WO2003001423A1

WO2003001423A1 - Systeme de transmission de donnees

Info

Publication number: WO2003001423A1
Application number: PCT/JP2002/006135
Authority: WO
Inventors: Masanao Kawatahara; Yoshimi Ooura; Shigeru Doi
Original assignee: Arkray, Inc.
Priority date: 2001-06-22
Filing date: 2002-06-19
Publication date: 2003-01-03
Also published as: EP1403795A1; EP1403795A4; EP2410449A3; CN1518716A; EP2410449A2; JP4787465B2; US20040176913A1; JPWO2003001423A1

Description

明細書情報通信システム技術分野

本発明は、分析 βに対して、記憶媒体からの情報を情報処3¾置を介して入力する情報通信システムに関する。

糖尿病患者にとつては、血糖値を管理するために日頃から自己の血糖値を ί巴握しておくことは重要である。その一方、血糖値を測定するために、頻繁に医療機関に足を運ぶのは煩わしい。そのため、患者自身が簡易に血糖値の測定を行え、しかも出先などでも血糖値の測定を手軽に行えるように、手のひらに納まるようなサイズの携帯型の血糖値測定装置が用！/ヽられて！/、る。

携帯型の血糖値測定装置を用いる:^、基本的には、測定結果に基づいて患者自身の判断により血糖値の管理; ^行われる。その^^でも、定期的に医師などの専門家の指導を仰ぐほうが好ましい。専門家の指導を仰ぐためには、測定データを定期的に専門家に見せる必要がある。測定データは、たとえば打ち出しデータとして専門家に手渡し、あるいは血糖値測定装置を医療機関などに持参することにより専門家に開示される。これらの方法では、結局、医療機関などに多少なりとも足を運ぶ必要があるために煩わしい。

このような煩わしさを回避する方策としては、血糖値測定装置に記憶された測定データを、電気通信回線を利用して医療機関のコンピュータに送信する方法が考えられる。しかしながら、携帯型の血糖値測定装置は電気通信機能を持っていないのが通常である。そのため、移動式通信機（たとえば携帯 mi舌）に血糖値測定装置を接続してデータを移動式通信機に入力した上で、レ、わゆる電子メールなどを利用して医療機関のコンピュータにデータを言することが考えられる。ところが、簡易血糖値測定装置と移動式通信機とは通信プロトコルが一致しておらず、また簡易血糖値測定装置および移動式通信機ともに通信プロトコルを変更できないのが通常である。そのため、測定データなどを移動式通信機を介して言するためには、測定データなどの通信プロトコルを移動式通信機の通信プロトコルに合致させるためにデータ形式を変更する必要がある。データ形式の変更は、簡易血糖値測定装置と移動式通信機とを、データ形式を変更するためのプログラムをインストールしたパーソナルコンピュー-タを介して接続し、このパーソナルコンピュータにおいて行う必要がある。したがって、言者側は、測定データを言しようとする度に、簡易血糖値測定装置をパーソナルコンピュータおよび移動式通信機に接続しなければならない。この、パーソナルコンピュータがデスクトツプ型のものであれば、出先などにぉレ、て測定データを送信することもできない。このように、簡易血糖値測定装置では、通信プロトコルに関するプ口ダラムを変更できなければ、他の外部 βとの間でデータの送受信を簡易に行うことができなレ、。発明の開示

本発明は、分析 »と情報処«置との間のデータの送受信を簡易に行えるようにすることを目的としている。

本発明により樹共される情報通信システムは、予め目的情報が記憶された記憶媒体、この記憶媒体から目的情報を入力できる情報処3¾置、およびこの情報処 a¾置から目的情報を入力できる分析 βを備え、上記記憶某体からの目的情報を、上記情報処理装置を介して、上記分析 βに入力することを特徴としている。情報処¾¾置としては、たとえばパーソナルコンピュータ、セットトップポッタス、または移動式通信機（たとえば携帯 si舌）が挙げられる。

記憶媒体としては、たとえば電気通信回線を介してアクセス可能なデータべ一ス、光ディスク、または磁気ディスクが挙げられる。電気通信回線を介してァクセス可能なデータベースから目的情報を読み出し、これを情報処 a¾置に入力する方法には、インターネット上のホームページにアクセスし、ホームページから目的情報をダウンロードする場合も含まれる。電気通信回線は、有線および無線の別を問わな！/ヽ。光ディスクとは、光を利用して情報の再生を行うことができるものをいい、いわゆる C Dや D VDの他、光磁気ディスクや相変化ディスクも含まれる。

本発明の情報通信システムは、分析 βからの情報が入力され、つ、この情報に基づ！/ヽて、予め定められた動作を行う i ¾口の情報処理装置をさらに備えてレヽるのが好ましい。

このの目的情報としては、たとえば翻口の情報処3¾置の動作を実現するために必要なものが挙げられる。目的情報は、分析機器から出力する情報を、追加の情報処理装置の通信プロトコルに合致させた上で出力するためのプログラムを含んでいてもよい。

口の情報処理装置としては、たとえば移動式通信機（たとえば携帯、

P DA, パーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム機、家庭用ゲーム機、およびプリンタが挙げられる。 P Cやプリンタは、分析 βの所有者（ユーザ）たる個人が所有するものの他、患者の血糖値管理などのために医療機関が所有するものも含まれる。

本発明の情報通信システムは、複数の ϋ¾卩の情報処義置を備えていてもよいし、 1の口の情報処3¾置を備えてレ、てもよい。情報処¾置と ϋ¾口の情報処置とは、同一物（1つの情報処«置が上記情報処理装置および上記 ϋ¾口の情報処«置の双方として機能するであってもよい。

情報通信システムが追加の情報処理装置を有して構成されている場合には、目的情報としては、たとえば①1¾口の情報処¾¾置がゲーム機である ¾ ^に、分析

«に対して特定期間内に新規に記憶された情報に応じて選択され、カゝっ当該ゲーム機のゲーム性に寄与する情報、 ②分析おける刘像物の分析に必要な演算用のプログラム、 ③分析 βの動作において必要とされ、力つ物の分析に必要な演算とは直接関係のなレヽ機能を実現するためのプログラム、が挙げられる。本発明の分析 βとしては、据え置き型として構成されたもの、およ帯型として構成されたものの双方が含まれる。

分析 βは、たとえば書き替え可能な記憶部を有しており、この場合には、記憶部の記憶内容を書き替えることにより目的情報が記憶される。もちろん、目的情報は、記憶部に対して口記憶させてもよい。

分析 «は、たとえば測定舰中の特定成分の濃度を測定するように構成されたものである。典型的には、分析;eとしては、血液中のグルコース濃度を測定するように構成されたものを例示することができる。もちろん、分析;eとしては、血液中のコレステロールなどを測定する装置の他、非侵襲で生体情報を分析する装置を使用することもできる。非侵襲で生体情報を分析する装置としては、たとえば非侵襲血糖値測定装置、パルスォキシメータ、心電計、血圧計や脈拍計の他、水爵則定や食品中の成分の測定を行うように構成されたものを例示することができる。

分ネ斤 βとしては、本体部と、この本体部に対して着脱自在とされ、力つ上記本体部に対して情報を出力可能な検知ユエットと、を備えたものを使用することもできる。この：^、本体部は、測定赚物に含まれる特定成分の分析を行うのに必要な演算を行う演算部を有しており、検知ユニットは、上記演算に必要な演算用情報を上記測定対象物から得るための検知部を有している。

この分析観では、従前から使用している検知ユニットに変えて、新しい検知ュニットに変更して使用するようにしてもよいし、従前から使用している検知ュニットにカ卩えて、新しい検知ュエツトを卩して、複数の検知ュ-ットから目的とする検知ュ二ットを選択して使用するようにしてもよい。

検知部は、たとえば測定文豫物に刺激を与える一方で、この刺激に対する応答として演算用情報が得られるように構成される。

ここで、刺激としては、光、 ®ΐ、電流などが挙げられ、応答としては、光、電流、 mmなどが挙げられる。応答が光のには、懇率、反射率あるいは吸光度として応答量に相関するポテンシャルを得ることができる。つまり、検知部は、電気化学的手法あるいは光学的手法により演算用情報を取得する構成であつてもよいし、非侵襲的手法により演算用情報を取得する構成であってもよい。検知ュニットは、たとえば測定文豫物を保持するための分析用具を装着できるように構成される。分析用具としては、酵素反応、ィ匕学反応あるいは免疫反応を起こさせるための反応場を f共するものが挙げられ、より具体的には、バイオセンサ、発色部を有する試験片などを例示することができる。もちろん、検知ュ二ットは、非反応的手法により演算用情報を出力できる分析用具（たとえばイオン選択プレート）を用いるように構成してもよい。

本体部は、たとえば演算に必要な演算用プログラムを格納した記憶部をさらに備えている。この：^、記憶部には、複数の測定項目に対応して複数の演算用プ口グラムを記憶させておいてもよいし、単項目に対応して 1つの演算用プロダラムを記憶させてもよい。

使用すべき検知ュニットを変更 · ϋ¾ρするには、記憶部に変更 · ϋ¾口する検知ュ二ットに対応した演算用プログラムが格納されていないことも想定される。この # ^には、本体部は、外部 βから新たな演算用のプログラムを入力するための入力部をさらに備えたものとして構成される。入力部を介して入力された新たな演算用のプログラムは、たとえば記憶部に格納される。記憶部にぉレヽては、新たな演算用のプログラムを格納する場合には、従前の演算用プログラムの内容を変更してもよいし、記憶部に対して別の演算用プログラムを追加記憶してもよレ、。格納手法は、記憶部が元来的に有するメモリ容量や格納時におけるメモリ残容量などに応じて選択すればょレ、。

本体部は、装着された検知ュ-ットの種類を認識するための検知ュニット認識部を備えているのが好ましヽ。この検知ュ二ット認識部は、使用者のボタン操作などに応じて、検知ュュットの種類を認識するものであってもよいし、検知ュ二ットが本体部に装着された:^に自動的に、検知ュニットの種類を認識するものであってもよい。後者の ¾ ^には、たとえば検知ユニットから検知ユニット認識部に対して、検知ュ二ットの種類に対応する情報を言することにより、検知ュニット認識部において検知ュニットの種類力 S認識される。

本体部はさらに、検知ユニット認識部における認識結果に基づいて、新たな演算用のプログラムをィンストーノレするように要求するィンストール要求部を備えたものとしてネ冓成するのが好ましい。このような要求は、たとえば L E Dなどのランプで表示することにより、あるいは分析結果を表示するためのディスプレイなどに表示することにより具現化される。そうすれば、使用者は、新たな演算用プログラムをィンストールする必要性を認識することができる。図面の簡単な説明

図 1は、本発明に係る情報通信システムの一例を示すシステム図である。図 2は、分析 βの一例を示す斜視図である。

図 3は、図 2に示した分析 βのブロック図である。

図 4は、プロダラムのインストール要求画面の一例を示す表示部の平面図である。

図 5は、分析 βの使用方法の一例を説明するための斜視図である。

図 6 Αおよび図 6 Bは、分析機器に対するプロダラムのィンストール手法を説明するためのシステム図である。。発明を実施するための最良の形態

図 1に示したように、本発明に係る情報通信システム Xは、第 1の情報処理装置 1、分析 « 2、およの第 2の情報処8¾置 3を備えている。

この情報通信システム Xは、第 1の情報処«置 1を介して、記憶媒体 4からの目的情報を、分析 « 2にダウンロードすることを特徴の 1つとしている。このダウンローにより、分析; )β 2自体に新たな機能を付与したり、分析霞 2 が元来有する機能を変更したり、あるいは複娄爐の第 2の情報処 β置 3から選択された 1つの第 2の情報処理装置 3 Α〜 3 Fを、分析 « 2からの第 2の情報に応じて、予め定められた用途に供することができるようにするものである。第 1の情報処 «置 1は、 RAMなどにより構成される書き替え可能な記憶手段（図示略）を有しており、記憶媒体 4から読み出した第 1の情報を記憶手段に記憶することができる。この第 1の情報処理装置 1は、記憶手段に記憶した第 1 の' jf¾を分析 » 2にダウンロードすることができる。このような機能を実現することができる第 1の情報処3¾置 1としては、たとえばパーソナルコンビユータ（P C) 、セットトップボックス（S T B) 、移動式通信機（たとえば携帯電話）力 S想定される。第 1の情報処艘置 1は、たとえば分析纖 2を用いて分析を行うユーザ自身の所有物であってもよレヽし、分析 β 2の製造 -販売やその委託者などの所有物であってもよい。つまり、分析雕 2の所有者自身が分析

« 2に第 1の情報をダウンロードしてもよいし、製造 ·販売 m やその委！^ (サービスマン）などが分析機器 2に第 1の情報をダウンロードしてもよレ、。記憶媒体 4としては、たとえば電気通信回線を介してァクセス可能なデータべースの他、光ディスクや磁気ディスクが挙げられる。電気通信回線は、有線およぴ無線の別を問わない。データベースには、主としてデータの蓄積を目的とするものの他、いわゆるインターネット上に開設されたホームページも含まれる。データベースの所有者あるいは開設者は、分析 β 2の製造'販売難あるいはその委託者、もしくは医療機関が考えられる。また、光ディスクは、光を利用して情報を再生できるものをさし、いわゆる C Dや DVDの他、光磁気ディスクや相変化ディスクも含まれる。

分析 «2は、たとえば生化学的試料（血液、尿、唾液など）などの測定纖中から、特定成分（グルコース、コレステロールなど）の濃度を測定するものである。分析 β2としては、典型的には、携帯型として構成されたもの力 S使用される。分析 β 2としては、非侵襲で生体情報を測定する装置を使用することもできる。非侵襲で生体情報を測定する装置としては、たとえば非侵襲血糖値測定装置、パルスォキシメータ、心電計、血圧計や脈拍計の他、水質測定^ 品中の成分の測定を行うように構成されたものを例示することができる。 .

この分析 « 2もまた第 1の情報を記憶する記憶手段（図示略）を有している。この記憶手段は、全ての領域が揮発性メモリにより構成されていてもよいし、一部の領域が揮発性メモリにより構成されていてもよい。つまり、記憶手段は、 R AMなどの揮発性メモリのみにより構成される^^もあれば、揮発性メモリと R OMなどの不揮発性メモリの双方により構成される:^もある。

上述した通り、第 1の情報処 «置 1の記憶手段に記憶された第 1の情報は分析器 2の記憶手段にダウンロードされるが、この:^、先に記憶されているデータの一部を消去した上で第 1の情報をダウンロードしてもょレヽし、容量に余裕のある ί には、空き領域に第 1の情報をダウンロードしてもよい。

第 2の情報処理装置 3は、分析 «2力、らの第 2の情報に応じて、予め定められた用途に供されるものである。このような第 2の情報処¾¾置 3としては、個人が所有するパーソナルコンピュータ（P C) 3 A、携帯型端末（P D A) 3 B、ゲーム機 3 C、移動式通信機 3 D、プリンタ 3 E、および医療機関が所有する P C 3 Fなどが挙げられる。これに対して、分析 « 2の記憶手段は、例示した第 2の情報処3¾置 3 A〜 3 Fから選択される少なくとも 1つの第 2の情報処3¾ 置 3 A〜 3 Fに対して、分析 β 2からの第 2の情報を処理させることができるようにするプログラムを記憶している。このプログラムにより、少なくとも 1つの第 2の情報処理装置 3 Α〜 3 Fにつ!/、ては、予め定められた用途に供することができる。当該プログラムは、第 1情報として記録媒体 4から第 1の情報処¾¾ 置 1を介してダウンロードするようにしてもよレ、。

例示した第 2の情報処¾1¾置 3 Α〜 3 Fの中には、分析 β 2と通信プロトコルが相違するものもある。そのには、分析 «= 2から第 2の情報処 β置 3 に送信する第 2の情報を、そのデータ形式などを第 2の情報処 3»置 3の通信プ口トコルに合致させた上で分析 « 2から出力する必要がある。このような事態を想定し、第 1の情報に、第 2の情報の形式などを第 2の情報処3¾置 3の通信プロトコルに合致させるプログラムに含ませておき、この第 1の情報を第 1の情報処¾¾置 1を介して分析 β 2にダウンロードするようにしてもよい。

P C 3 Αや P D A 3 Βは、たとえば特定成分を測定する患者個人の所有物であり、分析 β 2により得られた濃度測定結果を記憶するものである。 P C 3 Aや P DA 3 Βには、測诘果を分析し、それに応じて何らかの指示や警告（医師の指導に準ずるもの）を出すソフトを予めインスト一ノレしておいてもよレ、。最終的には、濃度測定結果に応じて医師の指導を仰ぐのが好ましいことから、分析 « 2の所有者が濃度測定結果を医療機関に適言する必要がある。この、 P C 3 Aや P D A 3 Bのみでは電気通信回線を通じて他の端末に対してデータを送信できないこともあるため、濃度測定結果は、 P C 3 Aや P DA 3 Bから移動式通信機などの通信 « 5を介してサーバ 6に言される。濃度測定結果は、電子メールなどとして通言されるが、サーバ 6としては、医療機関や分析 « 2の製造' 販売^^が開設するホームページのサーバの他、医療機関の電子メール用のサーバなどが挙げられる。もちろん、分析 β 2において得られる濃度測定結果は、移動式通信機 3 Dにおいて管理してもよい。その ·場合には、測定結果などは、移動式通信機 3 Dを介してサーバ 6に言してもよい。これらの^には、 P C 3 A、 P D A 3 B、およひ移動式通信機 3 Dが分析 « 2から受け取る第 2の情報には、濃度測定結果が含まれる。

ゲーム機 3 Cは、たとえばソフト交換により、あるいはホームページにァクセスしてゲーム用プログラムをダウンロードすることにより複数種のゲームをすることができるものである。ゲーム機 3 Cには、家庭用ゲーム機およ帯用ゲーム機の双方力 S含まれる。ゲーム機の主なュ一ザは子供であるが、その一方で子供の糖尿病患者が増えているのが現状である。しかしながら、家庭内での血糖ィ直測定に関しては、子供に対して習慣性を持たせるのは困難である。そこで、たとえば予め定められた血糖値測定機会に対する達成度（習慣性の獲得度）や血糖値の改善の禾 SJtに応じて定期的にボイントを与えることにより血糖値測定にっレ、ての動機付けを与えることが考えられる。つまり、獲得ポイントに応じて、分析薩 2やゲーム機 3 Cのディスプレイに、子供が喜ぶような特定の表示を行つたり、対戦型ゲームなどにおける強レ、キヤラクタゃ必殺技を入手できるようにし、さらには、ホームページ上でゲームの得点にっレヽてランキング発表を行レヽ、ボイント獲得という目的意識を利用して血糖値測定に対する動機付けとすることが考えられる。必殺技などは、分析 « 2から第 2の情報として入手できるようにしてもょレ、し、分析 β 2から測定結果や測定の達成度に関するデータを第 2の情報として移動式通信機 3 Dを介してサーバ（ホームページ） 6に言し、サーバ 6から通信 « 5を介してゲーム機 3 Cに入力できるようにしてもよレ、。

プリンタ 3 Εは、分析機器 2に記憶された第 2の情報を打ち出すものである。プリンタ 3 Εの所有者は、分析 β 2の所有者たる個人や医療機関が考えられる。たとえば、 P C 3 Αや P DA 3 Bを所有しない患者などにあっては、血糖値などの測果をプリンタ 3 Eにより打ち出し、それをノートなどに貼り付けることも考えられ、また医療機関に足を運んで医師の指導を仰ぐ場合に、打ち出しデータを持参して医師に手渡すことも考えられる。一方、医療機関においても、打ち出しデータをノートなどに貼りつけて測定データの管理を行うことも想定される。これらのケースでは、プリンタ 3 Eにより第 2の情報としての測定デ一タ、測定日時、患者 I D、測定者（看護婦 I D) などが打ち出される。

P C 3 Fは、医療機関が管理するパーソナルコンピュータである。たとえば 1 つの分析 » 2を用いて複数の入院患者の血糖値などの測定を行つた場合に、その測定データを P C 3 Fに入力し、患者別に血糖値などを管理することが考えられ、 P C 3はその：^に使用されるものに該当する。このの第 1の情報は、たとえば個人用の P C 3 Aの: ^と同様に第 2の情報のデータ形式など分析 « 3の通信プロトコルに合致させるためのプログラムであり、第 2の情報は、たとえば測定データである。

情報通信システム Xでは、上述したように、第 1の情報処理装置 1を介して、分析 « 2に第 1の情報をダゥンロードすることにより、分析 β 2自体の機能を変更し、あるいは分析危機 2に新たな機能を付与することも可能である。このの分析漏 2の機能としては、濃度演算に直接関係するものと、濃度演算とは直接関係、しないものに大別することができる。

濃度演算に直接関係する機能の変更としては、たとえば検 4泉の変更、測定データの補正係数の変更力 S想定される。分析 β 2が個人向けに簡易型として構成された測定装置の ¾ ^にあっては、その測定結果が医療機関における標準分析方法による測定結果に十分に相関していなレヽこともある。このに、第 1の情報をダウンロードして検 ft線や補正係数の変更を行えば、分析 « 2において測定結果を適正化して標準分析方法による測定結果により近づけることができるようになる。その結果、医療機関側が送信されてきた測定データを補正する必要がなくなり、医療機関側の負担が低減される。当該変更項目としては、測定レンジや測定条件（分ネ斤 β 2において、反応を利用した手法を採用したときの反応時間や電気化学的手法を採用したときの印加値など）も挙げられる。

一方、濃度演算とは直接関係のない機倉としては、 ①分析 « 2が医療機関における入院患者用として使用される齢には、ユーザ（患者）の登録情報や測定者（看護婦）の登録情報を入力し、それを表示させ、あるいは記憶する機能、 ② ユーザに応じた警告水準測定閾値（上限閾値あるいは下限閾値）を変更し、当該閾値から懇している場合に警告する機能、髓事の種類や量（摂取カロリー量）、運動量（消費カロリー量）を入力し、これらの入力結果に応じて指示を与える機食、 ④第 2の情報処理装置 3がゲーム機 3 Cの場合に、一定以上のボイント獲得時に特定の画像を表示させ、あるいは音声により表示する機能力想定される。

これらの機能の変更または付与は、上述したように第 1の情報処理装置 1を介して第 1の情報を分析 β2にダウンロードすることにより実現することができる。つまり、各機能を実現するために必要なプログラムを第 1の情報に含ませておき、該当するプログラムを第 1の情報処理装置 1を介して分析 β 2にダウンロードすればよい。

分ネ斤 «2は、上述したように携帯型として構成されることがあり、その^ には記憶手段（メモリ）の容量に関して P Cや P DAなどと比べて大きな制限がある。そのため、第 1の情報として含まれる全てのプログラムを分析 β 2の記憶手段にインストールすることは事実上困難である。また、分析 β 2で利用可能な新たな機能が開発され、あるレ、は新たな種類の第 2の情報処8¾置 3が出現することも予想される。その一方で、分析 » 2の記憶手段は、書き替え可能なメモリ領域を有している。したがって、メモリ容量に制限があるのであれば、分析灘 2の所有者に、分析難 2で実現すべき機能を選択させ、また使用する第 2の情報処3¾置 3の種類を選択させればよレ、。その上で、当該機能や種類を変更する：には、第 1の情報処3¾置 1を介して記憶媒体 4からの第 1の情報を分析機器 2にダウンロードすればよい。もちろん、記憶媒体 4がデータベースや光ディスクなどであれば、新たな機能を実現するためのプログラムや新たな種類の第 2の情報処11¾置 3の用途を実現するためのプログラムは、データベースに新たなプログラムを^ ¾し、また新しレヽプロダラムを格納した光ディスクなどを作成するだけでよい。したがって、ユーザとしては、新しい機能が付与され、あるレ、は新たな禾重類の第 2の情報処3¾置 3に適合する分ネ斤« 2を入手するまでもなく、現状の分析 β 2のプロダラムを書き替え、あるレヽは新たなプロダラムを ϋ¾口するだけでよい。

また、ユーザが希望する第 2の情報処3¾置 3に合致した通信プロトコルを分析 β 2にィンストールしておけば、第 2の情報処3¾置 3の通信プロトコルに合致させるためのプロダラムを格納した P Cを、第 2の情報を医療機関などに送信しようとする度に接続する必要もなくなる。次に、新たな機能が付与され、あるいは機能が変更され得る分析 « 2の例を、分析 β 2に対する第 1情報の入力例とともに、図 2ないし図 6を参照して説明する。図 2に示したように、分析騰 2は、本体部 2 0および検知ュ二ット 2 5 を備えている。検知ュニット 2 5は、本体部 2 0に対して着脱自在とされているとともに、本体部 2 0に対してデータを出力することができるように構成されている。

本体部 2 0は、複数の操作ボタン 2 1、表示部 2 2、入出力部 2 3、および凹部 2 4を有している。表示部 2 2は、たとえば分析結果やエラーなどを表示するためのものであり、 L C Dなどにより構成される。入出力部 2 3は、第 1の情報処¾¾置 1と接続され、この第 1の情報処理装置 1との間で、データの送受信を行うためのものである（図 3および図 4参照）。

凹部 2 4は、検知ュニット 2 5を装着するためのものである。この凹部 2 4は、一対の凹溝 2 4 aおよび雌型コネクタ部 2 4 bを有している。一対の凹溝 2 4 a は、検知ュニット 2 5を装着する際のガイドとしての機能と、検知ュニット 2 5 を固定するための機能とを有している。雌型コネクタ部 2 4 bは、検知ユニット 2 5と本体部 2 0との間でのデータの送受ゃ検知ュニット 2 5に対する電力供給のために利用されるものであり、さらに、検知ュニット 2 5を固定するための機能を併せ持つている。

これに対して、検知ュニット 2 5は、凹部 2 4の形態に略対応した外見形状を有している。より具体的には、検知ュニット 2 5は、一対の凹溝 2 4 aに対応した一対の凸部 2 6と、画コネクタ部 2 4 bに勘合する ¾ コネクタ部 2 7と、を有している。

本体部 2 0はさらに、図 3に示したように、制御部 2 O A, 記憶部 2 0 B、演算部 2 0 C、認識部 2 0 D、要求部 2 0 E、 A/D変換部 2 0 F、および鼇源 2 0 Gを有している。ただし、制御部 2 0 A、記憶部 2 0 B、演算眘 R 2 0 C、認識部 2 O Dおよび要求部 2 0 Eのそれぞれは、たとえば C P U、 R OMおよび RA Mを組み合わせ、あるいは戦虫で構成される。

制御部 2 0 Aは、記憶部 2 0 B、演算部 2 0 C、認識部 2 0 Dおよび要求部 2 0 Eなどの動作を制御するためのものである。記憶部 2 0 Bは、演算などの各種の動作を実行するためのプログラムの他、分析結果などを記憶するためのものである。演算部 2 0 Cは、検知ユニット 2 5からの出力に基づいて、測定^^ に含まれる特定成分を分析するのに必要な演算を行うものである。

認識部 2 0 Dは、本体部 2 0に装着された検知ュ二ット 2 5の種類（たとえば測定項目や測定方式の相違に基づくもの）を認識するためのものである。この認識部 2 0 Dは、使用者のボタン操作などに応じて、検知ュ二ット 2 6の種類を認識するものであってもよいし、検知ュニット 2 5が本体部 2 0に装着された:^ に自動的に、検知ユニット 2 5の種類を認識するものであってもよい。後者の場合には、たとえば検知ュニット 2 5から認識部 2 0 Dに対して、検知ュニット 2 5の種類に対応する情報を言することにより、認識部 2 0 Dにおレ、て検知ュ二ット 2 5の種類が認識される。

要求部 2 0 Eは、装着された検知ュニット 2 5力現在記憶されているプログラムによつて演算を行える力、否かを判断し、既存のプログラムでは対応できなレヽと判断した ¾ ^に新たなプログラムをィンストールすることを要求するためのものである。ィンストールの要求は、たとえば図 4に示したように表示部 2 2において行われる。

A/D変換部 2 O Fは、検知ュニット 2 5からの出力をアナ口グからデジタノレに変換するためのものである。なお、 AZD変換部 2 0 Fは、検知ュニット 2 5 に組み込んでもよく、そのには、検知ユニット 2 5からはデジタル化されたデータが出力される。雷原 2 0 Gは、本体部 2 0およぴ検知ュニット 2 5を動作させるのに必要な電力を供給するためのものであり、たとえば乾電池や充電池などの直流原により構成される。もちろん、検知ュニット 2 5に対して別途暫原を組み込み、本体部 2 0と検知ュニット 2 5とを別個の Hi原により駆動してもよい。

検知ユニット 2 5はさらに、図 2およぴ図 3に示したように、装着部 2 8およぴ検矢口き 2 9を有して、る。

装着部 2 8は、図 2に良く表れているように、分析用具 7を装着するためのものである。図示した分析用具 7は、バイオセンサとして構成されたものであり、一対の慰亟 7 0 , 7 1、キヤビラリ（図示略）およひ薬層（図示略）を有している。試薬層は、たとえば化還元酵素を含有したものであり、酸化還元酵素の種類の選択することにより、グノレコース、コレステロール、あるいは乳酸などの濃度に相関する応答を出力することができる。このような分析用具 7では、キヤビラリを利用して試薬層に血液などの試料液（測定刘像物）が供給されて、液相の反応系力 S構築される。この反応系に対して、一対の電極 7 0， 7 1により ββΕ を印加する（刺激を与える）と、この刺激に対する応答が電流として出力される。一方、検知部 2 9は、演算に必要なデータを測定対象物から得るためのものである。この検知部 2 9は、先に説明した分析用具 7を使用するには、分析用具 7の電極 7 0 , 7 1に ¾ させるための一対の端子部（図示略）を備えたものとして構成される。一対の端子部は、漏コネクタ部 2 7に導通接続され、この H¾コネクタ部 2 7を介して本体部 2 0の電気回路（葡原 2 0 Gなど（図 3参照） ) と導通接続される。したがって、検知ユニット 2 6では、一対の端子部を利用して、分析装置 7における一対の電極 7 0， 7 1の間に電圧を印加することができるとともに、反応系からの応答を電流として出力することができる。

以上に説明した分析灘 2では、検知ュ二ット 2 5が本体部 2 0に対して着脱自在とされているために、従前から使用している検知ユニット 2 5に代えて、新しい検知ユニットに変更して使用することができる。同様な理由から、従前から使用している検知ュニット 2 5に加えて、新しい検知ュニット 2 5を i ¾卩して使用することができる。新たな検知ユニットを i ¾卩した^には、図 5に示したように、複難類の検知ュニット 25, 25' 25"から、使用者が測定しようとする項目に応じて、該当する検知ュ-ット 25 25' , 25 を選択して使用することもできる。なお、図 5には、分析用具として上述したバイオセンサ 7 を用いる検知ュ-ット 25、分析用具としてイオン選択プレートを用いる検知ュニット 25' およぴ分析用具として試験片 7 を用いる検知ュニット 25" をそれぞれ示してある。もちろん、図 5に示した検知ユニット 25 25' , 2 5"や分析用具 7 1' , 7" は例示であり、たとえば非侵襲的手法により分析を行う検知ュ二ットを採用することもできる。

新たな検知ュュットをし、あるいは変更する：^には、分析 «2の記憶咅 20 Bに、当該検知ュ二ットに対応した演算用の新たなプログラムをィンストールする必要も生じうる。インストールの必要性は、認識部 20 Dにおいて判断される。認識部 20Dでは、検知ュニット 25 (25' 25" ) の種類が認識される一方で、記憶部 20Bに記憶されたプログラムにおいて、装着された検知ュニット 25 (25' , 25" ) での分析が行える力否かが判断される。認識部 20Dが分析を行えないと判断した ^には、要求部 20 Eは、図 4に示したように表示部 22にプログラムのィンストール要求を表示させる。

このような表示がなされたならば、図 1を参照して説明した手順にしたがって、入出力部 23を介して新たなプログラムをインストールし、分析機器 2に対して新たな機能を付与し、あるいは機能を変更すればよい。

分析 β2に対する新たなプログラムのィンストールは、たとえば図 6 Αに示したように、本体部 20の入出力部 23を利用して、分析漏 2に対して第 1情報処¾¾置 1としての移動式通信機 10を接続して行うことができる。この^、ィンターネットを利用して、サーバのデータベースやホームページから新たなプログラムがダウンロードされる。一方、図 6 Bに示したように、本体部 20の入出力部 23を利用して、分析« 2に対して第 1情報処理装置 1としてのパーソナノレコンピュータ 1 1を接続した上で、このパーソナルコンピュータ 1 1を利用して、新たなプログラムをインストールすることもできる。この^、パーソナルコンピュータ 1 1の内蔵ハードディスクゃ外部メモリ（たとえばコンパクトデイスク 1 2ゃフレキシブルディスク 1 3 ) にインスト '—ルすべきプログラムを記憶させておけばよい。

なお、新たなプログラムをインストールする：には、記憶部 2 0 Eに記憶されている既存のプログラムをアンインストールしてもよいし、既存のプログラムグラムを残しておいてもよい。既存のプログラムをアンインストールするかどうかは、使用者の選択に委ねてもよいし、記憶部 2 0 Eのメモリ残量に応じて、装置ィ則で選択するようにしてもよレヽ。

Claims

請求の範囲

1 . 予め目的情報が記憶された記憶媒体、この記憶媒体から目的情報を入力できる情報処«置、およびこの情報処¾¾置から目的情報を入力できる分析 βを備え、

上記記憶媒体からの目的情報を、上記情報処： β置を介して、上記分析 β に入力することを特徴とする、情報通信システム。

2. 上記情報処置は、パーソナノレコンピュータ、セットトップボックス、または移動式通信機である、請求項 1に記載の情報通信システム。

3 . 上記記憶媒体は、電気通信回線を介してアクセス可能なデータベース、光デイスク、または核気ディスクである、請求項 1に記載の情報通信システム。

4 . 上記分析 βからの情報が入力され、カゝつ、この情報に基づいて、予め定められた動作を行う; ^口の情報処3¾置をさらに備えている、請求項 1に記載の情

5. 上記目的情報は、上記動 0の情報処¾¾置の動作を実現するために必要なものである、請求項 4に記載の情報通信システム。

6 . 上記目的情報は、上記分析露から出力する上記情報を、上記口の情報処 s¾置の通信プロトコルに合致させた上で出力するためのプログラムを含んでいる、請求項 4に記載の情報通信システム。

7 . 上記 ϋ¾Πの情報処艘置は、複難の動 Dの情報処理装置から選択されたものであり、

上記複難の i ¾Dの情報処3¾置は、移動式通信機、 P DA, パーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム機、家庭用ゲーム機、およびプリンタから選択される少なくとも 1つを含んでいる、請求項 4に記載の情報通信システム。

8 . 上記情報処理装置と上記口の情報処理装置とは同一物である、請求項 4に記載の情報通信システム。

9. 上記目的情報は、上記分析 βにおける対象物の分析に必要な演算用のプログラムを含んでいる、請求項 1に記載の情報通信システム。

10. 上記目的情報は、上記分析 «の動作において必要とされ、力つ物の分析に必要な演算とは直接関係のなレヽ機能を実現するためのプロダラムを含んでレヽる、請求項 1に記載の情報通信システム。

11. 上記分析 βは、書き替え可能な記憶部を有しており、この記憶部の記憶内容を書き替えることにより上記目的情報が記憶される、請求項 1に記載の情報通信システム。

12. 上記分析 βは、測定驗中の特定成分の濃度を測定するように構成されたものである、請求項 1に記載の情報通信システム。

13. 上記分析 βは、血液中のダルコース濃度を測定するように構成されたものである、請求項 12に記載の情報通信：

14. 上記分析 βは、本体部と、この本体部に対して着脱自在とされ、カゝっ上記本に対して情報を出力可能な検知ュ二ットと、を備え、

上記本体部は、測定対象物に含まれる特定成分の分析を行うのに必要な演算を行う演算部を有しており、

上記検知ユニットは、上記演算に必要な演算用情報を上記測定物から得るための検知部を有している、請求項 1に記载の情報通信システム。

15. 上記検知部は、測定文檢物に刺激を与える一方で、この刺激に文 "る応答として上記演算用情報が得られるように構成されている、請求項 14に記载の情報通信システム。

16. 上記本体部は、上記演算に必要なプログラムを格納した記憶部と、外部から新たな演算用のプログラムを入力するための入力部と、をさらに備えており、上 IBifたな演算用のプログラムは、上記記憶部に格納されるように構成されている、請求項 14に記載の情報通信 >

17. 上記本体部は、装着された検知ユニットの種類を認識するための検知ュニット認識部と、この検知ユニット認識部における認、結果に基づいて、新たな演算用のプログラムをインストールするように要求するインストーノレ要求部と、をさらに有している、請求項 16に記載の情報通信システム。

18. 上記検知ユニットは、上記測定対象物を保持するための分析用具を装着できるように構成されている、請求項 16に記載の情報通信： 19. 上記分析濃は、携帯型として構成されている、請求項 1に記載の情報通信システム。