WO2004073993A1

WO2004073993A1 - インク容器およびインク容器装填構造

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Publication number: WO2004073993A1
Application number: PCT/JP2003/016317
Authority: WO
Inventors: Kaoru Kimura; Tomohiro Ogawa; Sigeyuki Chuugun
Original assignee: Riso Kagaku Corporation
Priority date: 2003-02-24
Filing date: 2003-12-19
Publication date: 2004-09-02
Also published as: DE60336508D1; EP1598204A1; JP2004276589A; EP1598204A4; US7407266B2; EP1598204B1; US20060152538A1

Abstract

所定の情報を記憶する記憶手段が設けられたインク容器と、該インク容器が装填される、記憶手段に記憶された情報を読み取る読取手段を有するインク容器装填部とを備えたインク容器装填構造において、記憶手段に記憶されたデータを適切に読み取る。インク容器(1)にリブ(l2)を設け、インク容器装填部(2)の溝(45)によりリブ(12)の位置を固定して記憶手段(20)と読取手段(30)の対向方向(矢印D方向)の間隔が所定値以上にならないようにするとともに、固定部(50)によりリブ(12)のインク容器(1)の円周方向における位置を固定して記憶手段(20)と読取手段(30)とを対向して位置させる。

Description

明細書ィンク容器およびィンク容器装填構造 [技術分野]

本発明は、所定の情報を記憶する記憶手段が設けられたインク容器と、そのィンク容器が装填されるインク容器装填部とから構成されるインク容器装填構造および上記インク容器装填部並びに上記ィンク容器に関するものである。

[背景技術]

従来より、孔版印刷装置などにおいて、取り扱いが容易などの理由により、孔版印刷装置などに着脱可能な構造を有するインク容器が利用されている。上記ィンク容器は、そのィンク容器内のィンクが全て使用されて空になった際には、廃棄もしくはリサイクルなどに使用されるため取り外され、そして、再び新しいィンク容器が装着されて使用される。

上記のようなィンク容器においては、たとえば、特開平 1 0— 1 3 3 5 2 9号公報にメモリ I cなどの記憶手段が設けられたィンク容器が提案されており、上記メモリ I Cにはィンク容器が装填される孔版印刷装置などにおけるインクの消耗量ゃ使用日時などが記憶される。そして、特開平 1 0 - 1 3 3 5 2 9号公報には、上記のようにしてメモリ I Cに記憶された使用 3時および消費量を読み出すことにより、孔版印刷装置などの使用状況を知るための情報を得る方法が提案されている。

また、特開平 1 0— 1 3 3 5 2 9号公報には、上記のようにしてィンク容器に設けられたメモリ I Cにそのメモリ I Cに記憶されたデータを読み出して送信することができるデータ通信部を設けるとともに、そのデータ通信部から送信されたデータを受信するアンテナなどを有する読取手段をィンク容器が装填されるィンク容器装填部に設け、その読取手段によりインク容器に設けられたメモリ I C からデータを非接触で読み出す方法が提案されている。

しかしながら、上記のようにメモリ I Cからデータを非接触で読み取る場合には、データ通信部が設けられたメモリ I Cとアンテナなどが設けられた読取手段との間隔が一定の範囲内になければ、適切にデータのやり取りを行うことが困難である。また、上記のようにメモリ I Cからデータを非接触で読み取る場合だけでなく、コネクタなどを設けて読み取る場合においても、メモリ I Cと読取手段との間隔はメモリ I cと読取手段とを接続するコネクタなどの形状に合わせて一定に維持する必要がある。

また、上記のようなインク容器は、収容されたインクの成分がインク容器本体に浸透して膨潤してしまうため、読取手段とメモリ I Cとの'間隔をあまり狭く設定して固定してしまうと膨潤により読取手段とメモリ I Cとが接触、圧迫されて破壊されてしまうおそれがある。したがって、読取手段とメモリ I cとの間隔は上記膨潤を考慮して広めに設定する必要があり、そのためアンテナ感度の低下などの問題を生じていた。

また、読取手段により高感度な検出を行うためには、インク容器におけるメモリ I Cが設置される面と読取手段が設置される面とが平行になるようにすることが望ましいが、インク容器を形成する際の製造誤差により、メモリ I Cが設置される面が傾くこともあり、そのような傾きにバラツキが生じた場合には、メモリ I cが設置される面と読取手段が設置される面とを常に平行にして高感度な検出を行うことは困難であり、読取手段とメモリ I Cとのデータのやり取りが適切に行われない場合がある。

本発明は、上記のような事情に鑑み、上記のようなインク容器およびインク容器装填部とから構成されるインク容器装填構造およぴィンク容器装填部並びにィンク容器において、読取手段と記憶手段とを適切に配置させることにより、読取手段と記憶手段とのデータのやり取りを常に適切に行うことができるインク容器装填構造およびインク容器装填部並びにインク容器を提供することを目的とするものである。

[発明の開示]

本発明の第 1のインク容器装填構造は、所定の情報を記憶する記憶手段が設けられたインク容器と、そのインク容器が装填される、記憶手段に記憶された情報を読み取る読取手段を有するインク容器装填部とを備えたィンク容器装填構造において、インク容器装填部が、読取手段と記憶手段との間隔が所定値以上にならないように、記憶手段と読取手段の対向方の記憶手段側へのインク容器の移動を規制するインク容器移動規制部を有することを特徴とする。

ここで、上記「記憶手段」とは、所定のデータの記録または読取りが可能なものであれば如何なるのものでもよく、たとえばメモリ I Cやバーコードなどがある。

また、上記「読取手段」としては、たとえば、上記「記憶手段」がメモリ I C である場合には、そのメモリ I Cから電気的接触を介してデータを読取ることができるものがある。また、上記「記憶手段」がデータ通信部を有するメモリ I C である場合には、そのデータ通信部から送信されたデータを受信して非接触でデータを読み取ることができるアンテナなど有するものがある。また、上記「記憶手段」がバーコードである場合にはそのバーコ一ドを読取ることができるものなどがある。

また、上記第 1のインク容器装填構造においては、インク容器を凸部または凹部を有するものとし、インク容器移動規制部を、凹部または凸部の上記対向方向の記憶手段側への移動を規制することによりィンク容器の移動を規制するものとすることができる。

ここで、上記「凸部または凹部」および上記「インク容器移動規制部」の形状は、上記「凸部または凹部」が上記「インク容器移動規制部」に当接するなどして、上記「凸部または凹部」の移動を規制するものであれば如何なる形状でもよい。

本発明の第 2のィンク容器装填構造は、所定の情報を記憶する記憶手段が設けられた円筒形状のインク容器と、そのインク容器が装填される、記憶手段に記憶された情報を読み取る読取手段を有するインク容器装填部とを備えたィンク容器装填構造において、インク容器が、凸部または凹部を有するものであり、インク容器装填部が、インク容器の円周方向における凸部または凹部の位置を固定し、記憶手段と読取手段とを対向して位置させる固定部を有することを特徴とする。

ここで、上記「固定部」の形状は、上記「凸部または凹部」と嵌合するなどして上記「凸部または凹部」の位置を固定するものであれば如何なる形状でもよい。本発明の第 3のィンク容器装填構造は、所定の情報を記憶する記憶手段が設けられた円筒形状のインク容器と、そのインク容器が装填される、記憶手段に記憶された情報を読み取る読取手段を有するインク容器装填部とを備えたィンク容器装填構造において、インク容器が、凸部または凹部を有するものであり、インク容器装填部が、読取手段と記憶手段との間隔が所定値以上にならないように、記憶手段と読取手段の対向方向の記憶手段側への凸部または凹部の移動を規制するィンク容器移動規制部と、ィンク容器の円周方向における凸部または凹部の位置を固定し、記憶手段と読取手段とを対向して位置させる固定部とを有することを特徴とする。

ここで、上記「インク容器移動規制部」と上記「固定部」は、別々に構成するようにしてもよいし、上記「インク容器移動規制部」と上記「固定部」との両方を兼ねるものを構成するようにしてもよい。

本発明の第 4のィンク容器装填構造は、所定の情報を記憶する記憶手段が設けられたインク容器と、そのインク容器が装填される、記憶手段に記憶された情報を読み取る読取手段を有するインク容器装填部とを備えたィンク容器装填構造において、インク容器装填部が、インク容器の記憶手段に向けて進退動可能に支持された保持基体と、保持基体をィンク容器の記憶手段に向けて付勢する付勢手段と、保持基体に回動可能に取り付けられた、読取手段が設置された読取手段設置部材とを有することを特徴とする。

ここで、上記「進退動可能」とは、たとえば、保持基体の直線的な進退動が可能であってもよいし、保持基体の回動的な進退動が可能であってもよい。

また、上記保持基体を回動的に進退動可能なものとした場合には、その保持基体の回動の軸と読取手段設置部材の回動の軸とが平行となるように構成することが望ましい。

また、上記第 4のインク容器装填構造においては、インク容器装填部を、読取手段と記憶手段との間隔が所定値以上にならないように、記憶手段と読取手段の対向方向の記憶手段側へのィンク容器の移動を規制するインク容器移動規制部を有するものとすることができる。

また、インク容器を、円筒形状であるとともに凸部または凹部を有するものとし、インク容器装填部を、インク容器の円周方向における凸部または四部の位置を固定し、記憶手段と読取手段とを対向して位置させる固定部を有するものとすることができる。

本発明の第 1のィンク容器装填部は、上記第 1のィンク容器装填構造に用いられるインク容器装填部であって、読取手段と記憶手段との間隔が所定値以上にならないように、記憶手段と読取手段の対向方向の記憶手段側へのインク容器の移動を規制するインク容器移動規制部を有することを特徴とする。

また、上記第 1のインク容器装填部においては、インク容器移動規制部を、ィンク容器に設けられた凹部または凸部の上記対向方向の記憶手段側への移動を規制することによりィンク容器の移動を規制するものとすることができる。

本発明の第 2のインク容器装填部は、上記第 2のインク容器装填構造に用いられるインク容器装填部であって、ィンク容器の円周方向における凸部または凹部の位置を固定し、記憶手段と読取手段とを対向して位置させる固定部を有することを特徴とする。

本発明の第 3のインク容器装填部は、上記第 3のインク容器装填構造に用いられるインク容器装填部であって、読取手段と記憶手段との間隔が所定値以上にならないように、記憶手段と読取手段の対向方向の記憶手段側への凸部または凹部の移動を規制するインク容器移動規制部と、ィンク容器の円周方向における凸部または凹部の位置を固定し、記憶手段と読取手段とを対向して位置させる固定部とを有することを特徴とする。

本発明の第 4のインク容器装填部は、上記第 4のインク容器装填構造に用いられるインク容器装填部であって、ィンク容器の記憶手段に向けて進退動可能に支持された保持基体と、保持基体をィンク容器の記憶手段に向けて付勢する付勢手段と、保持基体に回動可能に取り付けられた、読取手段が設置された読取手段設置部材とを有することを特徴とするものである。

本発明のインク容器は、上記第 1から第 3のインク容器装填構造に用いられるィンク容器であって、凸部または凹部を有することを特徴とする。

本発明の第 1のィンク容器装填構造およびィンク装填部並びにィンク容器によれば、読取手段と記憶手段との間隔が所定値以上にならないように、インク容器移動規制部により記憶手段と読取手段の対向方向の記憶手段側へのィンク容器の移動を規制するようにしたので、記憶手段と読取手段との間隔が広くなり過ぎることなく、読取手段と記憶手段とのデータのやり取りを常に適切に行うことができる。また、インク容器内のインクを使用して印刷動作などを行っている時においても、その印刷動作による装置の振動などによって記憶手段と読取手段の距離が離れてしまうのを回避することができる。

本発明の第 2のィンク容器装填構造およびィンク装填部並びにィンク容器によれば、インク容器を、凸部または凹部を有するものとし、インク容器装填部の固定部により、インク容器の円周方向における凸部または凹部の位置を固定し、記憶手段と読取手段とを対向して位置させるようにしたので、ィンク容器が円筒形状である場合においても、インク容器装填部内でィンク容器が回転することなく、記憶手段と読取手段とを常に対向して位置させることができるので、読取手段と記憶手段とのデータのやり取りを常に適切に行うことができる。また、インク容器内のィンクを使用して印刷動作などを行っている時においても、その印刷動作による装置の振動などによってインク容器が回転してしまうことを防止することができる。

本発明の第 3のィンク容器装填構造およびィンク容器装填部並びにィンク容器によれば、インク容器を、凸部または凹部を有するものとし、インク容器装填部のィンク容器移動規制部により、読取手段と記憶手段との間隔が所定値以上にならないように、記憶手段と読取手段の対向方向の記憶手段側への凸部または凹部の移動を規制し、インク容器装填部の固定部によりインク容器の円周方向における凸部または凹部の位置を固定し、記憶手段と読取手段とを対向して位置させるようにしたので、記憶手段と読取手段との間隔が広くなり過ぎることなく、かつ、ィンク容器が円筒形状である場合においても、ィンク容器装填部内でィンク容器が回転することなく、記憶手段と読取手段とを常に対向して位置させることができるので、読取手段と記憶手段とのデータのやり取りを常に適切に行うことができる。また、インク容器内のインクを使用して印刷動作などを行っている時においても、その印刷動作による装置の振動などによってィンク容器が回転したり、移動したりして読取手段が記憶手段から適切にデータが読み取れなくなるのを防止することができる。本発明の第 4のィンク容器装填構造おょぴィンク容器装填部によれば、ィンク容器装填部を、ィンク容器の記憶手段に向けて進退動可能に支持された保持基体と、保持基体をインク容器の記憶手段に向けて付勢する付勢手段と、保持基体に回動可能に取り付けられた、読取手段が設置された読取手段設置部材とを有するものとしたので、インク容器装填部にインク容器が装填された際には、保持基体が付勢手段により付勢されてィンク容器の記憶手段に向けて移動し、保持基体に取り付けられた読取手段設置部材が記憶手段、または記憶手段が設置された部分に接触して沿うように回動するので、ィンク容器に多少の変形が生じていたとしても読取手段設置部材における読取手段と記憶手段との位置関係を常に平行にすることができ、その間隔を常に一定に保つことができるので、読取手段と記憶手段とのデータのやり取りを常に適切に行うことができる。

また、上記第 4のインク容器装填構造において、インク容器装填部を、読取手段と記憶手段との間隔が所定値以上にならないように、記憶手段と読取手段の対向方向の記憶手段側へのインク容器の移動を規制するインク容器移動規制部を有するものとした場合には、印刷装置の振動などによって記憶手段と読取手段の間隔が、保持基体が進退動可能な距離以上離れてしまうのを回避することができるので、常に読取手段と記憶手段との間隔を一定に保つことができ、より安定したデータのやり取りを行うことが可能である。

また、上記第 4のインク容器装填構造において、インク容器を、凸部または凹部を有するものとし、ィンク容器装填部を、ィンク容器の円周方向における凸部または凹部の位置を固定し、記憶手段と読取手段とを対向して位置させる固定部を有するものとした場合には、ィンク容器装填部内でィンク容器が回転するのを回避することができるので、保持基体とともに移動した読取手段設置部材と記憶手段とを常に対向して位置させることができるので、常に読取手段と記憶手段との間隔を一定に保つことができ、より安定したデータのやり取りを行うことが可能である。

[図面の簡単な説明]

図 1は、本発明のィンク容器装填構造の第 1の実施形態に用いられるインク容器の斜視図図 2は、本発明のィンク容器装填構造の第 1の実施形態に用いられるインク容器装填部の図 1に示すインク容器を装填した時の断面図（2 A ) およびインク容器装填部の側面部の内側の一部の展開図（2 B )

図 3は、図 2に示すインク容器装填部の 3— 3線断面図

図 4は、本発明のインク容器装填構部の第 2の実施形態の斜視図

図 5は、図 4に示す保持基体の斜視図

図 6は、図 4に示す読取手段設置部材の斜視図

図 7は、図 4に示すインク容器装填部の 7— 7線断面図

図 8は、図 7に示すィンク容器装填部にィンク容器を装填した状態を示す図図 9は、本発明のインク容器装填構造のその他の実施形態を説明する図図 1 0は、本発明のィンク容器装填構造のその他の実施形態を説明する図図 1 1は、図 1 0に示す保持基体などの上面図

図 1 2は、図 1 0に示す保持基体の 1 2 - 1 2線断面図

[発明を実施するための好ましい態様]

以下、図面を参照しながら本発明のィンク容器装填構造の第 ].の実施形態について説明する。

まず、本発明のィンク容器装填構造の第 1の実施形態に用いられるインク容器について説明する。図 1は本ィンク容器装填構造に用いられるィンク容器の斜視図である。

本ィンク容器装填構造に用いられるインク容器 1は、図 1に示すように、略円筒状の樹脂からなるインク容器本体 1 0と記憶手段 2 0とから構成されるものである。そして、インク容器本体 1 0の上端面 1 0 a側には、インク容器本体 1 0 内に収容されたインクが吐出される吐出口 1 1が設けられ、また、ィンク容器本体 1 0の上端面 1 0 a上の一部に記憶手段 2 0が設けられている。なお、記憶手段 2 0は、データ通信部を有するメモリ I Cである。また、インク容器本体 1 0 の側面 1 0 bには、図 1に示すような、平板形状の 2本のリブ 1 2がインク容器本体 1 0の中心軸方向に対して平行に設けられている。

次に、本発明のィンク容器装填構造の一実施形態に用いられるインク容器装填部について説明する。図 2 Aは本ィンク容器装填構造に用いられるインク容器装填部のィンク容器 1を装填した時の断面図である。

本ィンク容器装填構造に用いられるインク容器装填部 2は、ィンク容器 1よりも径が大きい略円筒形の樹脂からなり、図 2 Aに示すように、インク容器 1が装填されるインク容器装填部本体 4 0とインク容器 1に設けられた記憶手段 2 0から所定の情報を読み取る読取手段 3 0と後述する固定部 5 0とから構成されるものである。そして、インク容器装填部本体 4 0は、図 2 Aに示すように、円筒形の一端の円形の壁部が設けられてない形状であり、その一端の円形の壁部が設けられてない部分がィンク容器揷入口 4 1となる。ィンク容器挿入口 4 1にはィンク容器 1が矢印 A方向から揷入される。そして、インク容器装填部本体 4 0の他端の円形の壁部 4 2には、揷入されたインク容器 1の吐出口 1 1が外部に突出するような孔 4 3が形成されている。この孔 4 3から突出したィンク容器 1の吐出口 1 1にィンク容器 1からインクを吸引するインク吸引ポンプなどが接続される。そして、円形の壁部 4 2の内側には、図 2 Aに示すように読取手段 3 0が設けられている。

また、ィンク容器装填部本体 4 0の側面部 4 4の内側の一部には、ィンク容器本体 1 0に設けられたリブ 1 2が案内されて固定される溝 4 5が形成されている _c 溝 4 5が形成されている部分の展開図を図 2 Bに示す。図 2 Bに示すように、溝 4 5は、ィンク容器 1がィンク容器揷入口 4 1から矢印 A方向に挿入される際、インク容器 1のリブ 1 2を矢印 A方向に案内する長さ方向案内部と、矢印 A方向に案内されたリブ 1 2の一端が面 4 6に当接した後、その一端を面 4 6に沿って摺動させて矢印 B方向に案内する斜め方向案内部と、斜め方向案内部にリブ 1 2 が案内され、リブ 1 2の一端が面 4 7に当接した後、その一端を面 4 7に沿って摺動させて矢印 C方向に案内し、リブ 1 2が面 4 8に当接して固定されるよう案内する円周方向案内部とから構成されている。また、長さ方向案内部のインク容器揷入口 4 1付近の部分は、インク容器 1 0のリブ 1 2を受け入れ易くするように、長さ方向案内部の直線部分の幅よりも広い幅で形成されている。また、円周方向案内部の矢印 A方向の幅はリブ 1 2の長さに合わせて形成されており、リブ 1 2が溝 4 5の面 4 8に当接した際には、リブ 1 2の矢印 D方向（記憶手段 2 0 と読取手段 3 0の対向方向）の位置が固定されるようになっている。なお、本実施形態のインク容器装填構造においては、インク容器 1のリブ 1 2およびインク容器装填部 2の溝 4 5は、図 2 Aに示すように、インク容器 1のリブ 1 2が溝 4 5の面 4 8に当接して矢印 D方向の位置が固定された状態において、記憶手段 2 0と読取手段 3 0との間隔が所定値以上にならないような位置に配設されている。そして、上記間隔は、読取手段 3 0と記憶手段 2 0とが適切に通信することができ、読取手段 3 0が記憶手段 2 0から適切にデータを読み出すことができる間隔である。

また、本実施形態においては、溝 4 5によりリブ 1 2の矢印 D方向の位置を固定するようにしたが、必ずしもリブ 1 2の矢印 D方向の位置を固定する必要なはく、少なくともリブ 1 2が矢印 E方向（記憶手段 2 0と読取手段 3 0の対向方向の記憶手段側）へ移動するのを規制するようにすればよい。

また、インク容器装填部本体 4 0には、図 2 Bに示すように、孔 4 9が形成されている。孔 4 9は、リブ 1 2が溝 4 5の面 4 8に当接した際に、ィンク容器装填部本体 4 0の側面部 4 4の外側に設けられた後述する固定部 5 0がリブ 1 2に当接するように形成されている。

図 3に、図 2 Aに示すィンク容器装填部 2およびィンク容器 1の 3 - 3線断面図を示す。図 3に示すように、インク容器装填部 4 0の側面部 4 4の外側には固定部 5 0が設けられている。固定部 5 0には、凸部を有するバネスイッチ 5 1が設けられており、インク容器 1がインク容器装填部 2に装填された際には、このバネスイッチの凸部が、インク容器 1の 2本のリプ 1 2の間に当接して嵌合してインク容器 1のリブ 1 2の円周方向の位置が固定される。そして、ィンク容器 1 のリブ 1 2、インク容器装填部 2の孔 4 9および固定部 5 0は、上記のようにィンク容器 1のリブ 1 2の円周方向の位置が固定された状態において、記憶手段 2 0とインク読取手段 3 0とが対向して位置するように配設されている。

上記のようにしてリブ 1 2が設けられたインク容器 1力 S、上記のようにして溝 4 5、孔 4 9および固定部 5 0が設けられたインク容器装填部 2に装填される際には、まず、インク容器 1のリブ 1 2が溝 4 5の長さ方向案内部分により矢印 A 方向に案内されてィンク容器 1が矢印 A方向に揷入され、矢印 A方向に案内されたリブ 1 2の一端が斜め方向案内部の面 4 6に当接した後、その一端が面 4 6に沿って摺動してリブ 1 2が矢印 B方向に案内されるのにしたがって、インク容器 1は円周方向に回転するとともに矢印 A方向にさらに揷入され、矢印 B方向に案内されたリブ 1 2の一端が円周方向案内部の面 4 7に当接した後、その一端が面

4 7に沿って摺動して矢印 C方向にリブ 1 2が案内されるのにしたがって、ィンク容器 1は円周方向に回転し、インク容器 1のリブ 1 2が面 4 8に当接した際には、リブ 1 2の矢印 D方向の位置が固定されるとともに、固定部 5 0のバネスィツチ 5 1の凸部が 2本のリプ 1 2の間に嵌合してリブ 1 2の円周方向の位置も固定される。

上記のようにしてリブ 1 2の位置を固定することにより、ィンク容器 1の記憶手段 2 0 とインク容器装填部 2の読取手段 3 0との間隔が所定値以上にならないようにすることができるとともに、記憶手段 2 0と読取手段 3 0とを対向して位置させることができ、記憶手段 2 0と読取手段 3 0とのデータのやり取りを常に適切に行うことができる。

また、上記実施形態のインク容器装填構造においては、インク容器 1にリブ 1 2を、ィンク容器装填部 2に溝 4 5を設けることにより記憶手段 2 0と読取手段 3 0の対向方向の位置を固定するとともに、さらにィンク容器装填部 2に固定部

5 0を設けることによりィンク容器の円周方向の回転を固定するようにしたが、記憶手段 2 0と読取手段 3 0の対向方向の位置のみを固定するようにしたり、ィンク容器の円周方向の回転のみを固定するようにしてもよい。

また、上記実施形態のインク容器装填構造においては、インク容器 1にリブ 1 2を設け、このリブ 1 2の移動を溝 4 5により規制するようにしたが、上記のようにィンク容器 1にリブ 1 2などの凸部などを必ずしも設ける必要はなく、たとえば、インク容器 1の一部の面、たとえば、インク容器 1の底面を利用し、この底面を所定のィンク容器移動規制部に当接させることによりインク容器 1の移動を規制するようにしてもよい。

また、上記実施形態のインク容器装填構造においては、記憶手段 2 0と読取手段 3 0の対向方向の位置を固定するために、インク容器 1にリブ 1 2を設け、ィンク容器装填部 2に溝 4 5を設けるようにしたが、この構成に限らず、その他の構成を採用して記憶手段 2 0と読取手段 3 0の対向方向の位置を固定したり、ィンク容器 1が記憶手段 2 0と読取手段 3 0の対向方向の記憶手段側へ移動するのを規制するようにしたりしてもよい。また、インク容器の円周方向の回転を固定するための構成についても、その他の構成を採用してもよい。：次に、本発明のィンク容器装填構造の第 2の実施形態について説明する。

本実施形態のインク容器装填構造におけるインク容器装填部 6 0は、図 4に示すように、上下に分かれた 2つの半円筒形部材であるインク容器装填上本体部 6 1およびィンク容器装填下本体部 6 2が組み合されて円筒形状を構成するインク容器装填部本体 6 9と、インク容器装填部本体 6 9の円筒内に装填されたインク容器 1の記憶手段 2 0に向けて進退動可能に支持された保持基体 6 3と、保持基体 6 3をインク容器 1の記憶手段 2 0に向けて付勢する付勢手段 6 4と、保持基体 6 3に回動可能に取り付けられた読取手段設置部材 6 5とを備えている。また、ィンク容器装填下本体部 6 2には、保持基体 6 3を支持する支持軸 6 7および支持軸 6 7をィンク容器装填下部本体部 6 2に固定する軸固定部 6 8が設けられている。

ィンク容器装填部本体 6 9には、上記第 1の実施形態のィンク容器装填部 2と同様に、その側面部の内側の一部に、ィンク容器本体 1 0に設けられたリブ 1 2 が案内されて固定される溝 4 5が形成されているとともに、第 1の実施形態の固定部 5 0と同様の固定部が設けられている。そして、インク容器 1が溝および固定部により固定された状態において、ィンク容器 1の記憶手段 2 0と読取手段設置部材 6 5とが対向するように、上記保持基体 6 3がインク容器装填下本体部 6 2に取り付けられている。そして、インク容器装填上本体部 6 1および下本体部 6 2の端壁 6 1 a , 6 2 aには、ィンク容器 1の吐出口 1 1をィンク容器装填部 6 0の外部に突出させる穴 6 6を形成するための半円状の切搔きがそれぞれ設けられている。なお、図 4においては、ィンク容器装填部本体 6 9と読取手段設置部材 6 5との位置関係を示すため、インク容器装填上本体部 6 1の一部の記載は省略してある。また、本実施形態では、インク容器装填部本体 6 9に、上記溝および固定部とを設けるようにしたが、必ずしも設ける必要はない。

図 5に、図 4に示す保持基体 6 3の拡大斜視図を示す。保持基体 6 3は、図 5 に示すように、 U字形状で形成されており、読取手段設置部材 6 5が回動可能に取り付けられる支持部 6 3 a と、ィンク容器 1の記憶手段 2 0に向けて進退動可能に保持基体 6 3を支持する支持軸 6 7が設置される軸受部 6 3 bと、付勢手段 6 4の一部が当接されるパネ溝 6 3 c と、保持基体 6 3の記憶手段 2 0に向けての移動を規制するフック部 6 3 dとを備えている。

図 6に、図 4に示す読取手段設置部材 6 5の拡大斜視図を示す。読取手段設置部材 6 5は、図 6に示すように、インク容器装填上本体部 6 1およびインク容器 1の形状に合わせて円弧形状で形成されており、保持基体 6 3の支持部 6 3 aが回動可能に嵌合する孔 6 5 a と、読取手段 3 0が設置される設置面 6 5 bと、設置面 6 5 bに設置された読取手段 3 0を係止する係止部 6 5 c とを備えている。図 4に示す付勢手段 6 4はパネであり、その一端が保持基体 6 3の溝 6 3 cに嵌め込まれるとともに、他端がィンク容器装填下本体部 6 2に係止されることにより、保持基体 6 3をィンク容器 1の記憶手段 2 0に向けて付勢する。

図 7に、図 4に示すィンク容器装填部 6 0の 7— 7線断面図を示す。なお、図 7に示すインク容器装填部 6 0は、ィンク容器装填前の状態を示すものである。図 4および図 7に示すように、インク容器装填上本体部 6 1 と下本体部 6 2とは、その端壁 6 1 a と端壁 6 2 a との位置が、ィンク容器装填部本体の軸方向にずれた状態で組み合されているとともに、保持基体 6 3のフック部 6 3 dと読取手段設置部材 6 5との間にインク容器装填上本体部 6 1の端壁 6 1 aが位置するように構成されている。そして、保持基体 6 3は支持軸 6 7に取り付けられて支持され、支持軸 6 7を中心として、保持基体 6 3のフック部 6 3 dが上記端壁 6 1 aに当接した状態の位置から読取手段設置部材 6 5が上記端壁 6 1 aの裏側の面に当接した状態の位置までの間を進退動可能となるように設置されている。つまり、ィンク容器装填部 6 0にインク容器 1が装填される前は、保持基体 6 3は付勢手段 6 4により矢印 X 1方向、つまり記憶手段 2 0側に付勢され、そのフック部 6 3 dがィンク容器装填上本体部 6 1の端壁 6 1 aに当接した状態で支持され、読取手段設置部材 6 5は矢印 Y方向に回動可能な状態となっている。

次に、図 8に、図 7に示すインク容器装填部 6 0にインク容器 1を装填した状態の図を示す。

インク容器装填部 6 0にインク容器 1が装填されると、図 8に示すように、ィンク容器 1の記憶手段 2 0が読取手段設置部材 6 5に当接し、インク容器 1の装填方向への移動に合わせて読取手段設置部材 6 5が移動し、 X I、 X 2方向に回動可能に支持された保持基体 6 3が矢印 X 2方向に読取手段設置部材 6 5とともに移動する。そして、このとき、保持基体 6 3は付勢手段 6 4により矢印 X 1方向に付勢されているので、保持基体 6 3に矢印 Y方向に回動可能に取り付けられた読取手段設置部材 6 5は記憶手段 2 0にならうように支持部 6 3 aを中心として回動する。その結果、図 8に示すように読取手段設置部材 6 5と記憶手段 2 0 とが平行に位置する状態となり、読取手段設置部材 6 5に設置された読取手段 3 0と記憶手段 2 0との間隔を一定に維持することができる。なお、上記端壁 6 1 aの一部には、読取手段 3 0の凸部 3 0 aが通過できるように切搔部が設けられている。

また、上記実施形態においては、記憶手段 2 0と読取手段設置部材 6 5とが直接接触するようにしたが、これらが直接接触し合わないように、図 9に示すように、インク容器 2に凹部 3を設け、その凹部 3の底面 3 aに記憶手段 2 0を設け、読取手段設置部材 6 5と上記凹部 3の開口周辺とを接触させることにより、読取手段 3 0が記憶手段 2 0に沿って位置するようにし、読取手段 3 0と記憶手段 2 0との間隔が一定に維持されるようにしてもよい。また、インク容器の記憶手段 2 0の周辺に凸部を設け、その凸部と読取手段設置部材 6 5とを接触させることにより、記憶手段 2 0と読取手段 3 0との間隔が一定に維持されるようにしてもよい。

また、上記第 2の実施形態における保持基体などの構成は、必ずしも上記のような構成に限らずその他の構成を採用するようにしてもよい。たとえば、図 1 0 に示すように、保持基体 7 0を T字形状に形成するとともに、その保持基体 7 0 に読取手段設置部材 6 5を回動可能に支持する支持部 7 3を設け、その保持基体 7 0をィンク容器 1の記憶手段 2 0に向けて直線的に進退動可能に構成するようにしてもよい。具体的には、図 1 0に示すように、保持基体 7 0が設置され、その保持基体 7 0がィンク容器 1の記憶手段 2 0に向けて進退動可能となるように支持する固定部材 7 1をインク容器装填上本体部 6 1に設け、その固定部材 7 1 に設置されたパネなどの付勢手段 7 2により保持基体 7 0をインク容器 1の記憶手段 2 0に向けて（矢印 Z 1方向に向けて）付勢するようにしてもよい。図 1 0 に示す保持基体 7 0および固定部材 Ί 1などの上面図を図 1 1に、図 1 0の 1 2 一 1 2線断面図を図 1 2に示す。

図 1 0〜図 1 2に示すような保持基体 7 0および固定部材 7 1などを設けたィンク容器装填部においては、インク容器 1が装填されると、インク容器 1の記憶手段 2 0が読取手段設置部材 6 5に当接し、インク容器 1の装填方向への移動に合わせて読取手段設置部材 6 5が移動し、読取手段設置部材 6 5の移動に合わせて保持基体 7 0が矢印 Z 2方向に読取手段設置部材 6 5とともに移動する。そして、このとき、保持基体 7 0は付勢手段 7 2により矢印 Z 1方向に付勢されているので、保持基体 7 0に回動可能に取り付けられた読取手段設置部材 6 5は記憶手段 2 0にならうように支持部 7 3を中心として回動する。その結果、読取手段設置部材 6 5と記憶手段 2 0とが平行に位置する状態となり、読取手段設置部材 6 5に設置された読取手段 3 0と記憶手段 2 0との間隔を一定に維持することができる。

なお、上記第 2の実施形態における保持基体、付勢手段およぴ読取手段設置部材の形状および構成などは上記実施形態のものに限らず、その他の形状およぴ構造などを採用するようにしてもよい。

Claims

請求の範囲

1 . 所定の情報を記憶する記憶手段が設けられたインク容器と、該インク容器が装填される、前記記憶手段に記憶された情報を読み取る読取手段を有するィンク容器装填部とを備えたィンク容器装填構造において、

前記ィンク容器装填部が、前記読取手段と前記記憶手段との間隔が所定値以上にならないように、前記記憶手段と前記読取手段の対向方向の記憶手段側への前記ィンク容器の移動を規制するインク容器移動規制部を有することを特徴とするインク容器装填構造。

2 . 前記インク容器が凸部または四部を有し、

前記ィンク容器移動規制部が、前記凹部または凸部の前記対向方向の記憶手段側への移動を規制することにより前記ィンク容器の移動を規制するものであることを特徴とする請求項 1記載のインク容器装填構造。

3 . 所定の情報を記憶する記憶手段が設けられた円筒形状のィンク容器と、該インク容器が装填される、前記記憶手段に記憶された情報を読み取る読取手段を有するインク容器装填部とを備えたインク容器装填構造において、

前記ィンク容器が、凸部または凹部を有するものであり、

前記ィンク容器装填部が、前記ィンク容器の円周方向における前記凸部または凹部の位置を固定し、前記記憶手段と前記読取手段とを対向して位置させる固定部を有することを特徴とするインク容器装填構造。

4 . 所定の情報を記憶する記憶手段が設けられた円筒形状のインク容器と、該ィンク容器が装填される、前記記憶手段に記憶された情報を読み取る読取手段を有するインク容器装填部とを備えたィンク容器装填構造において、

前記ィンク容器が、凸部または凹部を有するものであり、

前記ィンク容器装填部が、前記読取手段と前記記憶手段との間隔が所定値以上にならないように、前記記憶手段と前記読取手段の対向方向の記憶手段側への前記凸部または凹部の移動を規制するインク容器移動規制部と、

前記ィンク容器の円周方向における前記凸部または凹部の位置を固定し、前記記憶手段と前記読取手段とを対向して位置させる固定部とを有することを特徴とするインク容器装填構造。

5 . 所定の情報を記憶する記憶手段が設けられたインク容器と、該インク容器が装填される、前記記憶手段に記憶された情報を読み取る読取手段を有するィンク容器装填部とを備えたインク容器装填構造において、

前記インク容器装填部が、

前記ィンク容器の記憶手段に向けて進退動可能に支持された保持基体と、該保持基体を前記ィンク容器の記憶手段に向けて付勢する付勢手段と、前記保持基体に回動可能に取り付けられた、前記読取手段が設置された読取手段設置部材とを有することを特徴とするインク容器装填構造。

6 . 前記インク容器装填部が、前記読取手段と前記記憶手段との間隔が所定値以上にならないように、前記記憶手段と前記読取手段の対向方向の記憶手段側への前記ィンク容器の移動を規制するインク容器移動規制部を有することを特徴とする請求項 5記載のィンク容器装填構造。

7 . 前記インク容器が、円筒形状であるとともに凸部または凹部を有するものであり、

前記ィンク容器装填部が、前記ィンク容器の円周方向における前記凸部または凹部の位置を固定し、前記記憶手段と前記読取手段とを対向して位置させる固定部を有することを特徴とする請求項 5記載のィンク容器装填構造。

8 . 請求項 1記載のインク容器装填構造に用いられるインク容器装填部であつて、

前記読取手段と前記記憶手段との間隔が所定値以上にならないように、前記記憶手段と前記読取手段の対向方向の記憶手段側への前記インク容器の移動を規制するインク容器移動規制部を有することを特徴とするインク容器装填部。

9 . 請求項 2記載のィンク容器装填構造に用いられるインク容器装填部であつて、

前記読取手段と前記記憶手段との間隔が所定値以上とならないように、前記記憶手段と前記読取手段の対向方向の記憶手段側への前記凸部または凹部の移動を規制するインク容器移動規制部を有することを特徴とするインク容器装填部。

1 0 . 請求項 3記載のインク容器装填構造に用いられるインク容器装填部であってヽ

前記ィンク容器の円周方向における前記凸部または凹部の位置を固定し、前記記憶手段と前記読取手段とを対向して位置させる固定部を有することを特徴とするインク容器装填部。

1 1 . 請求項 4記載のインク容器装填構造に用いられるインク容器装填部であって、

前記読取手段と前記記憶手段との間隔が所定値以上にならないように、前記記憶手段と前記読取手段の対向方向の記憶手段側への前記凸部または凹部の移動を規制するインク容器移動規制部と、

前記ィンク容器の円周方向における前記凸部または凹部の位置を固定し、前記記憶手段と前記読取手段とを対向して位置させる固定部とを有することを特徴とするインク容器装填部。

1 2 .請求項 5記載のィンク容器装填構造に用いられるィンク容器装填部であって、

前記ィンク容器の記憶手段に向けて進退動可能に支持された保持基体と、該保持基体を前記インク容器の記憶手段に向けて付勢する付勢手段と、前記保持基体に回動可能に取り付けられた、前記読取手段が設置された読取手段設置部材とを有することを特徴とするインク容器装填部。 ·

1 3 . 請求項 2から 4いずれか 1項記載のインク容器装填構造に用いられるィンク容器であって、前記凸部または凹部を有することを特徴とするインク容器。