WO2002061651A1

WO2002061651A1 - Electronic bid agent system

Info

Publication number: WO2002061651A1
Application number: PCT/JP2002/000789
Authority: WO
Inventors: Koichi Maeda; Susumu Kakuta; Ryoichi Kasuga; Osamu Fushimi
Original assignee: Ntt Communications Corporation
Priority date: 2001-02-01
Filing date: 2002-01-31
Publication date: 2002-08-08
Also published as: EP1367519A4; CN1491395A; EP1367519A1; US20040083161A1; JP2002230348A

Description

明細書

電子入札代行システム

技術分野

本発明は、複数のメーカのスペックカタログ情報に基づき最適なメーカを選定すべく支援するとともに、バイャからの入札対象に対して入札を行う複数のサプライャから最適なサプライャを選定すべく支援し、更に購買システム用カタログを作成する電子入札代行システムに関し、詳しくは、バイャがバイャ用装置からネットワークを介して入力する入札対象情報を電子カタログプラットフォームで受信し、入札対象情報に対して入札を行う複数のサプライャが各サプライャ用装置からネットワークを介して入力する各入札カタ口グ情報に基づき電子カタログプラットフオームにおいて最適なサプライャを選定すべく支援する電子入札代行システムに関する。背景技術

従来、インターネットを利用したオークションやリバースオークションなどの入札システムやサービスは存在しているが、 1 品目単位や少数品目単位で入札を実施しているため、例えば大企業で行う数万品目規模のような大量品目の一括入札を行うには、膨大な入札回数が必要となる。また、大量品目の一括は、従来紙ベースのオフラインで行われている。

更に、入札対象製品に対して入札する複数のメーカやサプライャから適切なものを選定するにあたっては、単なる価格比較で選定したり、またはバイャの購買部門の専門家が経験と勘に頼って選定している。

また、メーカやサプライャの選定後の結果公示は、例えば F A X や郵便などによるオフラインで各メーカゃサプライヤ毎に行われている。更に、入札対象製品の決定後の入札対象に用いるカタログ作成は、紙ベースで行われ、莫大な期間と費用がかかっている。

上述したように、従来の入札システムは、一般に 1 品目単位や少数品目単位で入札を実施しているため、数万品目規模のような大量品目の一括入札を行うには、膨大な入札回数が必要となり、不向きであり、非効率的かつ非経済的であるという問題がある。

また、大量品目の一括入札対象製品の選定は、従来紙ベースのオフラインで行われていて、膨大な期間とコストがかかるという問題がある。

更に'、入札対象製品に対して入札する複数のメーカやサプライャから適切なものを選定するにあたっては、従来、単なる価格比較で選定したり、またはバイャの購買部門の専門家が経験と勘に頼って選定しているため、最適なメ一力やサプライャを適確に選定することができないという問題がある。

また、メーカやサプライャの選定後の結果公示は、従来、例えば F A X や郵便などによるオフラインで各メ一力やサプライャ毎に通知する必要があるため、作業が煩雑であるという問題があり、更に入札対象製品の決定後の入札対象に用いるカタログ作成は、紙ベースで行われているため、莫大な期間と費用がかかるという問題が-ある o 発明の開示

従って、本発明は、大量品目の入札対象に対しても効率的かつ迅速に最適なメ一力やサプライャを選定するとともに、購買システム用カタログを作成することができる電子入札代行システムを提供することを目的とする。

本発明は、バイャからネットワークを介して入力される入札対象情報に対して入札を行う複数のサブライヤが各サプライャ用装置からネットワークを介して入力す.る各入札カタログ情報に基づき最適なサプライャを選定すベく支援する電子入札代行システムであって、入札対象に対する各入札パラメータの値を計算する計算式、各入札ハ。ラメ一夕の値を区分けした複数のレンジ、各入札パラメ一夕の各レンジにおける値を評価するポイント、および各入札パラメ一夕の値の最低ラインを設定した閾値を各入札対象毎に設定しているサプライャ選定用テンプレートと、前記入札対象に対して各サプライャから提供される入札カタログに記載されている各入札ノ、。ラメ一タの値を基本として関係する値を前記サプライャ選定用テンプレー卜の計算式に適用してサプライャ選定用テンプレートの各入札パラメータの値を計算し、この計算した値が属するレンジに対応するボイントをすべての入札パラメ一夕について加算して各サプライャ毎の合計ポィントを算出する合計ポイント算出手段と、この算出した各サプライャ毎の合計ボイントおよび前記閾値に基づきサプライヤを選定するサプライャ選定手段とを有することを特徴とする電子入札代行システムを提供する。

上記発明においては、各入札パラメータの計算式、レンジ、評価ポイント、閾値を各入札対象毎に設定しているサプライャ選定用テンプレートを設け、このサプライャ選定用テンプレートの計算式に各サプライャからの各入札パラメ一夕の値を基本として関係する値を適用して各サプライャ毎の合計ポイントを算出し、この各サプラィャ毎の合計ボイントおよび閾値に基づきサプライャを選定するため、従来のように価格のみの比較や経験と勘に頼ったサプライャの選定でなく、サプライャ選定用テンプレートによりサプライャの絞込みを適確に行い、最適なサプライャを効率的かつ迅速に選択できるとともにまた従来のような 1 品目単位や少数品目単位でなく、例えば数万件品目規模のような大量品目の一括入札も迅速かつ効率的に行うことができる。

また、本発明は、バイャからネットワークを介して入力される入札対象情報に対して入札を行う複数のサプラィャが各サプライャ用装置からネットワークを介して入力する各入札カタログ情報に基づき最適なサプライャを選定すべく支援する電子入札代行システムであって、入札対象に対する各入札パラメ一夕の値を計算する計算式各入札パラメータの値を区分けした複数のレンジ、各入札ノ、。ラメータの各レンジにおける値を評価するボイントおよび各入札パラメ一夕の値の最低ラインを設定した闘値を各入札対象毎に設定しているサプライャ選定用テンプレートと、前記入札対象に対して各サプライャがそれぞれのサプライャ用装置からネットワークを介して提供する各入札カタログ情報に記載されている各入札パラメ — 夕の値の各サプライャ毎の分布を作成する分布作成手段と、この作成された各入札パラメ一夕の値の分布の偏差値および広がりを含む要素に基づき前記サプライャ選定用テンプレートのレンジ、ポイント、閾値を補正する補正手段と、前記入札対象に対して各サプライャから提供される入札カタログに記載されている各入札パラメ一夕の値を基本として関係する値を前記サプライャ選定用テンプレー卜の計算式に適用してサプライャ選定用テンプレートの各入札パラメ一夕の値を計算し、この計算した値が属するレンジに対応するポィントをすべての入札パラメ一夕について加算して各サプライャ毎の合計ボイントを算出する合計ポイント算出手段と、この算出した各サプライャ毎の合計ボイントおよび前記閾値に基づきサプライャを選定するサプライャ選定手段とを有することを特徴とする電子入札代行システムを提供する。

上記発明においは、各入札パラメータの計算式、レンジ、評価ポイント、閾値を各入札対象毎に設定しているサプライャ選定用テンプレートを設け、このサプライャ選定用テンプレートを各サプライャの各入札パラメ一夕毎の分布の偏差値および広がりを含む要素に基づき補正し、このサプライャ選定用テンプレートの計算式に各サプライャからの各入札パラメ一夕の値を基本として関係する値を適用して各サプライャ毎の合計ポィントを算出し、この各サプライャ毎の合計ポイントおよび閾値に基づきサプライャを選定するため、従来のように価格のみの比較や経験と勘に頼ったサプライャの選定でなく、サプライヤ選定用テンプレートによりサプライャの絞込みを適確に行い、最適なサプライャを効率的かつ迅速に選択できるとともに、また従来のような 1 品目単位や小数品目単位でなく、例えば数万件品目規模のような大量品目の一括入札も迅速かつ効率的に行うことができる。

また、本発明は、バイャがバイャ用装置からネットヮ — クを介して入力する入札対象情報を電子カタログブラットフオームで受信し、前記入札対象情報に対して入札を行う複数のサプライャが各サプライャ用装置からネットワークを介して入力する各入札カタログ情報に基づき前記電.子カタログプラットフオームにおいて最適なサブライヤを選定すべく支援する電子入札代行システムであつて、前記電子カタログプラットフオームは、入札対象に対する各入札パラメータの値を計算する計算式、各入札パラメータの値を区分けした複数のレンジ、各入札パラメータの各レンジにおける値を評価するポイント、および各入札パラメ一夕の値の最低ラインを設定した閾値を各入札対象毎または各入札対象グループ毎に設定しているサプライャ選定用テンプレートと、ノくィャがパ、ィャ用装置からネットワークを介して入力する入札対象情報を受信する入札情報受信手段と、この受信した入札対象情報に基づき入札用カタログを作成する入札用カタログ作成手段と、本システムと各サプライャ用装置との通信により前記入札用カタログをネットワークを介して各サプライャ用装置に送信する入札用カタログ送信手段と、前記入札用カタログに対する入札カタログを各サプライャ用装置からネットワークを介して受信する入札カタ口グ受信手段と、この受信した入札カタログに記載されている各入札パラメ一夕の値を基本として関係する値を前記サプライャ選定用テンプレー卜の計算式に適用してサプライヤ選定用テンプレー卜の各入札パラメータの値を計算し、この計算した値が属するレンジに対応するボイントをすべての入札パラメ一夕について加算して各サブライヤ毎の合計ポイントを算出し、この算出した各サブライヤ毎の合計ボイントおよび前記閾値に基づきサプラィャ候補を選定し、この選定したサプライャ候補の入札カタログを統合および加工して比較用カタログを作成する比較用カタログ作成手段と、本システムと前記バイャ用装置との通信により前記比較用カタログをネットヮ一クを介してバイャ用装置に送信する比較用カタログ送信手段とを有することを特徴とする電子入札代行システムを提供する。

上記発明においては、電子カタログプラットフオームはバイャ用装置から受信した入札対象情報に基づき入札用カタログを作成して各サプライャ用装置に送信し、入札用カタログに対して各サプライャ用装置から受信した入札カタログに記載されている各入札パラメ一夕の値を基本として関係する値をサプライャ選定用テンプレートの計算式に適用して各サプライャ毎の合計ボイントを算出し、この合計ポイントおよび閾値に基づきサプライャ候補を選定し、このサプライャ候補の入札カタログを統合加工して比較用カタログを作成してバイャ用装置に送信するため、従来のように価格のみの比較や経験と勘に頼ったサプライャの選定でなく、サプライャ選定用テンプレートによりサプライャの絞込みを適確に行うことができる。

また、本発明は、バイャ用装置が、前記比較用カタ口グを受信し、この比較用カタログに記載された各入札パラメ一夕の内容に基づき前記サプライャ候補を更に絞り込むための絞込み情報を電子カタログプラットフオームに送信して再入札を依頼する再入札依頼手段を有し、前記電子カタログプラットフオームは、更にバイャ用装置から前記絞込み情報を受信し、この絞込み情報と前記サプライヤ選定用テンプレートに基づき前記サプライャ候補の各々の合計ポイントを算出し、この各サプライャ候補の合計ボイントに基づき再入札サプライャ候補を選定し、この選定した再入札サプライャ候補の入札カタログを統合および加工して再入札用カタログを作成する再入札用カタログ作成手段と、本システムと前記再入札サブライヤ候補のサプライャ用装置との通信により前記再入札用カタログをネットワークを介して各再入札サプライャ候補のサプライャ用装置に送信する再入札用カタログ送信手段と、前記再入札用カタログに対する再入札カタログを各再入札サプライャ候補のサプライャ用装置からネットワークを介して受信する再入札カタログ受信手段と、この受信した再入札カタログを前記入札カタログと見なして、前記比較用カタログ作成、比較用カタログ送信手段、再入札依頼手段、再入札用カタログ作成手段、再入札カタログ送信手段、再入札カタログ受信手段で実施される処理に適用して、該処理を繰り返し行うことにより、パ'ィャの入札対象に対して最適なサプライャを選定する最適サプライャ選定手段と、この選定された最適なサプライャの入札カタログに基づき落札カタログを作成する落札カタログ作成手段と、入札対象カタログ情報スペック情報、画像情報に基づいて購買システム用カタログを作成する購買システム用カタログ作成手段とを有することを特徴とする電子入札代行システムを提供する上記発明においては、バイャ用装置からのサプライャ候補絞込み情報とサプライャ選定用テンプレー卜に基づき各サプライャ候補の合計ポイントを算出し、この合計ポイントに基づき再入札サプライャ候補を選定し、この再入札サプライャ候補の入札カタログを統合加工して再入札用カタログを作成して各再入札サプライャ候補のサプライヤ用装置に送信し、再入札カタログを各再入札サプライヤ候補のサプライャ用装置から受信し、この再入札カタログを前記入札カタログと見なして、上記処理を繰り返し行うことにより最適なサプライャを選定するとともに、また購買システム用カタログを作成するため、従来のように価格のみの比較や経験と勘に頼ったサプラィャの選定でなく、サプライャ選定用テンプレートによりサプライャの絞込みを適確に行い、最適なサプライャを効率的かつ迅速に選択できるとともに、従来のような

1 品目単位や少数品目単位でなく、例えば数万件品目規摸のような大量品目の一括入札も迅速かつ効率的に行うことができる。また、カタログ作成、入札結果の取りまとめ、選定結果公示などを含む各処理をすベてリンクさせ、従来のような紙ベースでなく、ネットワークを介してオンラインで自動的に行うため、従来に比較して各業務を大幅に改善できるとともに、莫大な期間と費用を削減することができる。

また、本発明は、複数のメータのスペックカタログ情報に基づき最適なメーカを選定すべく支援するとともにバイャからネットワークを介して入力される入札対象情報に対して入札を行う複数のサプライャが各サプライャ用装置からネットワークを介して入力する各入札カタ口グ情報に基づき最適なサプラィャを選定すベく支援する電子入札代行システムであって、バイャから受信した入札対象情報に基づきスペック比較用カタログを作成し、本システムと各メ一力用装置との通信により前記スぺック比較用カタログをネットワークを介して各メーカ用装置に送信するスペック比較用カタログ作成手段と、前記スペック比較用カタログに対して各メーカでデータを入力したデータ入力済みスぺック比較用カタ口グを各メ一力からネットワークを介して受信し、この受信した各メ — 力のデータ入力済みスぺック比較用カタログを統合および加工し、統合加工済み比較用カタログをバイャに供給する統合加工済み比較用カタログ作成手段と、この銃合加工済み比較用カタログに基づきバイャにおいて当該比較用カタログに記載されている情報を基にメーカの絞込みを行ってメーカを選定した結果を受け取って、選定結果カタログを作成し、各メーカに対して該選定結果力夕ログを閲覧可能にする選定結果カタログ作成手段と、前記入札対象情報に基づき作成した入札用カタ口グを本システムと各サプライャ用装置との通信によりネットヮークを介して前記選定されたメ一力の入札対象を供給している各サプライャ用装置に送信する入札用カタログ送信手段と、前記入札用カタログに対する各サプライャ用装置から受信した入札カタログに記載されている各入札パラメ一夕に基づきサプライャ候補を選定し、この選定したサプライャ候補の入札カタログを統合および加工して比較用カタログを作成する比較用カタログ作成手段と本システムと前記バイャ用装置との通信により前記比較用カタログをネットワークを介してバイャ用装置に送信し、この比較用カタログに記載された各入札パラメータの内容に基づき前記サプライャ候補を更に絞り込むための絞込み情報とともにバイャ用装置から送信される再入札依頼を受信し、この絞込み情報に基づき前記サプライャ候補から再入札サプライャ候補を選定し、この選定した再入札サプライャ候補の入札カタログを統合および加ェして再入札用カタログを作成する再入札用カタログ作成手段と、本システムと前記再入札サプライャ候補のサプライヤ用装置との通信により前記再入札用カタ口グをネットワークを介して各再入札サプライャ候補のサプラィャ用装置に送信し、この再入札用カタログに対する再入札カタ口グを各再入札サプラィャ候補のサプライャ用装置からネットワークを介して受信する再入札カタログ受信手段と、この受信した再入札カタログを前記入札力夕ログと見なして、前記比較用カタログ作成手段、再入札用カタログ作成手段、再入札カタログ受信手段で実施される処理に適用して、該処理を繰り返し行うことにより、バイャの入札対象に対して最適なサプライャを選定する最適サプライャ選定手段と、この選定された最適なサプライャの入札カタログに基づき落札カタログを作成する落札カタログ作成手段と、入札対象カタログ情報、スぺック情報、画像情報に基づいて購買システム用力夕ログを作成する購買システム用力夕ログ作成手段とを有することを特徴とする電子入札代行システムを提供する上記発明においては、バイャからの入札対象情報から作成したスぺック比較用カタログを各メ一力用装置に送信して、データ入力済みスペック比較用カタログを各メ — 力から受信し、このスペック比較用カタログを統合加ェして作成した比較用カタログに基づきバイャにおいてメ一力を選定した結果を受け取って作成した選定結果力夕ログを各メーカに閲覧可能にし、入札対象情報に基づく入札用カタログを前記選定したメ一力の入札対象を供給している各サプライャ用装置に送信し、各サプライャ用装置からの入札カタログの各入札パラメ一夕に基づきサプライャ候補を選定し、このサプライャ候補の入札力夕ログを統合加工して比較用カタログを作成し、ノくィャ用装置に送信し、この比較用カタログの各入札パラメ一夕に基づきサプライャ候補を更に絞り込むためのパ'ィャ用装置からの絞込み情報に基づき再入札サプライャ候補を選定し、再入札用カタログを作成し、この再入札用力夕ログに対する再入札カタログを受信し、この再入札力タログを前記入札カタログと見なして、上記処理を繰り返し行うことにより、最適なサプライャを選定するとともに、また購買システム用カタログを作成するため、従来のように価格のみの比較や経験と勘に頼つたサプライャの選定でなく、サプライャ選定用テンプレートによりサプライャの絞込みを適確に行い、最適なサプライャを効率的かつ迅速に選択できるとともに、従来のような 1 品目単位や少数品目単位でなく、例えば数万件品目規模のような大量品目の一括入札も迅速かつ効率的に行うことができる。また、カタログ作成、入札結果の取りまとめ、選定結果公示などを含む各処理をすベてリンクさせ従来のような紙ベースでなく、ネットワークを介してォンラインで自動的に行うため、従来に比較して各業務を大幅に改善できるとともに、莫大な期間と費用を削減することができる。

また、本発明においては、前記サプライャ選定用テンプレー卜の計算式に適用される各入札パラメータの値を基本して関係する値は、前記入札対象に対する各サプラィャからの今回の入札カタログに記載されている各入札パラメータの値を少なくとも含み、必要により前回の入札カタログおよび今回の再入札カタログに記載されている各入札パラメ一夕の値、過去の実績データ、バイャによるサプライャ選定履歴データ、落札カタログデ一夕、バイャの販売実績デ一夕、サプライャの販売実績データの 1 つ以上を必要により含むことを特徴とする。

上記発明にあっては、今回の入札カタログ、前回の入札カタログ、過去の実績データ、サプライャ選定履歴デ一夕、落札カタログデータ、販売実績デ一夕のいずれかをサプライャ選定用テンプレー卜の計算式に適用して各サプライャの合計ボイントを算出している。

また、本発明においては、前記入札パラメータが、入札対象の価格、割引率、納期の少なくともいずれか 1 つ以上を含むことを特徴とする。

上記発明にあっては、入札パラメータは入札対象の価格、割引率、納期の少なくともいずれか 1 つ以上を含むものである。図面の簡単な説明

図 1 は、本発明の一実施形態に係わる電子入札代行システムの構成を示す図である。

図 2 は、図 1 に示す電子入札代行システムにおける入札用カタログ作成，配信からサプライャ選定、結果公示、購買システム用カタログ作成に関わる処理を説明するための図である。

図 3 は、図 2 に示したサプライャ選定に使用されるサプライャ選定用テンプレートの例を示す図である。

図 4 A、 4 B 、 4 C は、図 3 に示したサプライャ選定用テンプレートの最適化に使用される各入札パラメ一夕の各サプライャ毎の分布を示すグラフである。

図 5 は、図 2 に示した入札用カタログ作成 · 配信からサプライャ選定、結果公示、購買システム用カタログ作成に関わる処理を示すフローチヤ一トである。

図 6 は、図 1 に示す電子入札代行システムにおけるスペック比較用カタログ作成、メーカ選定支援、選定結果公示に関わる処理を説明するための図である。発明を実施するための最良の形態以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。する。

図 1 は、本発明の一実施形態に係わる電子入札代行システムの構成を示す図である。同図に示す本実施形態の電子入札代行システムは、電子カタログプラットフォーム 1 を有し、この電子カタログプラットフォーム 1 にはバイャのバイャ用装置 3 、メーカのメーカ用装置 5 、サプライヤのサプライャ用装置 7 がインタ一ネッ卜 9 を介して接続されている。

電子カタログプラットフオーム 1 は、スペック比較用カタログを格納するスペック比較用デ一夕べ一ス 1 3 を有するスペック比較用検索サーバ 1 1 と、入札用カタ口グデータベース 1 7 、比較用カタログデータベース 1 9 および購買システム用カタログデータベース 2 1 を有する入札用サーバ 1 5 からなる。

なお、以下の説明では、各種カタログを含む各情報の電子カタログプラットフォーム 1 とバイャ用装置 3 、メ一力用装置 5 、およびサプライャ用装置 7 間におけるやり取りをダウン口一ドまたはアップ口一ドという用語を用いて説明しているが、各図面上ではダウンロードに対応して受信を行い、アップ口一ドに対応して送信を用いていることを注意されたい。また、電子カタログプラットフオーム 1 とバイャ用装置 3 、メーカ用装置 5 、およびサプライャ用装置 7 は、個々に独立した装置であることから、それぞれに対応するプログラムも独立して動作し、また流通せしめることが可能である。

このように構成される本実施形態の電子入札代行システムの全体の流れについて簡単に説明する。まず、電子カタログプラットフオーム 1 は、バイャ用装置 3 からィンタ一ネット 9 を介して入力されるどの商品を入札対象とするかという品目登録（ 1 ) に応答し、各メーカのメ — 力用装置 5 に対してインタ一ネット 9 を介してスぺック情報提供依頼（ 2 ) を行い、各メーカ用装置 5 からスペック情報を収集する（ 3 ) 。電子カタログプラットフオーム 1 は、スペック情報の収集を完了すると、スぺック情報収集完了通知をインタ一ネット 9 を介してバイャ用装置 3 に送信する（ 4 ) 。

バイャ用装置 3 は、電子カタログプラットフオーム 1 からのスペック情報収集完了通知の受信に応答して、電子カタログプラットフオーム 1 が各メーカ用装置 5 から収集したスペック情報を検索し（ 5 ) 、この検索結果 ( 6 ) に基づき対象入札アイテムを選択する（ 7 ) 。電子カタログプラットフオーム 1 は、バイャ用装置 3 が選択した入札対象アイテムに基づき各サプライャ用装置 7 に対する入札に移行し（ 8 ) 、まず入札用カタログをインタ一ネット 9 を介して各サプライャ用装置 7 に配布する（ 9 ) 。各サプライャ用装置 7 は、電子カタログプラットフオーム 1 から入札用カタログを受信すると、この入札用カタログに新価格などのデータを記入し（ 1 0 ) 、このデ一夕を記入した入札用カタログを電子カタログプラットフオーム 1 ヘアグリゲ一シヨン（集積）する（ 1 1 ) 。

電子カタログプラットフオーム 1 は、各サプライャ用装置 7 からァグリゲーションした入札用カタログから比較用カタログを生成して比較用カタログデータベース 1 9 に格納し、バイャ用装置 3 に対してサプライャ絞込み検索を依頼する（ 1 2 ) 。バイャ用装置 3 は、この検索依頼に対して絞り込んだサプライャの情報、新価格情報などの絞込み情報を電子カタログプラットフオーム 1 に通知する（ 1 3 ) 。電子カタログプラットフオーム 1 はこのノィャ用装置 3 からの絞込み情報に基づくスペック情報提供依頼を各サプライャ用装置 7 に行い（ 1 4 ) 、これに対してサプライャ用装置 7 から送付されるスぺック情報を受信して（ 1 5 ) 、購買システム用カタログを作成し、この購買システム用カタログをバイャ用装置 3 の購買システム 3 a に送信する（ 1 6 ) 。

次に、図 2 および図 5 を参照して、本実施形態の電子入札代行システムにおける入札用カタログ作成 · 配信からサプライャ選定支援、選定結果公示、購買システム用カタログ作成に至る処理について説明する。なお、図 2 に示すように、電子カタログプラットフオーム 1 は、図 1 で示したスペック比較用データべ一ス 1 3 、入札用力夕ログデータベース 1 7 、比較用カタログデータベース 1 9 、購買システム用カタログデータべ一ス 2 1 に加えて、再入札用カタログデータベース 2 3 、比較用カタ口グデータベース 2 5 、落札カタログデータベース 2 7 を更に有している。

この処理においては、電子カタログプラットフオーム 1 がサプライャ用装置 7 から入札カタログや再入札カタログを受け取った場合に、この入札カタログや再入札力夕ログに記載されている例えば価格、割引率、納期などのような各入札ハ°ラメータの値に基づいて各サプライャ毎の評価点であるポイントの合計を算出し、この合計ポィン卜に基づいてサプライャを絞り込んで選定するためのサプライャ選定用テンプレートを使用するが、このサプライヤ選定用テンプレートについて図 3 を参照して最初に説明する。

サプライャ選定用テンプレートは、入札対象毎または入札対象グループ毎に設定され、図 3 に示すように、入札対象の価格、割引率、納期などのような各入札パラメ一夕に対応して、入札パラメ一夕の値を計算する計算式各入札パラメータの値を区分けした複数のレンジ、各入札パラメータの各レンジにおける値を評価するボイントおよび各入札パラメ一夕の値の最低ラインを設定した閾値を設定している。

図 3 では、例えば価格に対しては、レンジを「 0 〜 2 0 0 0 」「 2 ， 0 0 1 〜 3 ， 0 0 0 」「 3 ， 0 0 1 〜」の 3 つのレンジに区分けし、「 0 〜 2 ， 0 0 0 」に対してはポイントとして 1 0 を設定し、「 2 ， 0 0 1 〜 3 ， 0 0 0 」に対してはポイントとして 5 を設定し、「 3 ， 0 0 1 〜」に対してはポイントとして 2 を設定しているまた、最低ラインの閾値を 3 ， 5 0 0 までとしている。すなわち、ある入札対象である商品の価格が 2 , 5 0 0 であるとすると、この商品のポイントは 5 点となり、閾値の 3 , 5 0 0 をクリアしていることになる。

また、入札パラメータの割引率は、計算式として前回価格から今回価格を引いた差額を前回価格で割るという式を設定し、レンジを「 7 % 〜」「 4 % 〜 7 % 」「〜 4 %」に区分けし、また納期に対しては、「〜 5 日」「 6 日〜」に区分けし、これらの区分けした各レンジ毎にボイントを設定している。

従って、入札対象である商品の価格、割引率、納期などの各入札パラメ一夕が入札カタログや再入礼カタ口グに記載されているデ一夕から分かると、これらの各入札パラメ一夕の値を図 3 に示すサプライャ選定用テンプレ — トに適用し、各入札パラメータ毎のポイントを合成すると、当該商品の合計ポイントを算出することができるこの合計ボイントを各サプライャ毎に算出して比較することにより、複数のサプライャを絞込むことができ、ポィン卜の一番高いサプライャを最適なサブライヤとして選択することができることになる。なお、合計ポイントが図 3 に示すような閾値である最低 5 0 ポイント以上ない場合には、この商品を入札しているサプライャは入札から削除されることになる。

なお、図 3 に示すサプライャ選定用テンプレートから入札対象に対する各サプライャ毎の合計ボイントを算出するために、サプライャ選定用テンプレートの計算式に適用される値は、上述したように入札カタログや再入札カタログに記載されている入札対象の各入札パラメ一夕の値のみでなく、正確には入札対象に対して各サプライャから提供される入札カタログや再入札カタログに記載されている各入札パラメータの値を基本として関係する値、具体的には入札対象に対する各サプライャからの今回の入札カタログに記載されている各入札パラメ一夕の値を少なくとも含み、必要により前回の入札カタログおよび今回の再入札カタログに記載されている各入札パラメータの値、過去の実績データ、過去の履歴情報、バイャによるサプライャ選定履歴データ、落札カタログデ一夕、バイャの販売実績デ一夕、サプライャの販売実績デ — 夕などの情報を 1 つ以上必要により含むものである。

例えば、サプライャ選定用テンプレートの入札ハ° ラメ一夕として、入札価格下げ幅や、製品毎前年比割引率などがある場合、入札価格下げ幅は、前回の入札カタログまたは前回の入札カタログから作成した比較用カタログに記載されている前回の入札価格から今回の入札カタ口グまたは今回の入札カタログから作成した比較用カタ口グに記載されている今回の入札価格を減算することにより算出され、また製品毎前年比割引率は、実績データとして蓄積されている前回出荷数に今回の入札カタログまたは今回の入札カタログから作成した比較用カタログに記載されている今回の入札価格を掛けた金額を実績デ一夕として蓄積されている前回出荷合計金額から減算した差額を実績データとして蓄積されている前回出荷合計金額で割算して算出されることになる。

すなわち、本実施形態の電子カタログプラットフォーム 1 は、入札対象に対して各サプライャから提供される入札カタログに記載されている各入札パラメ一夕の値を基本として関係する値を前記サプライャ選定用テンプレ一卜の計算式に適用してサプライャ選定用テンプレートの各入札パラメータの値を計算し、この計算した値が属するレンジに対応するポイントをすベての入札パラメ一夕について加算して各サプライャ毎の合計ポイントを算出する合計ボイント算出機能を有しているものである。この各サプライャ毎の合計ボイント及び閾値に基づき、最適なサプライャを選定することができる。

また、本実施形態では、各サプライャからの入札カタログや再入札カタログに記載されている各入札パラメ一夕の値の分布の偏差値および広がりを含む要素に基づき図 3 に示すサプライャ選定用テンプレートのレンジ、ポイント、閾値を補正して最適なサプライャを選定するようにもなつている。このために、入札対象に対して各サプライヤが提供する各入札カタログや再入札カタログに記載されている各入札パラメータの値の各サプライャ毎の分布を図 4 A 、 4 B 、 4 C に示すように作成し、この分布からサプライャ選定用テンプレートのレンジ、ボイント、閾値を補正するようにしている。

図 4 A、 4 B 、 4 C に示す分布は、各サプライャからの入札カタログや再入札カタログに記載されている入札パラメータである例えば価格、割引率、納期の各サプラィャ毎の分布を示している。そして、このような分布から、当該分布が広がっているか狭まっているかまたは偏差値はどうなつているかなどのような該分布の偏差値や広がりを含む幾つかの要素が分かるが、このような偏差値や広がりを含む要素に基づき図 3 のサプライャ選定用テンプレートのレンジ、ポイント、閾値を補正するようになっている。

例えば、図 4 A、 4 B 、 4 C に示すような分布のうち例えば価格の分布から価格のレンジ分けが上述した「 0 〜 2 , 0 0 0 」「 2 , 0 0 1 〜 3 ， 0 0 0 」「 3 ， 0 0 1 〜」のレンジ分けよりも、例えば「 0 〜： L , 5 0 0 」「 1 ， 5 0 1 〜 2 ， 0 0 0 」「 2 ， 0 0 1 〜」のようなレンジ分けが適していると判明した場合には、図 3 のサプライヤ選定用テンプレー卜に示すようにレンジが補正されることになる。

なお、図 4 A、 4 B 、 4 C に示す分布において、点線で示す縦線は選定した結果の値を示しているものである具体的には、選定したサプライャの入札カタログや再入札カタログに記載されている価格、割引率、納期などのような各入札パラメ一夕の値を示しているものであり、例えば図 4 ( c ) に示す納期の分布からは、納期はかなり短納期のものが選択されたことになる。

すなわち、本実施形態の電子カタログプラットフォ一ム 1 は、入札対象に対して各サプライャが提供する各入札カタログ情報に記載されている各入札パラメ一夕の値の各サプライャ毎の分布を作成する分布作成機能と、この作成された各入札パラメ一夕の値の分布の偏差値および広がりを含む要素に基づきサプライャ選定用テンプレ一卜のレンジ、ポイント、閾値を補正する補正機能と、入札対象に対して各サプライャから提供される入札カタログに記載されている各入札パラメ一夕の値を基本として関係する値をサプライャ選定用テンプレートの計算式に適用してサプライャ選定用テンプレー卜の各入札パラメータの値を計算し、この計算した値が属するレンジに対応するボイントをすべての入札パラメ一夕について加算して各サプライャ毎の合計ボイン卜を算出する合計ポイント算出機能と、この算出した各サプライャ毎の合計ボイントおよび閾値に基づきサプライャを選定するサブライヤ選定機能とを有するものである。

上述したサプライャ選定用テンプレートを用いてサブライヤを選定する処理、詳しくは入札用カタログ作成，配信からサプライャ選定支援、選定結果公示、購買システム用カタ口グ作成に至る処理について図 2 および図 5 を参照して説明する。なお、図 2 および図 5 において、同じ処理には同じステップ番号を付している。

ここで、図 2 において、ステップ S 1 〜 S 1 7 が入札カタログ作成，配信と入札カタログ受付，統合，加工を含んだサプライャ選定用カタログ作成サービスを構成しステップ S 1 9 〜 S 4 7 がサプライャ選定支援 · 選定結果公示サービスを構成し、ステップ S 4 9 〜 S 5 5 が購買システム用カタログ作成サ一ビスを構成する。

また、図 5 において、ステップ S 1 3 〜 S 1 1 1 が入札カタログ受付時の自動サプライャ絞込み処理を構成しステップ S 1 2 1 〜 S 1 3 3 がバイャによる手動サプラィャ絞込み処理を構成し、ステップ S 1 4 1 〜 S 1 4 7 がサプライャへの再入札要求通知およびコメント提示処理を構成する。

まず、バイャ用装置 3 は、入札対象情報である入札対象カタログ情報をインタ一ネット 9 を介して電子カタ口グプラットフォーム 1 に送信する（図 2 のステップ S 1 ) 。電子カタログプラットフォーム 1 は、この入札対象カタログ情報を受信すると、この情報に基づき入札用カタログを作成する ( ステップ S 3 ) 。そして、入札用カタログの作成が完了した通知をィンタ一ネット 9 を介して各サプライャ用装置 7 に送信する（ステップ S 5 ) 各サプライャ用装置 7 は、入札用カタログの作成完了通知を受けると、インタ一ネット 9 を介して電子カタ口ダプラットフオーム 1 にアクセスして、入札用カタログを電子カタログプラットフオーム 1 からダウンロードする（ステップ S 7 ) 。また、電子カタログプラットフォーム 1 は、このダウン口一ドログをバイャ用装置 3 に通知し（ステップ S 9 ) 、ノくィャ用装置 3 はこのダウン口 — ドログを受信する（ステップ S 1 1 ) 。

各サプライャ用装置 7 は、入札用カタログをダウン口ードすると、この入札用カタログに対する入札カタログを作成し、この入札カタログを各サプライャ用装置からインターネット 9 を介して電子カタログプラットフォ一ム 1 にアップロードする（図 2 、図 5 のステップ S 1 3 )

電子カタログプラットフオーム 1 は、図 5 に示すように、各サプライャ用装置 7 から入札カタログ 5 3 を受信すると、サプライャ選定用テンプレートであるサプライャ絞込みテンプレート 5 1 ( 図 5 ) からサプライャ絞込み条件を読み込み（図 5 のステップ S 1 0 1 ) 、受信した入札カタログに記載されている各入札パラメータの値を基本として関係する値、具体的には、上述したように入札対象に対する各サプライャからの今回の入札カタ口グに記載されている各入札パラメ一夕の値を少なくとも含み、必要により前回の入札カタログおよび今回の再入札カタログに記載されている各入札パラメータの値、過去の実績データ、過去の履歴情報、バイャによるサプラィャ選定履歴データ、落札カタログデータ、バイャの販売実績データ、サプライャの販売実績データなどの値をサプライャ絞込みテンプレート 5 1 の計算式に適用してサプライャ絞込みテンプレート 5 1 の各入札パラメ一夕の値を計算し、この計算した値が属するレンジに対応するボイントをすべての入札ノ、。ラメ一夕について加算して各サプライャ毎の合計ポイントを算出する（ステップ S 1 0 3 ) o

このように、品目毎、グループ毎にポイントを計算しポイント計算には今回の入札カタログ以外に、過去の履歴情報を利用することが可能である。

そして、この算出した各サプライャ毎の合計ポイントが閾値以上であるか否かを判定し（ステップ S 1 0 5 ) 閾値以上でない場合には、落選通知をサプライャに行い

( ステップ S 1 0 7 ) 、当該サプライャは落選通知を受信する（ステップ S 1 0 9 ) 。閾値以上の場合には、この算出した各サプライャ毎の合計ボイントを格納する

( ステップ S 1 1 1 ) 。また、各サプライャ毎の合計ポイントに基づきサプライャ候補を選定し、この選定したサプライャ候補の入札カタログを統合および加工して

( 図 2 のステップ S 1 5 ) 、比較用カタログを作成して比較用カタログデータベース 1 9 に格納するとともに、比較用カタログの完了通知、アップロードログの通知をバイャ用装置 3 に行う（ステップ S 1 7 ) 。

バイャ用装置 3 は、電子カタログプラットフオーム 1 との通信により比較用カタログを受信すると、サプライャ選定を行う（ステップ S 1 9 ) 。即ち、この比較用力夕ログに記載された価格、納期、在庫などの各入札パラメ一夕の内容に基づきサプライャ候補を更に絞り込むためのサプライャ絞込み検索を行い（ステップ S 2 1 ) 、この絞込み検索キ一 5 5 を電子カタログプラットフォーム 1 に入力する（ステップ S 1 2 1 ) 。

電子カタログプラットフオーム 1 は、バイャ用装置 3 からサプライャ絞込み検索キ一を受信すると、サプライャ絞込みテンプレ一ト 5 1 からサプライャ絞込み条件を読み込み（ステップ S 1 2 3 ) 、サプライャ絞込みテンプレート 5 1 の各入札パラメ一夕に実績データ、前回入札カタログ、比較用カタログなどに記載されている値を適用して各入札パラメータの値を計算し、この計算した値が属するレンジに対応するポィントをすべての入札パラメ一夕について加算して各サプライャ毎のサプライャ絞込みポイントを算出する（ステップ S 1 2 5 ) 。そして、この各サプライャ毎のサプライャ絞込みポイントに基づいて絞込み検索結果を生成して表示し（ステップ S 1 2 7 ) 、この絞込み検索結果をバイャ用装置 3 に閲覧し得るように提示する（ステップ S 1 2 9 ) 。

このように、絞込みキーとサプライャ絞込みテンプレ一トを元にボイント計算を行い、例えばボイント降順表示やポイント上位 5 社表示の形で結果を表示する。また品目毎、グループ毎にポイントを計算し、ポイント計算には今回の入札カタログ以外に、過去の履歴情報を利用することが可能である。また、グループ（メーカ、カテゴリ、プラント）毎にサプライャを選択可能である。

ノくィャ用装置 3 は、電子カタログプラットフオーム 1 から提示された絞込み検索結果に基づき再入札対象サブライヤを選択し（ステップ S 1 3 1 ) 、この再入札対象サプライャ選択結果を電子カタログプラットフオーム 1 に通知するとともに、再入札依頼を行う（ステップ S 2 3 )

電子カタログプラットフォーム 1 は、この再入札対象サプライャ選択結果および再入札依頼を受け取ると（ステツプ S 1 3 3 ) 、この選択された再入札対象サプライャの入札カタログを統合および加工して再入札用カタ口グを作成する ( ステップ S 2 5 、 S 1 4 1 )

電子カタログプラットフオーム 1 は、再入札用カタ口グの作成を完了すると、その完了通知を再入札要求およびコメント通知とともにサプライャ用装置 7 に行う（ステツプ S 2 7 、 S 1 4 3 ， S 1 4 5 ) 。なお、コメントとは、各サプライャの入札カタログを評価した結果として、サプライャの各入札ノ、。ラメ一夕のうち、あるパラメ一夕である例えば価格の評価ボイン卜が高い場合などには、もう少し安くしないと入札から落ちてしまいますよというようなアドパ'イスをサプライャに与えるものである

サプライャ用装置 7 は、再入札用カタログの完了通知を再入札要求およびコメント通知とともに受け取ると ( ステップ S 2 9 、 S 1 4 7 ) 、この再入札用カタログに基づいて再入札カタログを作成し、当該再入札カタ口グを電子カタログプラットフオーム 1 にアップ口一ドする（ステップ S 3 1 、 S 1 3 ) 。電子カタログプラットフオーム 1 は、サプライャ用装置 7 から再入札カタログを受信すると、この再入札カタログを統合および加工して比較用カタログを作成し（ステツプ S 3 3 ) 、この比較用カタログの作成完了通知およびアップ口一ドログの通知をバイャ用装置 3 に対して行う（ステップ S 3 5 ) 。

バイャ用装置 3 は、この比較用カタログの作成完了通知に応じて比較用カタログを受け取り、この比較用カタログに記載された価格、納期、在庫などの各入札パラメ一夕の内容に基づき上述したと同様にサプライャ候補を更に絞り込み処理を落札先が決定するまで繰り返し行い ( ステップ S 1 4 9 ) 、最終的に決定したサプライャ選定結果を電子カタログプラットフオーム 1 に送信してくる ( ステップ S 3 7 ) 。

電子カタログプラットフオーム 1 は、バイャ用装置 3 からのサプライャ選定結果を受信すると、この選定されたサプライャについての落札カタログを作成して落札力タログデータベース 2 7 に格納するとともに（ステップ S 3 9 ) 、落札カタログの作成完了をすベてのサプライャ用装置 7 に通知する ( ステップ S 4 1 ) 。サプライャ用装置 7 は、電子カタログプラットフオーム 1 からの落札カタログの作成完了通知に応じて電子カタログプラットフオーム 1 にアクセスし、落札カタログをダウンロードして受け取り、閲覧する（ステップ S 4 3 ) 。また、電子カタログプラットフォーム 1 は、このダウンロードログをバイャ用装置 3 に通知し（ステップ S 4 5 ) 、バィャ用装置 3 はこのダウンロードログを受信する（ステップ S 4 7 ) 。

一方、選定されたサプライャ用装置 7 は、閲覧した落札カタログに基づいてスペック情報および画像情報を作成して電子カタログプラットフオーム 1 にアップ口一ドする（ステップ S 4 9 ) 。電子カタログプラットフォ一ム 1 は、このアップロードされたスペック情報および画像情報に加えて入札対象カタ口グ情報に基づき購買システム用カタログを作成し（ステップ S 5 1 ) 、その作成完了をバイャ用装置 3 に通知する（ステップ S 5 3 ) 。バイャ用装置 3 は、この通知に応答して購買システム用カタログを受信し（ステップ S 5 5 ) 、この購買システム用カタログをバイャ用装置 3 の購買システム 3 a に適用し、これにより入札対象の購買を行う。

次に、図 6 を参照して、本実施形態のスペック比較用カタログ作成、メーカ選定支援、選定結果公示に関する処理について詳しく説明する。

ここで、図 6 において、ステップ 3 2 0 1 〜 3 2 1 7 がスペック比較用カタログ作成 · 配信とスペック比較用カタログ受付 · 統合 · 加工を含んだスぺック比較用カタログ作成サービスを構成し、ステップ S 2 1 9 〜 S 2 3 1 がメ一力選定支援 · 選定結果公示サ一ビスを構成する図 6 では、バイャ用装置 3 がまずスペック比較対象力夕ログ情報を電子カタログプラットフオーム 1 にアップロードする（ステップ S 2 0 1 ) 。電子カタログプラットフオーム 1 は、パ、ィャ用装置 3 からスペック比較対象カタログ情報を受信すると、この情報に基づいてスぺック比較用カタログ 4 1 を作成し（ステップ S 2 0 3 ) 、この作成完了通知を各メーカ用装置 5 に対して行う（ステツプ S 2 0 5 ) 。

各メーカ用装置 5 は、電子カタログプラットフオーム 1 から通知を受けると、電子カタログプラットフオーム 1 からスペック比較用カタログをダウンロードする（ステツプ S 2 0 7 ) 。各メーカ用装置 5 がスペック比較用カタログのダウン口一ドを行うと、電子カタログプラットフオーム 1 はこのダウン口一ドログをパ、ィャ用装置 3 に通知し（ステップ S 2 0 9 ) 、バイャ用装置 3 は当該ダウンロードログを受領する（ステップ S 2 1 1 ) 。

各メーカ用装置 5 は、スペック比較用カタログをダウンロードすると、このスペック比較用カタログにデータを入力して、電子カタログプラットフオーム 1 にアップロードする（ステップ S 2 1 3 ) 。

電子カタログプラットフオーム 1 は、各メーカ用装置 5 からデータの入力されたスペック比較用カタログを受信すると、これを統合および加工して、比較用カタログを作成し（ステップ S 2 1 5 ) 、この比較用カタログの作成完了の通知およびアップロードログの通知をバイャ用装置 3 に行う（ステップ S 2 1 7 ) 。

バイャ用装置 3 は、比較用カタログを受信すると、この比較用カタログに記載されている入札対象の例えば色サイズなどの情報に基づメ一力の絞込み検索を行い ( ステップ S 2 1 9 ) 、このメーカ選定結果を電子カタログプラットフォーム 1 に送信する（ステップ S 2 2

1 )

電子カタログプラットフオーム 1 は、ノィャ用装置 3 からのメーカ選定結果に基づき選定結果カタログ 4 3 を作成し. （ステップ S 2 2 3 ) 、この作成完了通知を各メ一力用装置 5 に行う（ステップ S 2 2 5 ) 。各メーカはこの選定結果カタログをダウンロードして閲覧する（ステツプ S 2 2 7 ) 。また、電子カタログプラットフォーム 1 は、メーカによる当該ダウンロードログをバイャ用装置 3 に通知し（ステップ S 2 2 9 ) 、ノィャ用装置 3 はこのダウンロードログを受領する（ステップ S 2 3

1 ) o

なお、上記実施形態では、入札用カタログ、入札カタログ、比較用カタログ、再入札用カタログ、再入札カタログ、落札カタログ、購買システム用カタログなどの各種情報をダウンロードしたり、またはアップロードするように記載しているが、本発明は、これに限定されるものでなく、例えば W W W ブラウザ上で参照して、これにより上記各種情報を入力するようにしてもよいものであ o

なお、上記実施形態においては、各バイャおよび各サプライャは本電子入札代行システムに予め会員として登録し、電子力タ口グァラットフォーム 1 に対するァクセスにおいて電子カタログブラッ卜フォ — ム 1 と連携してそれぞれユーザ認証を行い、れょりユーザ認証の強度を高めるようになつているものである

以上説明したように、本発明によれば、各入札パラメ一夕の tf*算ェ、レンジ、評価ポイント、閾値を各入札対象毎に設定しているサプライャ選定用テンプレートを設け、このサブライヤ選定用テンプレー卜の計算式に各サプライャからの各入札パラメ一夕の値を基本として関係する値を適用して各サプライャ毎の合計ポイントを算出し、この合計ポイントおよび閾値に基つき取適なサプラィャを選定するので、従来のように価格のみの比較ゃ経験と勘に頼つたサブライヤの選定でなく、サプラィャ選定用テンプレートによりサブライヤの絞込みを適確に行い、最適なサプライャを効率的かつ迅速に選択でさるとともに、また従来のような 1 品目単位や少数品目単位でなく、例えば数万件品目規模のような大量品目の一括入札； d速力ヽっ効率的に行うことができる

本発明によれば、各入札パラメ一夕の計算式、レンジ評価ポイント、閾値を各入札対象毎に設定しているサブラャ選定用テンプレートを設け、このサプライャ選定用テンプレートを各サプライャの各入札パラメ一夕毎の分布に基づき補正し、このサプライヤ選定用テンプレー卜の計算式に各サブライヤからの各入札ノ、⁰ ラメ一夕の値を基本として関係する値を適用して各サプライャ毎の合計ポイントを算出し、この合計ポイントおよび閾値に基づき最適なサプライャを選定するので、従来のように価格のみの比較や経験と勘に頼つたサプライャの選定でなく、サプライャ選定甩テンプレートによりサブライヤの絞込みを適確に行い、最適なサプライャを効率的かつ迅速に選択できるとともに、また従来の .ような 1 品目単位や小数品目単位でなく、例えば数万件品目規模のような大量品目の一括入札も迅速かつ効率的に行うことができる

また、本発明によれば、電子カタログプラットフォ一ムは入札対象情報から作成した入札用カタ口グに対する入札カタログに記載の各入札パラメータの値を基本として関係する値をサプライャ選定用テンプレー卜の計算式に適用して算出した各サプライャの合計ボイントおよび閾値に基づきサプライャ候補を選定するので、従来のように価格のみの比較や経験と勘に頼ったサプライャ 0選定でなく、サプライャ選定用テンプレートによりサプラィャの絞込みを論理的かつ適確に行うことができる。

更に、本発明によれば、バイャ用装置からのサプライャ候補絞込み情報とテンプレー卜に基づき各サプライャ候補の合計ポイントを算出し、再入札サプライャ候補を選定し、再入札サプライャ候補の入札カタログから作成した再入札用カタログに対する再入札カタログを前記入札カタログと見なし、上記処理を繰り返し行うことにより最適なサプライャを選定するので、従来のように価格のみの比較や経験と勘に頼ったサプライャの選定でなくサプライャ選定用テンプレートによりサプライャの絞込みを論理的かつ適確に行うことが、最適なサプライャを効率的かつ迅速に選択できるとともに、従来のような 1 品目単位や少数品目単位でなく、例えば数万件品目規模のような大量品目の一括入札も迅速かつ効率的に行うことができる。また、カタログ作成、入札結果の取りまとめ、選定結果公示などを含む各処理をすベてリンクさせ従来のような紙ベースでなく、ネットワークを介してォンラインで自動的に行い、これにより従来に比較して各業務を大幅に改善できるとともに、莫大な期間と費用を削減することができる。

Claims

請求の範囲

1 . バイャからネットワークを介して入力される入札対象情報に対して入札を行う複数のサプライャが各サブライヤ用装置からネットワークを介して入力する各入札カタログ情報に基づき最適なサプライャを選定すべく支援する電子入札代行システムであって、

入札対象に対する各入札パラメ一夕の値を計算する計算式、各入札パラメータの値を区分けした複数のレンジ各入札パラメ一夕の各レンジにおける値を評価するボイント、および各入札パラメータの値の最低ラインを設定した閾値を各入札対象毎に設定しているサプライャ選定用テンプレー卜と、

前記入札対象に対して各サプライャから提供される入札カタログに記載されている各入札パラメ一夕の値を基本として関係する値を前記サプライャ選定用テンプレー卜の計算式に適用してサプライャ選定用テンプレートの各入札パラメータの値を計算し、この計算した値が属するレンジに対応するボイントをすべての入札パラメータについて加算して各サプライャ毎の合計ボイントを算出する合計ボイント算出手段と、

この算出した各サプライャ毎の合計ボイントおよび前記閾値に基づきサプライャを選定するサプライャ選定手段と

を有することを特徴とする電子入札代行システム。

2 . 前記サプライャ選定用テンプレートの計算式に適用される各入札パラメ一夕の値を基本して関係する値は前記入札対象に対する各サプライャからの今回の入札力夕ログに記載されている各入札パラメ一夕の値を少なくとも含み、必要により前回の入札カタログおよび今回の再入札カタログに記載されている各入札パラメータの値過去の実績データ、バイャによるサプライャ選定履歴デ一夕、落札カタログデータ、バイャの販売実績データ、サプライャの販売実績データの 1 つ以上を必要により含むことを特徴とする請求項 1 記載の電子入札代行システム

3 . 前記入札パラメ一タは、入札対象の価格、割引率納期の少なくともいずれか 1 つ以上を含むことを特徴とする請求項 1 記載の電子入札代行システム。

4 . バイャからネットワークを介して入力される入札対象情報に対して入札を行う複数のサプラィャが各サブライヤ用装置からネットワークを介して入力する各入札力タログ情報に基づき最適なサプライャを選定すベく支援する電子入札代行システムであって、

入札対象に対する各入札パラメ一夕の値を計算する計算式、各入札パラメータの値を区分けした複数のレンジ各入札パラメ一夕の各レンジにおける値を評価するボイント、および各入札ハ。ラメ一夕の値の最低ラインを設定した閾値を各入札対象毎に設定しているサプライャ選定用テンプレー卜と、

前記入札対象に対して各サプライャがそれぞれのサブライヤ用装置からネットワークを介して提供する各入札カタログ情報に記載されている各入札パラメータ毎の値の各サプライャ毎の分布を作成する分布作成手段と、この作成された各入札パラメ一夕の値の分布の偏差値および広がりを含む要素に基づき前記サプライャ選定用テンプレートのレンジ、ポイント、閾値を補正する補正手段と、

前記入札対象に対して各サプライャから提供される入札カタログに記載されている各入札パラメ一夕の値を基本として関係する値を前記サプライャ選定用テンプレー卜の計算式に適用してサプライャ選定用テンプレートの各入札パラメ一夕の値を計算し、この計算した値が属するレンジに対応するボイントをすべての入札パラメ一夕について加算して各サプライャ毎の合計ポィントを算出する合計ボイント算出手段と、

を有することを特徴とする電子入札代行システム。

5 . 前記サプライャ選定用テンプレートの計算式に適用される各入札パラメ一夕の値を基本して関係する値は前記入札対象に対する各サプライャからの今回の入札力夕ログに記載されている各入札パラメ一夕の値を少なくとも含み、必要により前回の入札カタログおよび今回の再入札カタログに記載されている各入札パラメータの値過去の実績データ、パ、ィャによるサプライャ選定履歴デ — 夕、落札カタログデータ、バイャの販売実績データ、サプライャの販売実績データの 1 つ以上を必要により含むことを特徴とする請求項 4 記載の電子入札代行システム。

6 . 前記入札パラメータは、入札対象の価格、割引率納期の少なくともいずれか 1 つ以上を含むことを特徴とする請求項 4 記載の電子入札代行システム。

7 . バイャがバイャ用装置からネットワークを介して入力する入札対象情報を電子カタログプラットフオームで受信し、前記入札対象情報に対して入札を行う複数のサプライャが各サプライャ用装置からネットワークを介して入力する各入札カタログ情報に基づき前記電子カタログプラットフオームにおいて最適なサプライャを選定すべく支援する電子入札代行システムであって、

前記電子カタログプラットフオームは、

入札対象に対する各入札パラメ一夕の値を計算する計算式、各入札パラメータの値を区分けした複数のレンジ各入札パラメ一夕の各レンジにおける値を評価するボイント、および各入札パラメ一夕の値の最低ラインを設定した閾値を各入札対象毎または各入札対象グループ毎に設定しているサプライャ選定用テンプレー卜と、

バイャがバイャ用装置からネットワークを介して入力する入札対象情報を受信する入札情報受信手段と、

この受信した入札対象情報に基づき入札用カタログを作成する入札用カタ口グ作成手段と、

本システムと各サプライャ用装置との通信により前記入札用カタログをネットワークを介して各サプライャ用装置に送信する入札用カタログ送信手段と、

前記入札用カタログに対する入札カタログを各サプラィャ用装置からネットワークを介して受信する入札カタログ受信手段と、

この受信した入札カタログに記載されている各入札パラメータの値を基本として関係する値を前記サプライャ選定用テンプレー卜の計算式に適用してサプライャ選定用テンプレートの各入札パラメータの値を計算し、この計算した値が属するレンジに対応するボイントをすべての入札パラメ一夕について加算して各サプライャ毎の合計ポイントを算出し、この算出した各サプライャ毎の合計ボイントおよび前記閾値に基づきサプライャ候補を選定し、この選定したサプライャ候補の入札カタログを統合および加工して比較用カタログを作成する比較用カタログ作成手段と、本システムと前記バイャ用装置との通信により前記比較用カタログをネットワークを介してバイャ用装置に送信する比較用カタログ送信手段と

を有することを特徴とする電子入札代行システム。

8 . 前記サプライャ選定用テンプレー卜の計算式に適用される各入札パラメ一夕の値を基本して関係する値は前記入札対象に対する各サプライャからの今回の入札力夕ログに記載されている各入札パラメ一夕の値を少なくとも含み、必要により前回の入札カタログおよび今回の再入札カタログに記載されている各入札パラメ一夕の値過去の実績データ、バイャによるサプライャ選定履歴デ — 夕、落札カタログデータ、バイャの販売実績データ、サプライャの販売実績データの 1 つ以上を必要により含むことを特徴とする請求項 7 記載の電子入札代行システム

9 . 前記入札パラメ一夕は、入札対象の価格、割引率納期の少なくともいずれか 1 つ以上を含むことを特徴とする請求項 7 記載の電子入札代行システム。

1 0 . バイャがバイャ用装置からネットワークを介して入力する入札対象情報を電子カタログプラットフォームで受信し、前記入札対象情報に対して入札を行う複数のサプライャが各サプライャ用装置からネットワークを介して入力する各入札カタログ情報に基づき前記電子力夕ログプラットフオームにおいて最適なサプライャを選定すべく支援する電子入札代行システムであって、

前記バイャ用装置は、

前記比較用カタログを受信し、この比較用カタログに記載された各入札パラメ一夕の内容に基づき前記サプラィャ候補を更に絞り込むための絞込み情報を電子力タ口グプラットフオームに送信して再入札を依頼する再入札依頼手段

を有し、

前記電子カタログプラットフオームは、

バイャ用装置から前記絞込み情報を受信し、この絞込み情報と前記サプライャ選定用テンプレー卜に基づき前記サプライャ候補の各々の合計ポイントを算出し、この各サプライャ候補の合計ボイントに基づき再入札サプラィャ候補を選定し、この選定した再入札サプライャ候補の入札カタログを統合および加工して再入札用カタログを作成する再入札用カタログ作成手段と、

本システムと前記再入札サプライャ候補のサプライャ用装置との通信により前記再入札用カタログをネットヮークを介して各再入札サプライャ候補のサプライャ用装置に送信する再入札用カタログ送信手段と、

前記再入札用カタログに対する再入札カタログを各再入札サプライャ候補のサプライャ用装置からネットヮ一クを介して受信する再入札カタログ受信手段と、この受信した再入札カタログを前記入札カタログと見なして前記比較用カタログ作成手段、比較用カタログ送信手段再入札依頼手段、再入札用カタログ作成手段、再入札力タログ送信手段、再入札カタ口グ受信手段で実施される処理に適用して、該処理を繰り返し行うことにより、バィャの入札対象に対して最適なサプライャを選定する最適サプライャ選定手段と、

この選定された最適なサプライャの入札カタログに基づき落札カタログを作成する落札カタログ作成手段と、入札対象カタログ情報、スペック情報、画像情報に基づいて購買システム用カタログを作成する購買システム用カタログ作成手段と

を更に有することを特徴とする電子入札代行システム

1 1 . 前記サプライャ選定用テンプレー卜の計算式に適用される各入札パラメ一夕の値を基本して関係する値は、前記入札対象に対する各サプライャからの今回の入札カタログに記載されている各入札パラメ一夕の値を少なくとも含み、必要により前回の入札カタログおよび今回の再入札カタログに記載されている各入札ハ° ラメータの値、過去の実績データ、バイャによるサプライャ選定履歴データ、落札カタログデータ、バイャの販売実績デ一夕、サプライャの販売実績データの 1 つ以上を必要により含むことを特徴とする請求項 1 0 記載の電子入札代行システム。

1 2 . 前記入札パラメータは、入札対象の価格、割引率、納期の少なくともいずれか 1 つ以上を含むことを特徵とする請求項 1 0 記載の電子入札代行システム。

1 3 . 複数のメータのスペックカタログ情報に基づき最適なメーカを選定すべく支援するとともに、バイャからネットワークを介して入力される入札対象情報に対して入札を行う複数のサプライャが各サプライャ用装置からネットワークを介して入力する各入札カタログ情報に基づき最適なサプラィャを選定すベく支援する電子入札代行システムであって、

バイャから受信した入札対象情報に基づきスぺック比較用カタログを作成し、本システムと各メーカ用装置との通信により前記スペック比較用カタログをネットヮ一クを介して各メ一力用装置に送信するスぺック比較用力タログ作成手段と、

前記スペック比較用カタログに対して各メーカでデ一タを入力したデータ入力済みスペック比較用カタログを各メ一力からネットワークを介して受信し、この受信した各メーカのデータ入力済みスペック比較用カタログを統合および加工し、統合加工済み比較用カタログをバイャに供給する統合加工済み比較用カタログ作成手段と、この統合加工済み比較用カタログに基づきバイャにおいて当該比較用カタログに記載されている情報を基にメ一力の絞込みを行ってメ一力を選定した結果を受け取つて、選定結果カタログを作成し、各メーカに対して該選定結果カタログを閲覧可能にする選定結果カタログ作成手段と、

前記入札対象情報に基づき作成した入札用カタ口グを本システムと各サプライャ用装置との通信によりネットワークを介して前記選定されたメ一力の入札対象を供給している各サプライャ用装置に送信する入札用カタログ送信手段と、

前記入札用カタログに対する各サプライャ用装置から受信した入札カタログに記載されている各入札パラメ一夕に基づきサプライャ候補を選定し、この選定したサブライヤ候補の入札カタログを統合および加工して比較用カタログを作成する比較用カタログ作成手段と、

本システムと前記バイャ用装置との通信により前記比較用カタログをネットワークを介してバイャ用装置に送信し、この比較用カタログに記載された各入札パラメ一夕の内容に基づき前記サプライャ候補を更に絞り込むための絞込み情報とともにノィャ用装置から送信される再入札依頼を受信し、この絞込み情報に基づき前記サプラィャ候補から再入札サプライャ候補を選定し、この選定した再入札サプライャ候補の入札カタログを統合および加工して再入札用カタログを作成する再入札用カタログ作成手段と、

本システムと前記再入札サプライャ候補のサプライャ用装置との通信により前記再入札用カタログをネットヮ — クを介して各再入札サプライャ候補のサプライャ用装置に送信し、この再入札用カタログに対する再入札力夕ログを各再入札サプライャ候補のサプライャ用装置からネットワークを介して受信する再入札カタログ受信手段と、

この受信した再入札カタログを前記入札カタログと見なして、前記比較用カタログ作成手段、再入札用カタ口グ作成手段、再入札カタログ受信手段で実施される処理に適用して、該処理を繰り返し行うことにより、バイャの入札対象に対して最適なサプライャを選定する最適サプライヤ選定手段と、

を有することを特徴とする電子入札代行システム。

1 4 . 前記サプライャ選定用テンプレー卜の計算式に適用される各入札パラメ一夕の値を基本して関係する値は、前記入札対象に対する各サプライャからの今回の入札カタログに記載されている各入札パラメ一夕の値を少なくとも含み、必要により前回の入札カタログおよび今回の再入札カタログに記載されている各入札パラメータの値、過去の実績データ、バイャによるサプライャ選定履歴データ、落札カタログデータ、バイャの販売実績デ一夕、サプライャの販売実績データの 1 つ以上を必要により含むことを特徴とする請求項 1 3 記載の電子入札代行システム。

1 5 . 前記入札パラメータは、入札対象の価格、割引率、納期の少なくともいずれか 1 つ以上を含むことを特徴とする請求項 1 3 記載の電子入札代行システム。