WO2005006614A1

WO2005006614A1 - 情報提供方法

Info

Publication number: WO2005006614A1
Application number: PCT/JP2004/007045
Authority: WO
Inventors: Shinsuke Yamashita; Jun Moriya
Original assignee: Sony Corporation
Priority date: 2003-07-14
Filing date: 2004-05-18
Publication date: 2005-01-20
Also published as: JPWO2005006614A1; JP4386035B2; US20060084376A1; US7440726B2; KR20060052650A

Abstract

ユーザに対して、受信している放送信号の発信元である放送局の名称を、簡易に知らせる。　ラジオ受信機（２）は、受信しているＦＭ放送信号の周波数に対応する周波数データと、使用されている地域に対応する地域データとを、インターネット（５）を介して、情報提供サーバ（３）に対して送信する。情報提供サーバ（３）では、送信された周波数データと地域データとに基づいて、ラジオ受信機（２）によって受信されている放送信号の送信元となる放送局を特定し、特定した放送局に対応する文字列データとコールサインとを、ラジオ受信機（２）に対して送信する。ラジオ受信機（２）は、受信した文字列データに基づいて、表示部にラジオ局の名称を表示する。

Description

明細書情報提供方法技術分野本発明は、ネットワーク網を介して、例えばラジオ受信機やテレビジョンなどの放送受信装置と、放送受信装置に対して情報を送信するサーバとが接続しているシステムに適用して好適な情報提供システム、情報提供方法に関する。また、本発明は、ネットワーク網を介して接続されるサーバから情報を受信する放送受信装置、及びこの放送受信装置に適用して好適な放送受信方法に関する。また、本発明は、ネットワーク網を介して放送受信装置に対して情報を送信可能であり、放送受信装置が受信している放送信号の送信元となる放送局の名称を特定して通知する放送局通知サーバ、及びこの放送局通知サーバに適用して好適な放送局特定方法に関する。

本出願は、日本国において 200 3年 7月 14日に出願された日本特許出願番号 2 00 3— 2 7430 2、日本国において 20 0 3年 9月 4日に出願された日本特許出願番号 20 0 3— 3 1 3 1 6 7及び日本国において 200 3年 1 0月 1 0日に出願された日本特許出願番号 2003 - 3 5 28 9 7を基礎として優先権を主張するものであり、これらの出願は参照することにより、本出願に援用される。背景技術所謂セットォ一ディォゃ単品コンポなどのオーディォステレオ再生システムや, ポータブルオーディォ、自動車に取りつけられたオーディォなどに備えられているラジオ受信機では、ラジオ局から送信される放送信号を受信して復調することにより、ユーザが楽曲などの番組を聴取することができる。ラジオ受信機では、ユーザによって、受信する放送信号の周波数が選択される。ユーザは、受信する放送信号の周波数を選択することにより、所望のラジオ局によって提供される番組を聴取することが可能となる。

一方、各ラジオ局では、インタ一ネット上で各局固有の情報を公開しており、視聴者に対して、例えば放送信号の送信と同時に、例えばラジオ受信機で聴取される楽曲の名称や演奏者名、放送されている楽曲が記録されている CDの名称や番号など、聴取される番組の関連情報を提供している。

そこで、本願出願人等は、インターネット機能を備えるオーディオステレオ再生システムを提供している (例えば、非特許文献 1参照。）。このオーディオステレオ再生システムによれば、ユーザが番組を聴取しながら番組の関連情報を得ることを、 1台の電子機器で実現することが可能となる。

非特許文献 1 ：ソニー株式会社、 "bitplay Style" 、 [online], [平成 1 5年 6 月 2 6 日検索 ] 、インタ一ネット、 < U R L : http://www. sony. j /products/bi tplay/bi t lay_style/>

ところで、各ラジオ局から送信される放送信号は、受信可能な地域が限定されるために、離れた地域に位置する複数のラジオ局は、同じ周波数の電波を使用して異なる情報を送信することができる。例えば、 80. 0MHzを使用している放送局は、首都圏と北東北地方とで異つている。

したがって、ラジオ受信機では、受信中の放送信号の周波数は特定できるものの、受信中の放送信号の送信元となるラジオ局は特定できない。また、ユーザは、受信中の放送信号の送信元となるラジオ局を認識するために、例えば受信している放送信号の周波数とラジオ局の名称とを地域毎に示したテーブルを入手して参照するなど、煩雑な作業を必要とする。

また、ユーザは、受信している放送信号の関連情報を得るときにも、ラジオ受信機を使用している地域と受信している放送信号の周波数とから、受信している放送信号の送信元となるラジオ局を認識した後に、ラジオ局や番組などのホームページにアクセスする必要がある。この作業は、ィン夕一ネット機能を備えるォ —ディォステレオ再生システムでも行う必要がある。すなわち、ユーザは、受信している放送信号の関連情報を、ホームページから得るときにも、煩雑な作業を必要とする。このような煩雑な作業を回避するために、地域毎に周波数とラジオ局の名称とが対応して記憶された記憶部を搭載したラジォ受信機が提案されている。このラジォ受信機では、記憶部に記憶されたデータに基づいて、ラジオ受信機が使用されている地域と、受信している放送信号の周波数とから、ラジオ局を特定し、表示部に表示することが可能となる。

しかしながら、ラジオ受信機が受信する放送信号は、ラジオ受信機が使用されている地域とともに、例えば周囲にある建物など、ラジオ受信機が使用されている環境にも影響される。

例えば、図 1に示すように、第 1の電波放送基地局 1 0 0と、第 2の電波放送基地局 1 0 1とが所定の距離をおいて設置されているときには、第 1の電波放送基地局 1 0 0から放送される放送信号を受信可能な地域 Aと第 2の電波放送基地局 1 0 1から放送される放送信号を受信可能な地域 Bとが重複する場合が生じる ₍ すなわち、地域 Aと地域 Bとが重複している領域で使用されているラジォ受信機は、第 1の電波放送基地局 1 0 0から送信された放送信号と、第 2の電波放送基地局 1 0 1から送信された放送信号との両方を受信することができる。

また、図 2に示すように、地域 Bに入るものの地域 Aとの境界に近く、且つ、第 2の電波放送基地局 1 0 1側に高い建造物が建設されている場所でラジオ受信機を使用すると、ラジオ受信機は、第 2の電波放送基地局 1 0 1から放送された放送信号を受信することが不可能となり、第 1の電波放送基地局 1 0 0から放送された放送信号を受信することが可能となる。

さらに、図 3に示すように、ラジオ受信機のユーザが有線放送に加入しているときには、有線放送局で第 2の電波放送基地局 1 0 1などから送信された放送信号を一括して受信し、有線にて周波数を変換して送信している。すなわち、ラジォ受信機によって受信される放送信号の周波数は、第 1及び第 2の電波放送基地局 1 0 0 , 1 0 1などから送信される周波数とは異なるものとなる。

以上説明したように、使用されている環境の影響により、ラジオ受信機は、記憶部に記憶されていない周波数の放送信号を受信する場合が生じる。この場合には、ラジオ受信機は、記憶部に記憶されているデータに基づいて、受信している放送信号の送信元となるラジオ局を特定することが不可能となる。また、記憶部に記憶されているデータは変更することが困難であるために、例えば、ラジオ局が新しく開設されたときや閉鎖したなどに、新しい情報を記憶させることが困難となる。

したがって、地域毎に周波数とラジオ局の名称とが対応して記憶された記憶部を搭載したラジオ受信機では、受信している放送信号の送信元となるラジオ局を特定するときの精度が不十分なものとなる。発明の開示本発明は、以上説明した従来の実情を鑑みて提案されたものであり、ユーザが、放送受信装置によって受信されている放送信号の送信元の放送局を、簡易に認識することが可能な情報提供システム及び情報提供方法を提供することを目的とする。また、受信している放送信号の送信元の放送局を、ユーザに対して簡易に認識させることが可能な放送受信装置及び情報受信方法を提供することを目的とする。また、放送受信装置で受信している放送信号の送信元の放送局を、簡易に精度良く特定して、放送受信装置に対して通知することが可能な放送局特定サーバ及び放送局特定方法を提供することを目的とする。

本発明に係る情報提供システムは、選択された周波数の放送信号を受信して復調する放送受信装置と、上記放送信号の送信元である放送局を特定する放送局特定サーバとが、ネットヮ一ク網を介して接続されている情報提供システムであつて、上記放送受信装置は、上記ネットワーク網を介してデータを送信するユーザ送信手段と、上記ネットワーク綱を介してデータを受信するユーザ受信手段とを備え、上記放送局特定サーバは、上記放送信号の周波数に対応する周波数データ、上記放送受信装置が使用されている地域に対応する地域データ、上記周波数データ及ぴ地域データによって特定される放送局に対応する放送局データを記憶する放送局特定サーバ記憶手段と、上記周波数デ一夕と上記地域データとに基づいて、上記放送局特定サーバ記憶手段に記憶されている放送局データを検索する放送局特定サーバ検索手段と、上記ネットワーク網を介してデータを受信する放送局特定サーバ受信手段と、上記ネットワーク網を介してデータを送信する放送局特定サーバ送信手段とを備え、上記ユーザ送信手段は、上記地域データと上記周波数データとを、上記放送局特定サーバに対して送信し、上記放送局特定サーバ受信手段は、上記ユーザ送信手段によって送信された上記地域データと上記放送受信装置によって受信されている放送信号の周波数に対応する周波数データとを受信し、上記放送局特定サーバ検索手段は、上記放送局特定サーバ受信手段によって受信された上記地域データと上記周波数データとに基づいて、上記放送局データを検索し、上記放送局特定サーバ送信手段は、上記放送局特定サーバ検索手段によって検索された上記放送局デ一夕を、上記放送受信装置に対して送信し、上記ユーザ受信手段は、上記放送局特定サーバ送信手段によって送信された上記放送局データを受信することを特徴とする。

また、本発明に係る放送受信装置は、選択された周波数の放送信号を受信して復調する放送受信装置において、ネットワーク網を介してデータを受信する受信手段と、上記ネットワーク網を介してデータを送信する送信手段とを備え、上記送信手段は、放送信号の送信元である放送局に対応する放送局データを特定する放送局特定サーバに対して、受信している上記放送信号の周波数に対応する周波数データと当該放送受信装置が使用されている地域に対応する地域データとを送信し、上記受信手段は、上記放送局特定サーバから送信された放送局データを受信することを特徴とする。

また、本発明に係る放送局特定サーバは、放送局から送信される放送信号を受信して復調する放送受信装置とネットワーク網を介して接続されており、上記放送信号の周波数に対応する周波数データと、上記放送受信装置が使用されている地域に対応する地域データと、上記周波数データと上記地域データとによって特定される放送局に対応する放送局データとを記憶する記憶手段と、上記放送受信装置から送信された上記周波数データと上記地域データとを受信する受信手段と、上記受信手段によって受信された上記周波数データと上記地域データとに基づいて、上記記憶手段に記憶されている放送局データから、上記放送受信装置で受信されている放送信号の送信元となる放送局に対応する放送局データを検索する検索手段と、上記検索手段によって検索された上記放送局データを、上記情報受信装置に対して送信する送信手段とを備えることを特徴とする。また、本発明に係る情報提供方法は、選択された周波数の放送信号を受信して復調する放送受信装置と放送信号の発信元である放送局を特定する放送局特定サ —バとが、ネットワーク網を介して接続する第 1の接続ステップと、上記放送受信装置が、受信している放送信号の周波数に対応する周波数データと当該放送受信装置が使用されている地域に対応する地域データ.とを、上記放送局特定サーバに送信する第 1の送信ステップと、上記放送局特定サーバが、上記第 1の送信ステツプで送信された上記周波数データと上記地域データとを受信する第 1の受信ステップと、上記第 1の受信ステップで受信された上記周波数デー夕と上記地域データとに基づいて、上記放送受信装置によって受信されている上記放送信号の送信元となる放送局に対応する放送局データを検索する第 1の検索ステップと、上記第 1の検索ステップで検索された上記放送局データを、上記放送受信装置に対して送信する第 2の送信ステップとを備えることを特徴とする。

また、本発明に係る情報受信方法は、選択された周波数の放送信号を受信して復調する放送受信装置の情報受信方法において、ネットワーク網を介して、上記放送信号の発信元である放送局を特定する放送局特定サーバと接続する第 1の接続ステップと、上記放送局特定サーバに対して、上記ネットワーク網を介して、受信している放送信号の周波数に対応する周波数データと、当該放送受信装置が使用されている地域に対応する地域デ一夕とを送信する第 1の送信ステップと、上記放送局特定サーバから、受信中の放送信号の送信元である放送局に対応する放送局データを受信する第 1の受信ステップとを備えることを特徴とする。また、本発明に係る放送局特定方法は、選択された周波数の放送信号を受信して復調する放送受信装置とネットワーク網を介して接続している放送局特定サーバの放送局特定方法であり、上記放送受信装置から、上記放送受信装置で受信される放送信号の周波数に対応する周波数データと上記放送受信装置が使用されている地域に対応する地域データとを受信する受信ステツプと、上記受信ステツプで受信された上記周波数データと上記地域デ一夕に基づいて、上記放送受信装置で受信されている放送信号の送信元である放送局に対応する放送局データを検索する検索ステップと、上記検索ステップで検索された放送局データを、上記放送局受信装置に送信する送信ステップとを備えることを特徴とする。以上のような本発明に係る情報提供システム、放送受信装置、放送局特定サーバ、情報提供方法、情報受信方法及び放送局特定方法では、放送受信装置から送信された周波数データと地域データとを受信し、受信した地域データと周波数デ —夕とに基づいて、放送受信装置で受信されている放送信号の送信元である放送局の放送局データを検索し、検索された放送局データを放送受信装置に対して送信する。

したがって、以上のような本発明に係る情報提供システム、放送受信装置、放送局特定サーバ、情報提供方法、情報受信方法及び放送局特定方法では、放送受信装置によって受信されている放送信号の送信元となる放送局を特定することが可能となる。また、本発明では、放送受信装置のユーザに対して、放送受信装置によって受信されている放送信号の送信元となる放送局を知らせることが可能となる。

また、本発明に係る情報提供システムは、選択された周波数の放送信号を受信して復調する放送受信装置と、上記放送信号の送信元である放送局を特定する放送局特定サーバとが、ネットワーク網を介して接続されている情報提供システムであって、上記放送受信装置は、上記放送局の名称を入力する入力手段と、上記入力手段によって入力された上記放送局の名称を示す放送局名データを作成して、上記放送局名データ、受信中の放送信号の周波数を示す周波数データ、及び当該放送受信装置が使用されている地域を示す地域データを関連付けて、放送局特定デ一夕として送信する放送局特定データ送信手段とを備え、上記放送局特定サーバは、上記放送受信装置から送信された上記放送局特定データを記憶する記憶手段を備えることを特徴とする。

また、本発明に係る放送受信装置は、放送信号の送信元である放送局を特定する放送局特定サーバとネットワーク網を介して接続されており、選択された周波数の放送信号を受信して復調する放送受信装置であって、上記放送局の名称を入力する入力手段と、上記放送局名入力手段によって入力された上記放送局の名称を示す放送局名データを作成して、上記放送局名デ一夕、上記放送信号の周波数を示す周波数データ、及び当該放送受信装置が使用されている地域を示す地域デ —夕を関連付けて放送局特定データとして上記放送局特定サーバに対して送信する放送局特定データ送信手段とを備えることを特徴とする。

また、本発明に係る放送局特定サーバは、選択された周波数の放送信号を受信して復調する放送受信装置とネットワーク網を介して接続されており、上記放送信号の送信元である放送局を特定する放送局特定サーバであって、上記放送局の名称を示す放送局名データ、受信中の放送信号の周波数を示す周波数データ、及び上記放送受信装置が使用される地域を示す地域データを関連付けて放送局特定データとして記憶されている記憶手段を備え、上記放送受信装置から送信された上記放送局特定デ一夕を受信して、上記記憶手段に記録することを特徴とする。また、本発明に係る情報提供方法は、選択された周波数の放送信号を受信して復調する放送受信装置と、上記放送信号の送信元である放送局を特定する放送局特定サーバとが、ネットワーク網を介して接続されている情報提供システムの倩報提供方法であって、上記放送受信装置が、上記放送局の名称を入力する放送局名入力ステップと、上記放送受信装置が、上記放送局名入力ステップで入力された放送局の名称から放送局名データを作成する放送局名データ作成ステップと、上記放送局名データ作成ステップで作成した放送局名データ、上記放送信号の周波数を示す周波数データ、及び当該放送受信装置が使用されている地域を示す地域データを関連付けて、放送局特定データとして上記放送局特定サーバに送信する第 1の送信ステップと、上記放送局特定サーバが、上記第 1の送信ステップで上記放送受信装置から送信された上記放送局特定データを受信して、記憶手段に記録する記録ステップとを備えることを特徴とする。

以上のような本発明に係る情報提供システム、放送受信装置、情報提供方法及び放送局特定サーバでは、放送受信装置が、ユーザによって入力された放送局名から放送局名デ一夕を作成し、作成した放送局名データと、周波数データと、地域デ一夕とを関連付けて、放送局特定データとして放送局特定サーバに送信する。そして、放送局特定サーバは、放送受信装置から送信された放送局特定データを受信して、記憶手段に記録する。

したがって、本発明に係る情報提供システム、放送受信装置、情報提供方法及び放送局特定サーバによれば、放送局特定サーバに備えられた記憶手段に記憶されているラジオ局特定データの書き換えが可能であるために、放送受信装置が受信している放送信号の送信元となる放送局を精度良く特定することが可能となる _c したがって、ユーザに対してラジオ局名を簡易に且つ精度良く知らせることが可能となる。図面の簡単な説明図 1は、隣接する異なる地域に対して F M放送信号を送信する 2つの電波放送基地局から送信された F M放送信号の受信可能領域が、一部重複している状態を示す模式図である。

図 2は、ラジオ受信機が、使用されている領域に対して送信されている F M放送信号を受信せずに、隣接する領域に対して送信されている F M放送信号を受信する状態を示す模式図である。

図 3は、有線放送に加入している場合に、有線放送局が F M放送信号の周波数を変換して送信している状態を示す模式図である。

図 4は、本発明が適用された情報提供システムの構成を示す図である。

図 5は、上記情報提供システムを構成するラジオ受信機の構成を示す図である。図 6は、上記情報提供システムを構成する端末管理サーバに備えられたデ一夕ベースに記憶されている地域特定テーブルを示す図である。

図 7は、上記情報提供システムを構成する端末管理サーバに備えられたデータベースに記憶されているラジオ局特定テーブルである。

図 8は、上記情報提供システムにおけるラジオ受信機と情報提供サーバとの間での情報の送受信を説明するための図である。

図 9は、ラジオ局特定テ一プルに候補となるラジオ局が記録されているときに、ラジオ受信機と情報提供サーバとの間で行われる情報の送受信を説明するための図である。

図 1 0は、ラジオ局特定テーブルに候補となるラジオ局が記録されていないときに、ラジオ受信機と情報提供サーバとの間で行われる情報の送受信を説明するための図である。

図 1 1は、同情報提供システムを構成するラジオ局特定サーバに備えられたデ一夕ベースに記憶されているテーブルを示す図である。

図 1 2は、同情報提供システムで、ラジオ受信機が受信している FM放送信号の送信元を特定するときの動作を示すフローチャートである。

図 1 3は、同情報提供システムで、ラジオ局特定サーバのテーブルにラジオ局特定データを記録するときの動作を示すフローチャートである。

図 14 (A) 及び図 1 4 (B) はラジオ局特定データ R 1 1がテーブルに記録されている状態を示す模式図であり、図 14 (C) 及び図 14 (D) はラジオ局特定データ R 1 2がテーブルに記録されている状態を示す模式図である。

図 1 5 (A) は、ラジオ受信機 2から送信された周波数データ及び地域データに基づいてラジオ局特定データ R 1 2がラジオ受信機 2に送信された状態を示す模式図であり、図 1 5 (B) は、ラジオ局特定データ R 1 2の登録回数を増やした状態を示す模式図である。

図 1 6は、本発明を適用した情報提供システムに、 CD販売サーバ及びコンテンッ配信サーバを備えた構成を示す図である。

図 1 7は、 C D販売サーバによる C Dの販売又はコンテンツ配信サーバによるコンテンツの配信を行うときに、ラジオ受信機、情報提供サーバ、 CD販売サーバの間で行われる情報の送受信を説明するための図である。発明を実施するための最良の形態以下、本発明を適用した情報提供システムについて、図面を参照しながら詳細に説明する。

本発明を適用した情報提供システム 1は、図 4に示すように、ラジオ受信機 2 と、情報提供サーバ 3とが、インタ一ネット 5を介して接続されている。なお、インタ一ネット 5に接続されるラジオ受信機 2の数は、複数であっても良い。ラジオ受信機 2は、ラジオ局から送信された F M放送信号を受信して復調し、放音する。また、受信している FM放送信号の周波数を示す周波数データ、並びに、ラジオ受信機 2が使用されている地域を示す地域データを、情報提供サーバ 3に対して送信する。また、情報提供サーバ 3から、受信している FM放送信号の送信元であるラジオ局名に対応するラジオ局名デ一夕と周波数データと地域デ一夕とからなるラジオ局特定データと受信し、受信したラジオ局特定データに基づいてラジオ局の名称を表示する。また、情報提供サーバ 3から、受信している F M放送信号の関連情報に対応する関連情報データを受信し、受信した関連情報データに基づいて受信している F M放送信号の関連情報を表示する。また、受信している F M放送信号の送信元となるラジオ局の名称を入力してラジオ局名デー夕を作成し、作成したラジオ局名データと、受信している F M放送信号の周波数を示す周波数データと、ラジオ受信機 2が使用されている地域を示す地域デ一夕とを関連付けて、ラジオ局特定データとして、情報提供サーバ 3に送信する。情報提供サーバ 3は、ラジオ受信機 2に対して、ラジオ受信機 2が受信している F M放送信号の送信元であるラジオ局に対応するラジオ局データや、ラジオ受信機 2が受信している F M放送信号の関連情報に対応する関連情報データなどを送信する。また、情報提供サーバ 3は、ラジオ受信機 2が情報提供サーバ 3からラジオ局データや関連情報データなどを受信するために必要となる登録や口グインなどを行う。

次に、図 5を使用して、ラジオ受信機 2について詳細に説明する。

ラジォ受信機 2は、各ラジオ局から送信される F M放送信号を受信するアンテナ 2 1と、アンテナ 2 1が受信する F M放送信号の周波数を選択するとともに、アンテナ 2 1によって受信された F M放送信号を復調するチューナ 2 2と、チューナ 2 2から供給された信号に基づいて音声を出力するスピーカ 2 3とを備える ₍ また、ラジオ受信機 2は、ユーザが各部の動作を指定したりデータを入力するために操作する操作部 2 4と、ィンターネット 5を介したデータの送受信を行う送受信部 2 5と、操作部 2 4によって入力されたデータや送受信部 2 5によって受信されたデータなどに基づいて文字や画像を表示する表示部 2 6と、操作部 2 4によって入力されたデータや送受信部 2 5によって受信されたデータなどを記憶するメモリ 2 7と、各部を制御する C P U ( Central Processing Unit) 2 8とを備える。

また、アンテナ 2 1と、チューナ 2 2と、スピーカ 2 3と、操作部 2 4と、送受信部 2 5と、表示部 2 6と、メモリ 2 7と、 C P U 2 8とは、それぞれバス 2 9に接続している。

チューナ 2 2は、アンテナ 2 1によって受信される F M放送信号の周波数を選択する。すなわち、ラジオ受信機 2によって受信されている F M放送信号の周波数は、チューナ 2 2によって選択されている周波数となる。また、チューナ 2 2 は、アンテナ 2 1によって受信された F M放送信号を、可聴周波数に変換する。チューナ 2 2が選択する周波数は、ユーザによって決定される。ユーザは、例えば操作部 2 4を操作することによって、チューナ 2 2によって選択される周波数を決定する (以下、チューニングともいう）。

操作部 2 4は、ユーザが、表示部 2 6に表示される文字を入力するときや、送受信部 2 5を介して情報提供サーバ 3に情報を送信するときなどに操作される。また、ユーザは、操作部 2 4を操作することにより、プリセットナンパ一を入力できる。プリセットナンバーは特定の周波数に対応付けられており、ユーザがプリセットナンバーを入力すると、チューナ 2 2は、アンテナ 2 1によって受信される F M放送信号の周波数として、入力されたプリセットナンバーに対応付けられた周波数を選択する。また、ユーザは、操作部 2 4を操作することにより、ラジォ局名を入力する。

送受信部 2 5は、ラジオ受信機 2と情報提供サーバ 3とを、インターネット 5 を介して接続する。送受信部 2 5は、ユーザによる操作部 2 4の操作に応じて、インタ一ネット 5を介して、機器 I Dや、ユーザ I D、パスワード、ラジオ局に対応するコールサイン、郵便番号に対応する郵便番号データ、チューナ 2 2によつて選択されている周波数に対応する周波数データなどのデータを、情報提供サーバ 3に送信する。また、ィン夕一ネット 5を介して、受信されている F M放送信号の送信元となるラジオ局に対応するコールサイン及び文字列データや、受信されている F M放送信号の関連情報に対応する関連情報データなどのデータを、情報提供サーバ 3から受信する。また、送受信部 2 5は、ユーザによる操作部 2 4の操作に応じて、後述するラジオ局特定データを、情報提供サーバに送信する。表示部 2 6は、ラジオ受信機 2によって受信されている F M放送信号の周波数などを表示する。また、送受信部 2 5によって受信されたデータに基づいて、ラジォ受信機 2によって受信されている F M放送信号の送信元となるラジオ局名、ユーザが操作部 2 4を操作することによって入力したラジオ局名、及び、ラジオ受信機 2によって受信されている F M放送信号の関連情報等を表示する。

メモリ 2 7は、ユーザが操作部 2 4を操作することによって入力したデータや、各プリセットポタンと対応付けられた周波数に対応する周波数データ、送受信部 2 5によって受信されたデータ及び関連情報データ等を記憶する。

C P U 2 8は、各部を制御する。また、 R O M (Read Only Memory) などに格納されたプログラムに従って、操作部 2 4を操作することによってチューニングされたラジオ局の周波数デ一夕と、ラジオ受信機 2が使用する地域を示す地域データとを情報提供サーバ 3に送信する。また、情報提供サーバ 3から受信される、操作部 2 4によって選択されたラジオ局を特定するコールサインと、ラジオ局名を表示するための文字列データとを、表示分 2 6に表示させる。また、操作部 2 4を操作することによって入力されたラジオ局名からラジオ局名デ一夕を作成し、作成したラジオ局名データと、受信中の F M信号の周波数に対応する周波数デー夕と、ラジォ受信機 2が使用されている地域を示す地域データとを関連付けて、ラジオ局特定データとして、情報提供サーバ 3に対して送信する。本実施の形態では、地域データとして郵便番号を示す郵便番号デ一夕を使用している。郵便番号データを使用することにより、日本全国を 1 2 0 0 0ケ所に細分化することが可能となり、ラジオ局名をさらに精度良く特定することが可能となる。また、情報提供サーバ 3から送信されたラジオ局名データを、受信中の周波数を示す周波数データと関連付けてメモリ 2 7に記録することにより登録する。

次に、情報提供サーバ 3について詳細に説明する。

情報提供サーバ 3は、端末管理サーバ 3 1と、 Now on Air (以下、 N o Aという。）サーバ 3 2とを備える。

端末管理サーバ 3 1は、顧客管理データべ一ス 3 1 Aとラジオ局特定データべ —ス 3 1 Bとを備える。

顧客管理データべ一ス 3 1 Aは、ラジオ受信機 2の機器 I Dと、機器 I Dに対応するユーザ I D及びパスワードとを記憶する。また、ラジオ局特定デ一夕べ一ス 3 1 Bは、地域特定テーブルと、ラジオ局特定テーブルと、各ラジオ局に対応する文字列データ及びコールサインを記憶する。地域特定テーブルは、ラジオ受信機 2から送信される地域データに基づいてラジォ受信機 2が使用されている地域を特定するためのテーブルである。例えば、図 6に示すように、地域データとして郵便番号に対応する郵便番号データが使用され、郵便番号データによってラジオ受信機 2が使用されている地域を特定するテーブルである。

ラジオ局特定テーブルは、図 7に示すように、周波数とラジオ局との関係を地域毎に示したテ一プルである。ラジオ局特定テーブルは、例えば新しいラジオ局が開局したときなどには、書き換えられる。なお、図 7は、首都圏における周波数とラジオ局との関係を示したテーブルである。

文字列データは、ラジオ受信機 2の表示部 2 6にラジオ局名を表示させるためのデータである。また、コールサインは、各ラジオ局毎に付与されたデータであり、例えば、ラジオ受信機 2が、受信している F M放送信号の送信元となる放送局に対応するコールサインを情報提供サーバ 3に送信すると、情報提供サーバ 3 が、ラジオ受信機 2から送信されたコールサインに基づいて、ラジオ受信機 2によって受信されている F M放送信号の送信元となる放送局を認識することが可能となる。

N o Aサ一バ 3 2は、 N o Aデータベース 3 2 Aを備える。 N o Aデータべ一ス 3 2 Aは、ラジオ局から逐次送信される関連情報データを、時刻毎に記憶する。各ラジオ局は、 N o Aサーバ 3 2に対して、送信中の F M放送信号の関連情報に対応する関連情報デ一タを逐次送信する。具体的には、放送している楽曲の曲名、演奏者名、演奏時刻、 C D番号、放送している番組のスポンサー情報などを送信する。 N o Aサーバ 3 2では、ラジオ局から送信される関連情報データを、 N o Aデータベース 3 2 Aに記録する。また、 N o Aサーバ 3 2は、ラジオ受信機 2 から送信される N o A接続要求に応じて、 N o Aデ一夕ベース 3 2 Aに記憶されている関連情報データを、ラジオ受信機 2に送信する。

次に、以上説明した情報提供システム 1で行われる、ラジオ受信機 2と情報提供サーバ 3とラジオ局との間でのデータの送受信について説明する。

図 8に示すように、先ず、ユーザが操作部 2 4を操作することにより、ラジオ受信機 2は、端末管理サーバ 3 1に対してユーザ登録要求を送信する（ステップ S T 1)。具体的には、端末管理サーバ 3 1に対して、機器 I Dが送信される。次に、端末管理サーバ 3 1は、ユーザ登録を完了させる（ステップ S T 2)。具体的には、機器 I Dに対応したユーザ I Dとパスワードとを発行し、ラジオ受信機 2に対して送信する。また、ユーザ登録が完了したラジオ受信機 2の機器 I D と、機器 I Dに対応して発行されたユーザ I D及びパスワードとを、顧客認証デ一夕べ一ス 3 1 Aに記憶させる。

次に、ユーザがラジオ受信機 2をチューニングする（ステップ S T 3)。チューニングされると、ラジオ受信機 2は、表示部 2 6に、受信している FM放送信号の送信元であるラジオ局の名称を表示する (ステップ S T 4、ステップ S T 5 )。

ここで、ラジオ受信機 2が表示部 26に受信している FM放送信号の送信元であるラジオ局の名称を表示するときに、ラジオ受信機 2と情報提供サーバ 3との間で行われるデータの送受信について、図 9及び図 1 0を使用して詳細に説明する。

先ず、図 9に示すように、ユーザがラジオ受信機 2をチューニングすることにより、チューナ 22がアンテナ 2 1によって受信される FM放送信号の周波数を選択する（ステップ ST 5 1)。チューナ 22が選択した周波数は、 CPU28によって特定される (ステップ S T 52 )。なお、 CPU2 8によって特定された周波数がプリセットナンバーと対応付けて記憶されていないときには、 CPU 28 によって特定された周波数を、プリセットナンバーに対応付けて記憶させても良い (ステップ S T 5 3)。

次に、ユーザが操作部 24を操作することにより、ラジオ受信機 2が使用されている地域に対応する郵便番号を入力する（ステップ S T 54)。次に、チューナ 22が選択した周波数に対応する周波数データと、ステップ S T 54で入力された郵便番号に対応する郵便番号データとが、送受信部 2 5を介して端末管理サーバ 3 1へ送信される (ステップ S T 5 5 )。

次に、端末管理サーバ 3 1が、ラジオ受信機 2から送信された周波数データと郵便番号データとを受信する（ステップ S T 5 6)。そして、郵便番号データと地域特定テーブルとに基づいて、ラジオ受信機 2が使用されている地域を特定する (ステップ S T 5 7)。例えば、ステップ ST 54で郵便番号 1 0 6と入力されたときには、図 6に示す地域特定テ一ブルから、ラジオ受信機 2が使用されている地域は、首都圏であると特定される。次に、ステップ S T 5 7で特定された地域に基づいて、ラジオ局特定テーブルを選択し、選択したラジオ局特定テーブルと周波数データとに基づいて、ラジオ受信機 2によって受信されている F M放送信号の送信元となるラジオ局を絞り込む（ステップ S T 5 8 )。例えば、ステップ S T 5 7において、ラジオ受信機 2が首都圏で使用されていると判断されたときには、図 7に示すラジオ局特定テーブルを選択し、図 7に示すラジオ局特定テープルとステップ S T 5 6で受信した周波数データとに基づいて、ラジオ受信機 2によつて受信されている F M放送信号の送信元となるラジオ局を絞り込む。

次に、ステップ S T 6 0で、端末管理サーバ 3 1は、候補となるラジオ局がラジォ局特定テーブルに記録されているか否かを判断する。候補となるラジオ局がラジオ局特定テーブルに記録されているときにはステップ S T 6 1に進み、候補となるラジオ局がラジォ局特定テーブルに記録されていないときにはステップ S T 8 0に進む。

ステップ S T 6 1で、端末管理サーバ 3 1は、候補となるラジオ局が 1局であるか否かを判断する。 1局であるときにはステップ S T 6 2に進み、 2局以上であるときにはステップ S T 7 0に進む。

ステップ S T 6 2では、端末管理サーバ 3 1は、ラジオ受信機 2によって受信されている F M放送信号の送信元となるラジオ局を、ステップ S T 6 1で候補として挙げられたラジオ局に特定する。例えば、周波数が 8 0 . 0 M H zであるときには、候補となるラジオ局は A放送局（F M東京）のみとなるので、 A放送局に特定する。

次に、ステップ S T 6 3で、端末管理サーバ 3 1は、ステップ S T 6 2で特定したラジオ局に対応する文字列デ一夕とコールサインとを、ラジオ受信機 2に対して送信する。

次に、ステップ S T 6 4で、ラジオ受信機 2が、端末管理サーバ 3 1から送信された文字列データとコールサインとを受信し、表示部 2 6に文字列デ一夕に基づいてラジオ局の名称を表示し、メモリ 2 7にコールサインを記録してステップ S T 8 5に進む。また、ステップ S T 7 0では、端末管理サーバ 3 1は、ラジオ受信機 2によつて受信されている F M放送信号の送信元となるラジォ局の候補が複数となる旨を認識する。例えば、図 7に示すテ一ブルでは、周波数が 8 4. 7 MH zであるときには、候補となるラジオ局として、 C放送局 (FM横浜）と D放送局（NHK 一山梨) との 2局が挙げられる。

次に、ステップ S T 7 1では、端末管理サーバ 3 1は、ステップ S T 7 0で認識された複数のラジオ局それぞれに対応する文字列データとコールサインとを、ラジオ受信機 2に対して送信する。

次に、ステップ S T 7 2では、ラジオ受信機 2が、端末管理サーバ 3 1から送信された文字列データとコールサインとを受信する。

そして、ステップ S T 7 3では、ラジオ受信機 2が、端末管理サーバ 3 1から送信された文字列データに基づいて、表示部 2 6に、複数のラジオ局の名称を表示する。

次に、ステップ S T 7 4では、ユーザが、表示部 2 6に表示された複数のラジォ局の中から 1局を選択することにより、ラジオ受信機 2によって受信されている FM放送信号の送信元となるラジオ局を特定する。受信している FM放送信号の送信元となるラジオ局が特定されると、ラジオ受信機 2は、表示部 2 6に特定されたラジオ局の名称のみを表示する。また、メモリ 2 7に特定されたラジォ局のコールサインを記録して、ステップ S T 8 5に進む。

また、図 1 0に示すように、ステップ S T 8 0では、端末管理サーバ 3 1は、ラジォ受信機 2によって受信されている F M放送信号の送信元となるラジオ局の候補局が、ステップ S T 5 8で選択されたラジオ局特定テーブルに示されていない旨を認識する。例えば、ケーブルテレビ局が FM放送信号の再送信を行っているときなどには、ラジオ局特定テーブルに示されていない周波数の電波によって送信された F M放送信号が、ラジオ受信機 2によって受信される場合がある。次に、ステップ S T 8 1では、端末管理サーバ 3 1は、ラジオ受信機 2に対して、郵便番号データによって特定される地域で受信可能な全ラジオ局それぞれの文字列デ一夕とコールサインとを送信する。

次に、ステップ S T 8 2では、ラジオ受信機 2が、端末管理サーバ 3 1から送信された文字列データとコールサインとを受信する。

そして、ステップ S T 8 3では、ラジオ受信機 2が、端末管理サーバ 3 1から送信された文字列データに基づいて、表示部 2 6に、複数のラジオ局の名称を表示する。

次に、ステップ S T 8 4では、ユーザが、表示部 2 6に表示された複数のラジォ局の中から 1局を選択することにより、ラジオ受信機 2によって受信されている F M放送信号の送信元となるラジオ局を特定する。ラジオ受信機 2によって受信されている F M放送信号の送信元となるラジオ局が特定されることにより、ラジォ受信機 2は、表示部 2 6に特定されたラジオ局の名称を表示し、メモリ 2 7 に特定されたラジオ局のコールサインを記録して、ステツプ S T 8 5に進む。ステップ S T 8 5では、ラジオ受信機 2は、特定されたラジオ局に対応する文字列データとコールサインとを、チューナ 2 2が選択している周波数とともに、プリセットナンバーに対応付けてメモリ 2 7に対して記録する。そして、ラジオ受信機 2は、動作を終了させる。なお、ユーザの希望がないときには、ステップ S T 8 5の処理を省略しても良い。

図 8に戻り、ユーザが操作部 2 4を操作することにより、ラジオ受信機 2は、端末管理サーバ 3 1に対して口グイン要求を送信する（ステップ S T 6 )。具体的には、ラジオ受信機 2は、端末管理サーバ 3 1に対して、機器 I Dと、ユーザ I Dと、パスヮ一ドとを送信する。

ラジオ受信機 2からのログイン要求を受けると、端末管理サーバ 3 1は、ラジォ受信機 2から供給された機器 I Dと、ユーザ I Dと、パスワードとが顧客認証デ—夕べ—ス ₃ 1 Aに記憶されている旨を確認した後にパスポート番号を発行して、ラジオ受信機 2とに送信することによって、ログインを完了させる (ステツプ S T 7 )。なお、情報提供システム 1でパスポート番号を使用することにより、ラジオ受信機 2は、端末管理サーバ 3 1による機器 I Dと、ユーザ I Dと、パスヮ一ドとの確認を受けることなく、直接 N o Aサーバ 3 2に対して情報の送信を要求することが可能となる。パスポート番号は、認証チケットである。パスポ一ト番号は、発行後所定の時間だけ有効とされる。 '

口グインが完了すると、ラジオ受信機 2は、 N 0 Aサーバ 3 2に対して、所定の時間毎に、受信している F M放送信号の関連情報の送信を要求する N o A接続要求を送信する（ステップ S T 8 )。具体的には、 N o Aサーバ 3 2に対して、パスポート番号と受信している F M放送信号の送信元となる放送局に対応するコールサインとを送信する。 N o A接続要求の送信は、所定時間毎に行われる。

N o Aサーバ 3 2は、ラジオ受信機 2から送信されるパスポート番号が、端末管理サーバ 3 1で正しく発行された有効な認証チケッ卜であるか否か、端末管理サーバ 3 1にパスポート番号確認要求を行う（ステップ S T 9 )。端末管理サーバ 3 1は、 N o Aサーバ 3 2から受け取ったパスポート番号が顧客認証デ一夕べ一ス 3 1 Aに記憶されているか確認し、その結果をパスポート番号確認応答として N o Aサーバ 3 2に返信する（ステツプ S T 1 0 )。 N o Aサーバ 3 2は、ラジオ受信機 2が受け取ったパスポ一ト番号が端末管理サーバ 3 1で正しく認証されると、 N o Aサーバ認証チケットを発行し N o Aデータベース 3 2 Aに記憶し、発行した N o Aサーバ認証チケッ 1、をラジオ受信機 2に送信する (ステップ S T 1 1 )。

ラジオ受信機 2は、 N o Aサーバ 3 2に正しいことが認証されると、 N o Aサーバ 3 2にコールサインに基づき N o A要求を行う (ステツプ S T 1 2 )。

N o Aサーバ 3 2は、ラジオ受信機 2から N o Aサーバ認証チケットとコールサインを受け取り、ラジオ受信機 2から受け取った N o Aサ一パ認証チケットが有効であれば、ラジオ局に関連データ送信要求を行う（ステップ S 1 3 )。

ラジオ局は、 N o Aサーバ 3 2から関連情報の提供が要求されると、 N o Aサ —バ 3 2に対して、送信中の F M放送信号の関連情報に対応する関連情報データを送信する (ステップ S T 1 4 )。ラジオ局は、例えば、 N o Aサーバ 3 2が N o A要求を受信した時刻に放送していた楽曲の関連情報に対応する関連情報データと、 N o A要求を受信した時刻に放送していた楽曲の前に放送していた楽曲の数曲分の関連情報に対応する関連情報データとを、ラジオ受信機 2に対して送信する。

なお、ステップ S T 1 3及びステツプ S T 1 4の処理は、ラジオ受信機 2から N o A接続要求が送信されないときにも、所定の時間毎に行われることが好ましい。例えば、 3 0秒毎に行われている。ここで、 N o Aサ一パ認証チケットが有効な所定の期間内では、端末管理サーバ 3 1に N o A要求の度に認証を行う必要はない。 N o Aサーバ認証チケットが所定の期間を超えるなど無効であった場合には、端末管理サーバ 3 1に再度 N o A要求を行いステツプ S T 8からステツプ S T 1 4の処理を適宜繰り返す。

N o Aサーバ 3 2は、ラジオ局から関連情報に対応する関連情報データを受信すると、ラジオ受信機 2に対して、受信した関連情報デ一夕を送信する（ステツプ S T 1 5 )。ラジオ受信機 2は、 N o Aサーバ 3 2から送信された関連情報デ一夕を受信し、メモリ 2 7に記録する。また、受信した関連情報デ一夕に基づいて、現在受信している F M放送信号の関連情報を、表示部 2 6に表示する。

以上説明したように、本発明を適用した情報提供システム 1によれば、ユーザは、ラジォ受信機 2によって受信されている F M放送信号の送信元となるラジォ局、すなわち、チューナ 2 2によって選択されている周波数の F M放送信号の送信元となるラジオ局を、簡易に認識することが可能となる。また、ユーザは、例えば聴取している楽曲の名称や演奏者名など、聴取している F M放送信号に関連した種々の情報を、簡易に知ることが可能となる。

なお、情報提供システム 1では、端末管理サーバ 3 1と N o Aサーバ 3 2とが一体化しているが、それぞれ別々のュニットとしてィンタ一ネット 5に接続していても良い。

次に、以上説明した情報提供システム 1で行われる、受信している F M放送ラジォ局名をユーザに通知する処理について、さらに説明をする。

以上のような情報提供システム 1では、さらに、ラジオ受信機 2が受信している F M放送信号の送信元となるラジオ局をユーザに通知することが可能である。このことを可能とするために、情報提供サーバ 3は、以上説明をした機能に加え、さらに、ラジオ受信機 2から送信された周波数データと地域データとを受信し、受信した周波数データ及び地域データを含むラジオ局特定デ一夕を検索し、検索したラジオ局特定デ一夕をラジオ受信機 2に対して送信する。また、ラジオ受信機 2'から送信されたラジォ局特定デ一タを受信して記憶する。

また、情報提供サーバ 3は、ラジオ局特定データベース 3 1 Bを備える。ラジォ局特定データベース 3 1 Bは、図 1 1に示すように、地域データと、周波数デ一夕と、ラジオ局名データとからなるラジオ局特定デ一夕が記録されたテーブル 3 3を備える。ラジオ局特定デ一夕ベース 3 1は、ラジオ受信機 2から送信されたラジオ局特定データを、テーブル 3 3に記録する。テーブル 3 3には、各ラジォ局特定データがラジオ受信機 2で登録された回数も記録される。

情報提供サーバ 3は、ラジオ受信機 2から送信された周波数データ及び地域デ —タを受信すると、テーブル 3 3を参照して、受信した周波数データ及び地域デ —夕を含むラジオ局特定データを検索する。ラジオ局特定デ一夕が検索されたときには、検索されたラジオ局特定デ一夕を、ラジオ受信機 2に対して送信する。ラジオ局特定デ一夕が複数検索されたときには、検索されたラジオ局特定データ全てを、ラジオ受信機 2に対して送信する。また、ラジオ局特定デ一夕が検索されないときには、地域デ一夕がー致するラジオ局特定データを全てラジォ受信機 2に対して送信する。

次に、情報提供システム 1によって、ラジオ受信機 2が受信している F M放送信号の送信元となるラジオ局を特定する方法について、図 1 2及び図 1 3に示すフローチヤ一トを用いて説明する。

先ず、ステップ S T 8 6で、ユーザがラジオ受信機 2をチューニングすることにより、チューナ 2 2がアンテナ 2 1によって受信される F M放送信号の周波数を選択する。

次に、ステップ S T 8 7では、チューナ 2 2が選択した周波数が C P U 2 8によって特定される。

次に、ステップ S T 8 8で、ユーザが操作部 2 4を操作することにより、ラジォ受信機 2が使用されている地域に対応する郵便番号を入力する。

次に、ステップ S T 8 9で、ラジオ受信機 2は、チューナ 2 2が選択した周波数に対応する周波数データと、ステップ S T 8 8で入力された郵便番号に対応する郵便番号データとを、送受信部 2 5によって、インターネット網 5を介して、情報提供サーバ 3へ送信する。

次に、ステップ S T 9 0で、情報提供サーバ 3は、ラジオ受信機 2から送信された周波数データと郵便番号データとを受信する。

次に、ステップ S T 9 1で、情報提供サーバ 3は、ステップ S T 9 0で受信した周波数データ及び郵便番号デ一夕に対応するラジオ局特定データを検索して、判定を行う。周波数デー夕と郵便番号デー夕とに対応するラジオ局特定データが検索されたとき、すなわち、テーブル 3 3に記録されているときには、このラジォ局特定データを選択してステップ S T 9 2に進み、周波数データと郵便番号デ一夕とに対応するラジオ局特定データが検索されないとき、すなわち、テーブル 3 3に記録されていないときにはステップ S T 8に進む。

ステップ S T 9 2で、情報提供サーバ 3は、ステップ S T 9 1で選択されたラジォ局特定データを、ラジオ受信機 2に対して送信する。なお、選択されたラジォ局特定デ一夕が 2つ以上であるときには、全て送信する。そして、ステツプ S T 9 5に進む。

また、ステップ S T 9 3では、情報提供サーバ 3は、ラジオ受信機 2に送信するラジオ局特定データの候補が、テーブル 3 3に記録されていない旨を認識する。例えば、有線放送局が F M放送信号の再送信を行っているときなどには、ラジオ局特定テ一ブルに示されていない周波数の電波によつて送信された F M放送信号が、ラジオ受信機 2によって受信される場合がある。

次に、ステップ S T 9 4では、情報提供サーバ 3が、ラジオ受信機 2に対して、郵便番号データが一致する全てのラジオ局特定データを送信する。そして、ステップ S T 9 5に進む。

次に、ステップ S T 9 5では、ラジオ受信機 2が、情報提供サーバ 3から送信されたラジオ局特定データを受信し、表示部 2 6に、受信したラジオ局特定デ一夕を構成するラジオ局名データに基づいて、ラジオ局名を表示する。なお、受信したラジオ局特定データが複数であるときには、全てのラジオ局名を表示する。次に、ステップ S T 9 6で、ラジオ受信機 2は、表示部 2 6に、受信中の F M 放送信号の送信元となるラジォ局名が表示されているか否かを判断する。ラジオ局名が表示されているときにはステップ S T 9 7でラジオ局名を選択し、登録して終了し、ラジオ局名が表示されていないときにはステップ S 9 8に進む。

ステップ S 9 8では、ユーザが、操作部 2 4を操作して、受信している F M放送信号の送信元となるラジオ局の名称を入力する。ラジオ受信機 2では、入力されたラジオ局の名称からラジオ局名データを作成し、作成されたラジオ局名デー夕と、受信中の F M放送信号の周波数を示す周波数データと、郵便番号データとを関連付けて、ラジオ局特定データとして情報提供サーバ 3に対して送信する。そして、ステップ S 9 9では、情報提供サーバ 3が、ラジオ受信機 2から送信されたラジオ局特定データを受信して、テーブル 3 3に記録する。

なお、ステップ S T 9 7でラジオ局名の登録を行ったときには、ラジオ受信機 2は、情報提供サーバ 3に対して、登録されたラジオ局名を示す登録データを送信することが好ましい。登録データは、例えば、登録されたラジオ局の名称を示すラジオ局名データと、受信中の F M放送信号の周波数を示す周波数デ一夕と、ラジオ受信機 2が使用されている地域を示す地域データとを関連付けて作成する, また、情報提供サーバ 3は、ラジオ受信機 2から送信された登録デ一夕を内容毎にカウントすることで、各ラジオ局特定データの登録数をカウントできることが好ましい。登録数が多いラジオ局特定デ一夕をテーブル 3 3に残すことで、テ —ブル 3 3は、信頼性が高いものとなる。以上説明した方法で作成した信頼性が高いテーブル 3 3は、販売など他の用途に使用することもできる。また、本実施の形態では、既知のラジオ局特定データは、最初から登録回数が 1 0 0回多く記録されており、実際の登録回数に拘わらずテーブル 3 3に残るように設定されている。

以下では、ステツプ S 9 8 , 2 1においてラジオ局特定デ一タを作成するとき、並びに、ステップ S T 9 7でラジオ局名の登録を行ったときに、ラジオ受信機 2 が、情報提供サーバ 3に対して、登録されたラジオ局特定データの内容を示す登録データを送信して、各ラジオ局特定デ一夕の登録数をカウントするときの情報提供システム 1の動作について、具体例を挙げて説明する。

先ず、図 1 4 ( A ) に示すように、ラジオ受信機 2が、郵便番号 1 0 0— 0 0 0 2を示す郵便番号デ一夕、周波数 8 0 . 0 H zを示す周波数データ、及び D放送局を示す放送局名データを関連付けて、ラジオ局特定データ R 1 1として、情報提供サーバ 3に送信する（ステップ S 9 8 )。情報提供サーバ 3は、ラジオ局特定データ R 1 1を受信する。テーブル 3 3には、ラジオ局特定データ R 1 1が記憶されていないので、情報提供サーバ 3は、図 1 4 ( B ) に示すように、テープル 3 3に、ラジオ局特定データ R 1 1を記録する（ステップ S 9 9 )。次に、図 14 (C) に示すように、ラジオ受信機 2が、郵便番号 1 0 0— 0 0 0 1を示す郵便番号データ、周波数 7 9. 8 H zを示す周波数データ、及び D放送局を示す放送局名デ一夕を関連付けて、ラジオ局特定データ R 1 2として、情報提供サーバ 3に送信する（ステップ S 9 8)。情報提供サーバ 3は、ラジオ局特定データ R 1 2を受信する。テーブル 3 3には、ラジオ局特定データ R 1 2が記憶されていないので、情報提供サーバ 3は、図 14 (D) に示すように、テープル 3 3に、ラジオ局特定デ一タ R 1 2を記録する（ステップ S 9 9)。

次に、図 1 5 (A) に示すように、ラジオ受信機 2が、郵便番号 1 0 0— 0 0 0 1を示す郵便番号データ、周波数 7 9. 8 H zを示す周波数データを、情報提供サーバ 3に対して送信する（ステップ S T 89)。情報提供サーバ 3は、郵便番号 1 0 0— 00 0 1を示す郵便番号データ、周波数 79. 8 H zを示す周波数デ一夕を受信すると (ステップ S T 9 0)、受信した郵便番号データ及び周波数デ一夕に基づいてラジオ特定データ R 1 2を検索し (ステップ ST 9 1)、ラジオ受信機 2に対して送信する（ステップ S T 9 2)。

ラジオ受信機 2は、ラジオ特定データ R 1 2を受信して登録すると（ステップ S T 9 5〜9 7 )、ラジオ局特定データ R 1 2を登録した旨を示す登録データを作成し、情報提供サーバ 3に対して送信する。情報提供サーバ 3は、登録データを受信して、図 1 5 (B) に示すように、ラジオ局特定データ R 1 2の登録数を 1 増加させる。

以上説明したように、本発明を適用した情報提供システム 1では、ラジオ受信機 2がユーザによって入力されたラジオ局名からラジォ局名データを作成し、作成したラジオ局名データと、周波数データと、地域データとを関連付けて、ラジォ局特定デ一夕として、情報提供サーバ 3に送信する。そして、情報提供サーバ 3は、ラジオ受信機 2から送信されたラジオ局特定データを受信して、テーブル 3 3に記録する。

すなわち、本発明を適用した情報提供システム 1は、受信中の FM放送信号の送信元を示すラジオ局名を特定するために使用するテーブル 33の内容を書き換え可能であり、例えばラジオ局が開局された場合や、有線放送によって FM放送信号の周波数が変換されている場合などにも、テーブル 3 3の内容が書き換えられる。したがって、本発明を適用した情報提供システム 1は、ラジオ受信機 2が受信している F M放送信号の送信元となるラジオ局と、周波数とが、正確に記憶されたテーブル 3 3を作成することが可能となる。すなわち、本発明を適用した情報提供システム 1によれば、ラジオ受信機 2が受信している F M放送信号の送信元となるラジオ局を精度良く特定することが可能となり、ユーザに対して、ラジォ局名を簡易に且つ精度良く知らせることが可能となる。

次に、以上説明した情報提供システム 1を、 C D ( Compact Disc) のオンライン販売システム又は楽曲のコンテンツデータをダウンロードするシステムに適用した例について、さらに説明をする。

以上説明した情報提供システム 1では、ラジオ受信機 2がインターネット 5を介して C D ( Compact Disc) 販売サーバと接続することにより、ュ一ザは、現在聴取している楽曲のコンテンツデ一夕が記憶されている C Dを簡易に購入することが可能となる。また、ラジオ受信機 2がィンターネット 5を介してコンテンツ配信サーバと接続することにより、ユーザは、現在聴取している楽曲のコンテンッをダウンロードすることが可能となる。

以下では、図 1 6に示すように、 C D販売サーバ 4 0とコンテンツ配信サーバ 4 5とを備える情報提供システム 5 0について説明する。なお、以下の説明では、図 1に示す情報提供システム 1と同等な構成及び部位については説明を省略し、また、図面において同じ符号を付する。

C D販売サーバ 4 0及ぴコンテンッ配信サーバ 4 5は、インターネット 5を介して、ラジオ受信機 2と、情報提供サーバ 3と接続している。

C D販売サーバ 4 0は、 C Dデ一夕ベース 4 0 Aを備えている。 C Dデータべ —ス 4 O Aは、販売対象となる C Dのタイトル、演奏者名、 C D番号、 C Dに記憶されている楽曲などを示すデ一夕であり、 C Dの販売を行うときに C Dを特定することが可能である C D特定データを記憶している。

また、コンテンッ配信サーバ 4 5は、コンテンツデータべ一ス 4 5 Aを備えている。コンテンツデータベース 4 5 Aは、ラジオ受信機 2などに配信するコンテンッや、コンテンッのタイトルやコンテンツに対応したコンテンツ番号などを示すコンテンツ関連情報データを記憶している。なお、情報提供システム 5 0では、顧客管理デ一夕ベース 3 1 Aに、ラジオ受信機 2のユーザが所有するクレジットカードの番号が記録されている。

情報提供システム 5 0で C Dを購入する方法、並びにコンテンツをダウンロードする方法は、以下に説明する通りとなる。なお、情報提供システム 5 0で C D を購入するとき、並びにコンテンツをダウンロードするときには、図 8で説明したステツプ S T 1 1までの処理が終了している必要がある。

図 1 7に示すように、先ず、ユーザが操作部 2 4を操作することにより、ラジォ受信機 2と C D販売サーバ 4 0又はコンテンツ配信サーバ 4 5とが、ィンターネット 5を介して接続する (ステップ S T 1 0 D o ユーザは、ラジオ受信機 2を C D販売サーバ 4と接続させるか又はコンテンツ配信サーバ 4 5と接続させるかを、選択することができる。 '

次に、ュ一ザは、操作部 2 4を操作することにより、メモリ 2 7に記憶されている関連情報データを読み出す（ステップ S T 1 0 2 )。ラジオ受信機 2は、メモリ 2 7から読み出された関連情報データに基づいて、表示部 2 6に、関連情報を表示する。本実施の形態では、表示部 2 6には、現在放送されている楽曲の関連情報の他に、前に放送されていた楽曲数曲分の関連情報が表示される。

次に、ユーザは、操作部 2 4を操作することにより、表示部 2 6に関連情報が表示された楽曲のうち、 C Dの購入を希望する楽曲又はコンテンッのダウンロードを希望する楽曲を選択する（ステップ S T 1 0 3 )。

ユーザにより楽曲が選択されると、ラジオ受信機 2は、選択された楽曲の関連情報に対応する関連情報データを、選択コマンドとともに情報提供サーバ 3に対して送信する。具体的には、選択された楽曲の演奏者名、楽曲名、 C D番号、コンテンッ番号などを示すデータを、選択コマンドとともに送信する（ステップ S T 1 0 4 )。

次に、情報提供サーバ 3では、ラジオ受信機 2から送信された関連情報データを受信する。そして、ステップ S T 1でラジオ受信機 2が C D販売サーバ 4 0 と接続している場合には C D番号の有無を確認し、ステップ S T 1でラジオ受信機 2がコンテンッ配信サーバ 4 5と接続している場合にはコンテンッ番号の有無を確認する（ステップ S T 1 0 5 )。なお、 CD番号は CD毎に付与された番号であり、コンテンツ番号はコンテンツ毎に付与された番号である。以下では、 CD番号とコンテンツ番号とを総称して、検索番号ともいう。

情報提供サーバ 3は、 CD販売サーバ 40又はコンテンツ配信サーバ 45に対して、ステップ ST 1 0 5で検索番号があると判断されたときには検索番号を示すデータ送信し（ステップ S T 1 0 6)、検索番号がないと判断されたときには楽曲名や演奏者名を示すデ一夕を送信する（ステツプ S T 1 0 7 )。

CD販売サーバ 40やコンテンツ配信サーバ 45に対して検索番号を示すデー夕が送信されたときには、 CD販売サーバ 40やコンテンツ配信サーバ 45は、検索番号に基づいて、 CD特定データやコンテンツ関連情報デ一夕を検索する。そして、検索した CD特定データやコンテンツ関連情報データを、ラジオ受信機 2に対して送信する（ステップ S T 1 08)。ラジオ受信機 2の表示部 26には、受信したデータに基づいて、 CDのタイトルやコンテンツの名称、演奏者名などが表示される。

また、 CD販売サーバ 40やコンテンツ配信サーバ 45に対して演奏者名や楽曲名を示すデータが送信されたときには、 CD販売サーバ 40やコンテンツ配信サーバ 45は、演奏者名や楽曲名を示すデータに基づいて、 CD特定データゃコンテンッ関連情報データを検索する。そして、検索した CD特定データやコンテンッ関連情報データを、ラジオ受信機 2に対して送信する（ステップ S T 1 0 9)。なお、ステップ S T 1 0 9では、 CD特定データやコンテンツ関連情報デ一夕が、ラジオ受信機 2に対して複数送信される場合がある。この場合には、表示部 26に CDのタイトルやコンテンツの名称、演奏者名などが複数表示されるので (ステップ S T 1 1 0)、ユーザは、操作部 24を操作して購入を希望する CDやダウンロードを希望するコンテンツを選択する（ステップ S T 1 1 l)o

そして、ユーザは、操作部 24を操作することにより、表示部 26に表示されている CDの購入やコンテンツのダウンロードなどを行う決定をする（ステップ S T 1 1 2 )。

次に、ラジオ受信機 2は、情報提供サーバ 3に対して、購入する CDやダウンロードするコンテンツの関連情報データを、購入コマンドとともに送信する（ステツプ S T 1 1 3 )。情報提供サーバ 3は、受信したデータをユーザのクレジットカード番号と関連付け、関連付けた情報を、 C D販売サーバ 4 0やコンテンツ配信サーバ 4 5に送信する（ステップ S T 1 1 4 )。 C D販売サーバ 4 0やコンテンッ配信サーバ 4 5では、情報提供サーバ 3から送信された情報に従って、 C Dをオフラインでユーザの元へ配送したり又はコンテンッをダウンロードするための販売処理や、課金処理などを行う（ステップ S T 1 1 5 )。

以上説明したように、本発明を適用した情報提供システム 5 0によれば、ュ一ザは、現在聴取している楽曲のコンテンツが記録されている C Dを、楽曲の名称や演奏者名などを覚えた後に購入するなどの手間をかけることなく、簡易に購入することが可能となる。また、ユーザは、聴取している楽曲のコンテンツを、楽曲名や演奏者名を入力するなどの煩雑な作業を行うことなく、簡易にダウン口一ドすることが可能となる。すなわち、本発明を適用した情報提供システム 5 0によれば、聴取している楽曲のコンテンツを、簡易に入手することが可能となる。なお、コンテンツ配信サ一バ 4 5によって配信されるコンテンツは、著作権保護を厳重に行うことができるように暗号化されていることが好ましい。コンテンッが暗号化されている場合には、コンテンッデ一夕べ一ス 4 5 Aにコンテンツデ —夕とともに暗号化されたコンテンツを解読する鍵データを記憶し、ラジオ受信機 2に対して、コンテンッとともに鍵データを送信する必要がある。

また、情報提供システム 5 0は、コンテンツ配信サーバ 4 5がラジオ受信機 2 に対して鍵データのみを送信し、ラジオ受信機 2が、所定の場所に記憶されている暗号化されているコンテンツをコピーして、鍵データによって暗号を解くことで、コンテンツを再生できる構成としても良い。

なお、本発明が適用された放送受信装置として、 F M放送信号を受信するラジォ受信機 2を例に挙げて説明したが、本発明は、 A M放送信号を受信するラジオ受信機や、テレビジョンなどの放送受信装置に対しても適用することができる。また、本発明をテレビジョンに対して適用したときには、周波数データとしてチャンネルデータを使用することができる。

Claims

請求の範囲

1 . 選択された周波数の放送信号を受信して復調する放送受信装置と、上記放送信号の送信元である放送局を特定する放送局特定サーバとが、ネットワーク網を介して接続されている情報提供システムであって、

上記放送受信装置は、上記ネットヮ一ク網を介してデータを送信するユーザ送信手段と、上記ネットワーク網を介してデ一夕を受信するユーザ受信手段とを備え、

上記放送局特定サーバは、上記放送信号の周波数に対応する周波数データ、上記放送受信装置が使用されている地域に対応する地域データ、上記周波数データ及び地域データによって特定される放送局に対応する放送局データを記憶する放送局特定サーバ記憶手段と、上記周波数データと上記地域データとに基づいて、上記放送局特定サーバ記憶手段に記憶されている放送局データを検索する放送局特定サーバ検索手段と、上記ネットワーク網を介してデータを受信する放送局特定サーバ受信手段と、上記ネッ 1、ワーク網を介してデータを送信する放送局特定サーバ送信手段とを備え、

上記ユーザ送信手段は、上記地域データと上記周波数データとを、上記放送局特定サーバに対して送信し、

上記放送局特定サーバ受信手段は、上記ユーザ送信手段によって送信された上記地域データと上記放送受信装置によって受信されている放送信号の周波数に対応する周波数デ一夕とを受信し、

上記放送局特定サーバ検索手段は、上記放送局特定サーバ受信手段によって受信された上記地域デ一夕と上記周波数データとに基づいて、上記放送局データを検索し、

上記放送局特定サーバ送信手段は、上記放送局特定サーバ検索手段によって検索された上記放送局デ一夕を、上記放送受信装置に対して送信し、

上記ユーザ受信手段は、上記放送局特定サーバ送信手段によって送信された上記放送局デ一夕を受信することを特徴とする情報提供システム。

2 . 上記放送受信装置は、上記ネットワーク網を介して関連情報提供サーバと接続されており、

上記関連情報提供サーバは、上記放送信号の関連情報に対応する関連情報デー夕を記憶する関連情報提供サーバ記憶手段と、上記放送受信装置から送信される上記放送局データを受信する関連情報提供サーバ受信手段と、上記関連情報提供サーバ受信手段によって受信された上記放送局データに基づいて、上記放送受信装置で受信される放送信号の関連情報に対応する関連情報データを、上記関連情報提供サーバ記憶手段に記憶されている関連情報データから検索する関連情報提供サーバ検索手段と、上記関連情報提供サーバ検索手段によって検索された関連情報データを、上記放送受信装置に対して送信する関連情報提供サーバ送信手段とを備え、

上記放送送信装置に備えられた上記ユーザ送信手段は、上記関連情報提供サーバに対して放送局情報を送信し、

上記放送受信装置に備えられた上記ユーザ受信手段は、上記関連情報提供サーバに備えられた上記関連情報サーバ送信手段によって送信された上記関連情報デ —夕を受信することを特徴とする請求の範囲第 1項記載の情報提供システム。

3 . 上記放送局特定サーバと上記関連情報提供サーバとは、一体化していることを特徴とする請求の範囲第 1項記載の情報提供システム。

4 . 上記放送受信装置は、上記ネットワーク網を介して、コンテンツの配信を行うコンテンッ配信サーバと接続されており、

上記コンテンッ配信サーバは、上記放送受信装置に対して配信するコンテンツ及び/又はコンテンツの再生に必要な鍵データを記憶するコンテンツ配信サーバ記憶手段と、上記放送受信装置から送信される上記関連情報データを受信するコンテンッ配信サーバ受信手段と、上記コンテンッ配信サーバ受信手段によって受信された上記関連情報データに基づいて、上記コンテンツ配信サーバ記憶手段に記憶されている上記コンテンツ及びノ又は上記鍵データを検索するコンテンツ配信サーバ検索手段と、上記コンテンツ配信サーバ検索手段によって検索された上記コンテンツ及びノ又は上記鍵デ一夕を上記放送受信装置に送信するコンテンツ配信サーバ送信手段とを備え、

上記放送受信装置に備えられた上記ユーザ送信手段は、上記コンテンツ配信サーパに対して上記関連情報データを送信し、

上記放送受信装置に備えられた上記ユーザ受信手段は、上記コンテンッ配信サーパ送信手段によって送信された上記コンテンツ及び/又は上記鍵データを受信すること

を特徴とする請求の範囲第 2項記載の情報提供システム。

5 . 上記放送受信装置は、上記ネットワーク網を介して、コンテンツが記憶されている記録媒体を販売する記録媒体販売サーバと接続しており、

上記記録媒体販売サーバは、販売対象となる記録媒体を特定する記録媒体特定データが記憶されている記録媒体販売サーバ記憶手段と、上記放送受信装置から送信される上記関連情報データを受信する記録媒体販売サーバ受信手段と、上記記録媒体販売サーバ受信手段によって受信された上記関連情報データに基づいて、上記記録媒体販売サーバ記憶手段に記憶されている上記記録媒体特定データを検索する記録媒体販売サーバ検索手段と、上記記録媒体販売サーバ検索手段によつて検索された記録媒体特定データを上記放送受信装置に送信する記録媒体販売サ —パ送信手段とを備え、

上記放送受信装置に備えられた上記ユーザ送信手段は、上記記録媒体販売サーバに対して上記関連情報データを送信し、

上記放送受信装置に備えられた上記ユーザ受信手段は、上記コンテンッ配信サ —バ送信手段によって送信された上記記録媒体特定データを受信し、

上記放送受信装置に備えられた上記ユーザ送信手段は、上記ユーザ受信手段によつて受信された記録媒体特定データのうち、所望の記録媒体特定データを送信し、

上記記録媒体販売サーバは、上記放送受信装置によって送信された記録媒体デ —夕に基づいて、記録媒体の販売処理を行うこと

を特徴とする請求の範囲第 2項記載の情報提供システム。

6 . 選択された周波数の放送信号を受信して復調する放送受信装置において、ネットワーク網を介してデータを受信する受信手段と、

上記ネットワーク網を介してデータを送信する送信手段とを備え、

上記送信手段は、放送信号の送信元である放送局に対応する放送局データを特定する放送局特定サーバに対して、受信している上記放送信号の周波数に対応する周波数データと当該放送受信装置が使用されている地域に対応する地域データとを送信し、

上記受信手段は、上記放送局特定サーバから送信された放送局データを受信すること

を特徴とする放送受信装置。

7 . 上記送信手段は、受信している放送信号の関連情報に対応する関連情報デー夕を提供する関連情報提供サーバに対して、上記ネットワーク網を介して上記放送局データを送信し、

上記受信手段は、上記関連情報提供サーバから送信された上記関連情報データを、上記ネットワーク網を介して受信すること

を特徴とする請求の範囲第 6項記載の放送受信装置。

8 . 上記送信手段は、コンテンツ及び/又はコンテンツの使用に必要な鍵データの配信を行うコンテンッ配信サーバに対して、上記ネットワーク網を介して上記関連情報デ一夕を送信し、

上記受信手段は、上記コンテンッ配信サーバから送信された上記コンテンッ及び/又は上記鍵データを、上記ネットワーク網を介して受信すること

を特徴とする請求の範囲第 7項記載の放送受信装置。

9 . 上記送信手段は、コンテンツが記憶されている記録媒体を販売する記録媒体販売サーバに対して、上記ネットワーク網を介して上記関連情報デー夕を送信し、上記受信手段は、上記記録媒体販売サーバから送信された、販売対象となる記録媒体を特定する記録媒体特定データを、上記ネットワーク網を介して受信し、上記送信手段は、上記受信手段によって受信された上記記録媒体特定データのうち、所望の記録媒体特定データを、上記記録媒体販売サーバに送信することを特徴とする請求の範囲第 7項記載の放送受信装置。

1 0 . 放送局から送信される放送信号を受信して復調する放送受信装置とネットワーク網を介して接続されており、

上記放送信号の周波数に対応する周波数データと、上記放送受信装置が使用されている地域に対応する地域データと、上記周波数データと上記地域データとによって特定される放送局に対応する放送局デー夕とを記憶する記憶手段と、上記放送受信装置から送信された上記周波数データと上記地域データとを受信する受信手段と、

上記受信手段によって受信された上記周波数データと上記地域データとに基づいて、上記記憶手段に記憶されている放送局データから、上記放送受信装置で受信されている放送信号の送信元となる放送局に対応する放送局データを検索する検索手段と、

上記検索手段によって検索された上記放送局データを、上記情報受信装置に対して送信する送信手段とを備えること

を特徴とする放送局特定サーバ。

1 1 . 選択された周波数の放送信号を受信して復調する放送受信装置と放送信号の発信元である放送局を特定する放送局特定サーバとが、ネットワーク網を介して接続する第 1の接続ステップと、

上記放送受信装置が、受信している放送信号の周波数に対応する周波数データと当該放送受信装置が使用されている地域に対応する地域データとを、上記放送局特定サーバに送信する第 1の送信ステップと、

上記放送局特定サーバが、上記第 1の送信ステップで送信された上記周波数デ —夕と上記地域デ一夕とを受信する第 1の受信ステップと、

上記第 1の受信ステップで受信された上記周波数データと上記地域デ一夕とに基づいて、上記放送受信装置によって受信されている上記放送信号の送信元となる放送局に対応する放送局データを検索する第 1の検索ステップと、

上記第 1の検索ステップで検索された上記放送局デ一夕を、上記放送受信装置に対して送信する第 2の送信ステップと、

上記放送受信装置が、上記第 2の送信ステップで送信された上記放送局データを受信する第 2の受信ステップとを備えることを特徴とする情報提供方法。

1 2 . 上記放送受信装置と上記放送受信装置が受信している放送信号の関連情報データを送信する関連情報提供サーバとが、ネットワーク網を介して接続する第 2の接続ステツプと、

上記放送受信装置が、上記関連情報提供サーバに対して、上記第 2の受信ステップで受信された上記放送局データを送信する第 3の送信ステツプと、上記関連情報提供サーバが、上記第 3の送信ステップで上記放送受信装置から送信された放送局データを受信する第 3の受信ステップと、

上記第 3の受信ステップで受信された放送局データに基づいて、上記放送受信装置によって受信されている放送信号の関連情報に対応する関連情報データを検索する第 2の検索ステップと、

上記第 2の検索ステップで検索された関連情報データを、上記放送受信装置に対して送信する第 4の送信ステップと、

上記放送受信装置が、上記第 4の送信ステップで送信された関連情報データを受信する第 4の受信ステツプとを備えることを特徴とする請求の範囲第 1 1項記載の情報提供方法。

1 3 . 上記放送受信装置とコンテンツデータ及びノ又はコンテンツデータを使用するために必要な鍵デ一夕の配信を行うコンテンツ配信サーバとが、ネットヮーク網を介して接続する第 3の接続ステツプと、

上記放送受信装置が、上記コンテンッ配信サーバに対して上記第 4の受信ステップで受信された上記関連情報データを送信する第 5の送信ステップと、上記コンテンツ配信サーバが、上記第 5の送信ステップで上記放送受信装置から送信された関連情報データを受信する第 5の受信ステップと、

上記コンテンツ配信サーバが、上記第 5の受信ステップで受信された関連情報デ一夕に基づいて、上記コンテンッデータ及び Z又は上記鍵デ一夕を検索する第 3の検索ステップと、

上記コンテンツ配信サーバが、上記第 3の検索ステップで検索された上記コンテンッデータ及び Z又は上記鍵データを、上記放送受信装置に対して送信する第 6の送信ステツプと、

上記放送受信装置が、上記第 6の送信ステップで送信された上記コンテンツデ一夕及び/又は上記鍵データを受信する第 6の受信ステップとを備えることを特徴とする請求の範囲第 1 2項記載の情報提供方法。

1 4 . 上記放送受信装置とコンテンツが記録された記録媒体の販売を行う記録媒体販売サーバとが、ネットワーク網を介して接続する第 4の接続ステップと、上記放送受信装置が、上記記録媒体販売サーバに対して上記第 4の受信ステツプで受信された上記関連情報データを送信する第 7の送信ステップと、

上記記録媒体販売サーバが、上記第 7の送信ステップで上記放送受信装置から送信され関連情報データを受信する第 7の受信ステップと、

上記記録媒体販売サーバが、上記第 7の受信ステツプで受信された閧連情報デ一夕に基づいて、販売対象となる記録媒体を特定する記録媒体特定データを検索する第 4の検索ステップと、

上記記録媒体販売サーバが、上記第 4の検索ステップで検索された記録媒体特定データを、上記放送受信装置に対して送信する第 8の送信ステップと、上記放送受信装置が、上記第 8の送信ステップで送信された記録媒体特定デー夕を受信する第 8の受信ステツプと、

上記放送受信装置が、上記第 8の受信ステップで受信した記録媒体特定データのうち、所望の記録媒体特定データを、上記記録媒体販売サーバに送信する第 9 の送信ステツプと、

上記記録媒体販売サーバが、上記第 9の送信ステップで送信された記録媒体特定データに基づいて、記録媒体の販壳処理を行う販売処理ステップとを備えることを特徴とする請求の範囲第 1 2項記載の情報提供方法。

1 5 . 選択された周波数の放送信号を受信して復調する放送受信装置の情報受信方法において、

ネットワーク網を介して、上記放送信号の発信元である放送局を特定する放送局特定サーバと接続する第 1の接続ステップと、

上記放送局特定サーバに対して、上記ネットワーク網を介して、受信している放送信号の周波数に対応する周波数データと、当該放送受信装置が使用されている地域に対応する地域データとを送信する第 1の送信ステツプと、

上記放送局特定サーバから、受信中の放送信号の送信元である放送局に対応する放送局データを受信する第 1の受信ステップとを備えることを特徴とする情報受信方法。

1 6 . ネットワーク網を介して、上記放送信号の関連情報に対応する関連情報デ —夕を送信する関連情報提供サーバに接続する第 2の接続ステップと、上記関連情報提供サーバに対して上記放送局データを送信する第 2の送信ステップと、

受信している放送信号の関連情報に対応する関連情報データを、上記関連情報提供サーバから受信する第 2の受信ステップとを備えることを特徴とする請求の範囲第 1 5項記載の情報受信方法。

1 7 . ネットワーク網を介して、コンテンツの配信を行うコンテンツ配信サーバに接続する第 3の接続ステップと、

上記コンテンツ配信サーバに対して、上記第 2の受信ステップで受信された上記関連情報データを送信する第 3の送信ステップと、

コンテンッデータ及び/又はコンテンッデータの使用に必要な鍵データを、上記コンテンッ配信サーバから受信する第 3の受信ステツプとを備えることを特徴とする請求の範囲第 1 6項記載の情報受信方法。

1 8 . ネットワーク網を介して、コンテンツデータが記憶されている記録媒体を販売する記録媒体販売サーバに接続する第 4の接続ステップと、

上記記録媒体販売サーバに対して、上記第 2の受信ステップで受信された上記関連情報データを送信する第 4の送信ステップと、

上記記録媒体販売サーバから送信された、販売対象となる記録媒体を特定する記録媒体特定データを受信する第 3の受信ステップと、

上記第 3の受信ステップで受信した記録媒体特定データのうち、所望の記録媒体特定データを送信する第 5の送信ステップとを備えることを特徴とする請求の範囲第 1 6項記載の情報受信方法。

1 9 . 選択された周波数の放送信号を受信して復調する放送受信装置とネットヮ一ク網を介して接続している放送局特定サーバの放送局特定方法であり、

上記放送受信装置から、上記放送受信装置で受信される放送信号の周波数に対応する周波数データと上記放送受信装置が使用されている地域に対応する地域デ一夕とを受信する受信ステップと、

上記受信ステップで受信された上記周波数デ一夕と上記地域データに基づいて，上記放送受信装置で受信されている放送信号の送信元である放送局に対応する放送局デ一夕を検索する検索ステップと、上記検索ステップで検索された放送局データを、上記放送局受信装置に送信する送信ステツプとを備えることを特徴とする放送局特定方法。