完了していない理由が、薬剤の払い出し中であるためなのか、選択フィーダ46において再び薬剤の欠品が発生したからなのかが確認される。具体的には、上述したステップ1-9やステップ2-10の場合と同様に、一回服用分の薬剤の排出が完了していないにもかかわらず、薬剤排出センサ46aにより薬剤が検知されない状態が所定期間にわたって継続している場合は、薬剤が欠品したものと判断される。ここで、選択フィーダ46における薬剤の欠品によるものであると判断された場合は、制御フローが上述したステップ2-2に進められる。一方、選択フィーダ46における薬剤の払い出し中であると判断された場合は、制御フローがステップ3-4に戻される。
 上述したようにしてステップ3-6において薬剤の払い出しが完了したことが確認されると、制御フローがステップ3-7に進み、患者名や薬剤の服用時期などの情報に加え、選択フィーダ46への薬剤の充填後に払い出された薬剤(後払出分の薬剤)についての名称や、製造履歴情報MCなどの情報が印刷される(図11参照)。その後、制御フローがステップ3-8に進むと、選択フィーダ46に対して薬剤を充填する前に払い出されていた薬剤(先払出分の薬剤)が、ステップ3-1において印刷が施された分包紙P(分包袋V)に包装される。また、ステップ3-8における薬剤の包装が完了すると、制御フローがステップ3-9に進み、空になった選択フィーダ46に対して薬剤を補充した後に払い出された薬剤(後払出分の薬剤)が、ステップ3-7において印刷が施された分包紙P(分包袋V)に包装される。これにより、選択フィーダ46から払い出された薬剤と、代替フィーダ46から払い出された薬剤が、それぞれ別の分包紙P(分包袋V)に包装された状態になる。すなわち、処方データにおいて1単位として包装するように指示されていた薬剤が、その製造履歴情報MC毎に異なる分包袋Vに包装された状態になる。
 上述したように、本実施形態の薬剤包装装置10では、制御手段100により、薬剤フィーダ46から払い出される薬剤の製造履歴に基づく製造履歴情報MCを特定することが可能とされており、同種の薬剤であって製造履歴情報MCが相違する薬剤が薬剤フィーダ46から払い出される場合に、一回服用分に該当する薬剤が製造履歴情報MC毎に分けて包装される。具体的には、上述した薬剤包装装置10では、一回服用分として包装する薬剤、具体的には通常であれば一包に纏めて包装され、一回に纏めて服用すべき薬剤として同種の薬剤が複数含まれている場合に、纏めて包装すると製造履歴情報MCの相違するものが混在してしまうことになるため、製造履歴情報MC毎に分けて薬剤が包装される。また、薬剤包装装置10では、制御手段100により特定された薬剤の製造履歴情報MCが印刷手段により分包紙P(分包袋V)に印刷される。そのため、薬剤包装装置10では、仮に製造履歴情報MCの相違する薬剤が包装用に払い出されることがあったとしても、分包袋Vに印刷された製造履歴情報MCを参照することにより、薬剤と製造履歴情報MCとの対応関係を容易かつ正確に把握することが可能となる。
 また、本実施形態の薬剤包装装置10では、区画形成体52の各区画52aに薬剤が投入された後に、各区画52aに実際に投入された薬剤についての情報が分包紙Pに印刷される。そのため、薬剤包装装置10では、包装すべき薬剤が区画Xに投入されていることを条件として分包紙Pに印刷が施されることとなり、包装すべき薬剤がきちんと投入されているか否かを容易に監査できる。また、薬剤包装装置10では、区画形成体52をなす各区画52aに対する薬剤の供給不良があった場合に分包紙Pへの印刷がなされない。そのため、薬剤の供給不良があった場合に、分包紙P等の無駄が発生するのを防止することができる。
 上記実施形態では、製造履歴情報MCとして薬剤の製造ロット番号が用いられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、製造年月日や使用期限なども製造履歴情報MCとして採用することが可能である。また、製造履歴情報MCは、製造ロット番号や、製造年月日、使用期限などの情報を複合的に組み合わせたものであってもよい。さらに、製造履歴情報MCは、文字情報に限定されるものではなく、例えばバーコードなどによって構成することも可能である。
 本実施形態において説明した図11に示す例では、薬剤Aのみが包装される例を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図13や図14に示す例のように他の種類の薬剤(図示の例では薬剤B)も一緒に包装されるものであってもよい。この場合、図13及び図14に示すように、欠品が発生していない薬剤Aおよび欠品が発生する前に払い出された薬剤B(先払出分の薬剤)が纏めて分包袋V1に包装されると共に、欠品した後に払い出された薬剤(後払出分)が分包袋V2に包装される。これにより、製造履歴情報MCの対応関係が明確となるように薬剤A,Bを包装することが可能となる。
 また、上述したように一回服用分として包装される薬剤を製造履歴情報MC毎に分類し、2以上の包(小口)に分けて包装する場合は、図15に示すように小口数を判明しやすくするよう、分包紙Vに印刷を施すことが望ましい。具体的には、一回服用分として包装されるべき薬剤を2小口(2包)に分けて包装する場合は、図15に示すように各分包袋Vに1/2,2/2などの印刷を施し、一回服用分の薬剤が複数の分包袋Vに分割包装されていることを注意喚起することが望ましい。このような印刷を施しておくことにより、一回に纏めて服用すべき薬剤が複数の包(小口)に分けて包装されていることが瞬時に判別可能となり、より一層利便性を向上させることが可能となる。
  10   薬剤包装装置
  30   薬剤払出手段
  50   薬剤準備手段
  52   区画形成体
  52a  区画
  70   印刷手段
  80   包装手段
 100   制御手段(製造履歴特定手段)
 102   制御部
 108   分包制御手段
 110   印刷制御手段
   P   分包紙
   V   分包袋
  MC   製造履歴情報

Claims (8)

  1.  薬剤を払い出し可能な薬剤払出手段と、
     前記薬剤払出手段によって払い出された薬剤を受け入れ、所定のタイミングで払い出し可能な薬剤準備手段と、
     前記薬剤準備手段から払い出された薬剤を分包紙によって包装可能な包装手段と、
     処方データにあわせて薬剤の払い出しから包装に至る動作を制御すると共に、前記薬剤払出手段から払い出される薬剤の製造履歴情報を特定可能な制御手段と、
     薬剤を包装するために用いられる分包紙を供給可能な分包紙供給手段と、
     前記分包紙供給手段から前記包装手段に向けて供給される前記分包紙に前記製造履歴情報を印刷可能な印刷手段とを有し、
     一回服用分として包装する薬剤として前記薬剤払出手段から払い出される薬剤に、同種の薬剤であって製造履歴情報の相違するものが含まれる場合に、製造履歴情報毎に異なる包に分けて包装されることを特徴とする薬剤包装装置。
  2.  薬剤を払い出し可能な薬剤払出手段と、
     前記薬剤払出手段によって払い出された薬剤を受け入れ、所定のタイミングで払い出し可能な薬剤準備手段と、
     薬剤を包装するために用いられる分包紙を供給可能な分包紙供給手段と、
     前記薬剤準備手段から払い出された薬剤を前記分包紙供給手段から供給された分包紙によって包装可能な包装手段と、
     前記分包紙供給手段から前記包装手段に向けて供給される前記分包紙に、前記薬剤払出手段から払い出される薬剤の製造履歴情報印刷可能な印刷手段と、
     処方データにあわせて薬剤の払い出しから包装に至る動作を制御可能な制御手段とを有し、
     前記薬剤払出手段が、薬剤の収容及び払出が可能な薬剤フィーダを複数備えたものであり、
     前記制御手段が、前記薬剤フィーダに収容されている薬剤の製造履歴情報を格納する記憶部を有し、前記記憶部を参照することにより製造履歴情報を特定することが可能なものであり、
     前記複数の薬剤フィーダから包装対象である薬剤が収容されているものを選択フィーダとして特定し、薬剤を払い出させる工程と、
     前記選択フィーダから払い出された薬剤の実払出数と、前記処方データに基づいて指定された薬剤の指定払出数とが比較される工程と、
     前記実払出数が前記指定払出数よりも少ない場合に、前記選択フィーダにおいて薬剤の欠品が発生したものと判断される工程と、
     前記選択フィーダにおいて欠品が発生したと判断された場合に、前記複数の薬剤フィーダから前記包装対象である薬剤が収容されている代替フィーダが存在するか否かが確認される工程と、
     前記代替フィーダが存在する場合、前記選択フィーダからの薬剤の払い出し動作において不足していた分の薬剤が前記代替フィーダから払い出される工程と、
     前記代替フィーダからの薬剤の払出が完了したことが確認されれば、一回服用分として包装する薬剤を製造履歴情報毎に異なる包に分けて包装する分割包装が実施される分割包装工程とを有することを特徴とする薬剤包装装置。
  3.  薬剤を払い出し可能な薬剤払出手段と、
     前記薬剤払出手段によって払い出された薬剤を受け入れ、所定のタイミングで払い出し可能な薬剤準備手段と、
     薬剤を包装するために用いられる分包紙を供給可能な分包紙供給手段と、
     前記薬剤準備手段から払い出された薬剤を前記分包紙供給手段から供給された分包紙によって包装可能な包装手段と、
     前記分包紙供給手段から前記包装手段に向けて供給される前記分包紙に、前記薬剤払出手段から払い出される薬剤の製造履歴情報印刷可能な印刷手段と、
     処方データにあわせて薬剤の払い出しから包装に至る動作を制御可能な制御手段とを有し、
     前記薬剤払出手段が、薬剤の収容及び払出が可能な薬剤フィーダを複数備えたものであり、前記制御手段が、前記薬剤フィーダに収容されている薬剤の製造履歴情報を格納する記憶部を有し、前記記憶部を参照することにより製造履歴情報を特定することが可能なものであり、
     前記記憶部に前記製造履歴情報を入力可能な入力デバイスをさらに備え、
     前記複数の薬剤フィーダから包装対象である薬剤が収容されているものを特定し、薬剤を払い出させる工程と、
     前記薬剤フィーダから払い出された薬剤の実払出数と、前記処方データに基づいて指定された薬剤の指定払出数とが比較される工程と、
     前記実払出数が前記指定払出数よりも少ない場合に、前記薬剤フィーダにおいて薬剤の欠品が発生したものと判断される工程と、
     前記薬剤フィーダにおいて欠品が発生したと判断された場合に、前記薬剤フィーダへ前記包装対象である薬剤が充填されるとともに、前記記憶部に充填対象の薬剤の製造履歴情報を前記入力デバイスから入力されると、前記薬剤フィーダに薬剤が充填されるよりも前の段階において不足していた分の薬剤が前記薬剤フィーダから払い出される工程と、
     前記不足していた分の薬剤の払出が完了したことが確認されれば、一回服用分として包装する薬剤を前記製造履歴情報と、前記充填された薬剤の製造履歴情報とで異なる包に分けて包装する分割包装が実施される分割包装工程とを有することを特徴とする薬剤包装装置。
  4.  前記印刷手段が、制御手段から発信されたプリントデータに基づいて分包紙に製造履歴情報を含む所定の情報を印刷可能なものであり、
     分割包装が実施される場合に、一回服用分として包装される薬剤のうち、欠品が発生するまでに払い出された先払出分の薬剤に関するプリントデータと、欠品の発生後に払い出された後払出分の薬剤に関するプリントデータとが前記制御手段から発信されることを特徴とする請求項2または3に記載の薬剤包装装置。
  5.  前記印刷手段が、前記包装手段に対して前記分包紙の供給方向上流側に配されており、
     前記薬剤払出手段から薬剤が払い出されたタイミング以降において、払い出された薬剤に関する情報が前記印刷手段により印刷されることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の薬剤包装装置。
  6.  前記印刷手段が、前記包装手段に対して前記分包紙供給手段により供給される分包紙の流れ方向上流側に配されており、
     前記薬剤準備手段は、回動可能な区画形成体と、薬剤を前記薬剤準備手段から払い出すための開口と、前記薬剤払出手段から払い出された薬剤を投入するための孔とを有するものであり、
     前記区画形成体が、薬剤を1包分ずつ溜め置くことが可能な区画を周方向に複数備えており、
     前記区画形成体が回転し前記各区画が前記孔に対応する位置に到来することにより、前記孔を介して当該区画内に薬剤を投入することが可能であり、
     前記区画形成体が回転し前記各区画が前記開口に相当する位置に到来することにより、当該区画内にある薬剤が払い出されるものであり、
     前記開口よりも前記区画形成体の回転方向上流側の位置に前記孔が設けられていることを特徴とする請求項1から5に記載の薬剤払出装置。
  7.  前記印刷手段と前記包装手段との間において分包紙が通過する経路の長さが、1包分の薬剤を分包するのに要する分包紙の長さのn倍であり、
     前記開口よりも前記区画形成体の回転方向にn区画以上上流側の位置に前記孔が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の薬剤払出装置。
  8.  前記製造履歴情報が、薬剤の製造ロット番号、製造年月日、使用期限のうち、少なくともいずれか一つを含む情報によって構成されていることを特徴とする請求項1~7のいずれかに記載の薬剤包装装置。
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