WO1991004873A1 - Writing utensil - Google Patents
Writing utensil Download PDFInfo
- Publication number
- WO1991004873A1 WO1991004873A1 PCT/JP1990/001239 JP9001239W WO9104873A1 WO 1991004873 A1 WO1991004873 A1 WO 1991004873A1 JP 9001239 W JP9001239 W JP 9001239W WO 9104873 A1 WO9104873 A1 WO 9104873A1
- Authority
- WO
- WIPO (PCT)
- Prior art keywords
- shaft
- ink
- tip
- writing instrument
- cap
- Prior art date
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K5/00—Pens with ink reservoirs in holders, e.g. fountain-pens
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K8/00—Pens with writing-points other than nibs or balls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K23/00—Holders or connectors for writing implements; Means for protecting the writing-points
- B43K23/08—Protecting means, e.g. caps
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K7/00—Ball-point pens
- B43K7/005—Pen barrels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K8/00—Pens with writing-points other than nibs or balls
- B43K8/003—Pen barrels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43L—ARTICLES FOR WRITING OR DRAWING UPON; WRITING OR DRAWING AIDS; ACCESSORIES FOR WRITING OR DRAWING
- B43L13/00—Drawing instruments, or writing or drawing appliances or accessories not otherwise provided for
- B43L13/02—Draughting machines or drawing devices for keeping parallelism
- B43L13/022—Draughting machines or drawing devices for keeping parallelism automatic
- B43L13/024—Drawing heads therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pens And Brushes (AREA)
Description
明 糸田 具 技 術 分 野
この発明は、 ペン先部と イ ンキタ ンク と の間に一時的ィ ンキ溜め部材を介在させてなる筆記具に関する。 プロ ッ タ な どの装置に取 り付け使用するもの、 即ち、 自動製図機用 ペンは特に好適なものの一例である。 背 景 技 術
万年筆に代表される よ う に、 また、 一般にイ ンキ フ リ ー タ イ プ筆記具と呼ばれるほどに、 一時的イ ンキ溜め部材を 使用 した筆記具は多い。 イ ンキ吸蔵体にイ ンキ を含浸収容 するよ う に したタ イ プの筆記具に比べる と、 イ ンキタ ンク のイ ンキがすべて消費されて しま う までイ ンキ吐出性の変 化が少ないと い う長所を有する。
この長所は、 自動製図機用ペンに とっては大きな利点と なる。 イ ンキがな く な り新しいもの と交換して使用する と きな ど、 描線途中での交換であっ ても筆跡の濃さ を大き く 変えないで済ませられる からである。
し かし、 自動製図機用ペンであるがゆえの制約もある。 その第 1 の制約が、 装置への取 り付け部を設けなければ な らない こ とである。 そのため、 多く の場合は専用のァダ プタ ー を使用 している。 即ち、 装置への取 り付け用の鍔部
を有するアダプタ ー に螺合部を設け、 また、 筆記具本体に も螺合部を設け、 これら螺合部によ り アダプタ ー と筆記具 本体と を着脱可能に螺合した り 、 あるいは、 アダプタ ー 自 体を着脱可能に螺合する前後 2部材よ り なるもの と し、 こ れら前後部材の螺合によ り筆記具本体を挾着固定するよ う に している。
これ らアダプタ ーの使用は、 下記する第 2 の制約の点で 不利である。
即ち、 第 2 の制約は、 自動製図機用ペンにとっ て、 ペン 先と装置への取 り付け部との同軸性が極めて良好に満足さ れなければな らないこ とであ り 、 も しも、 同軸性が不充分 である と、 前述した猫線途中でのペン交換によ り筆跡が途 中でずれたもの となっ て しまつ た り 、 あるいは、 例えば、 異なる色で同心円 を描く 場合にその同心度を不足させた り などする が、 アダプタ ーの使用は、 部品を組み合わせる分 だけ、 寸法バラツキを生 じ同軸性を悪化して し ま う 。
そ こで、 これ ら第 1 , 第 2 の制約を同時に満足する一つ の手段と しては、 筆記具本体に装置への取 り付け部を一体 に設ける こ と になる。 実際、 イ ンキ吸蔵体にイ ンキを含浸 収容する よ う に したタ イプの筆記具の中には、 装置への取 リ付け用の鍔部を射出成形によ り軸と一体に成形したもの も存在する。
しか し、 このよ う に装置への取 り付け用鍔部を軸に一体 に形成する こ とも、 イ ンキ フ リ ータ イ プの筆記具へは、 た だちに転用できない。
なぜな らば、 自動製図機用ペンには耐振動性に優れる こ と が第 3 の制約と して要求され、 この制約を満足する こ と と、 一時的イ ンキ溜め部材の機能を十分に発揮させる こ と と は、 一時的イ ンキ溜め部材の寸法精度を十分に保たなけ ればな らない と い う点で一致 している からである。 即ち、 周知のよ う に、 一時的イ ンキ溜め部材は、 イ ンキタ ンク の 内圧が上昇 したと き余剰のイ ンキがペン先に供給されてィ ンキ漏れを生 じ る こ と を防止するために こ の余剰分のイ ン キ を毛細管力 によっ て一時的に溜め、 また、 イ ンキタ ンク の内圧が低下 したと きには溜めていたイ ンキ を空気に優先 してイ ンキタ ンク に後退させ、 イ ンキ を溜めていないと き には、 内圧の低下を大き く する こ と な く スムースに空気を イ ンキタ ンク の中に送る と い う機能を発揮するもので、 こ の機能を十分に発揮させるためには、 一時的にイ ンキ を溜 める部分な ど、 各部の寸法精度が十分に高いこ と が求め ら れ、 軸内に配置する にあたっ ても、 この精度を十分に維持 しておかなければな らない と ころ、 前述した耐振動性は、 この一時的イ ンキ溜め部材の機能を阻害する一因 と な り 、 従っ て、 寸法精度を特に十分に高く しておかなければな ら ない。 軸に鍔部を一体成形する こ と が、 この一時的イ ンキ 溜め部材の寸法精度を阻害するものであっ てはな らない し、 更に、 できれば、 一時的イ ンキ溜め部材の上述機能の発揮 に寄与する こ と が求め られる訳である。
更に、 第 4 の制約は、 極めて多数のものからなる商品群 と して求め られる こ と がしばしばある と い う こ とである。
細肇跡用のものから太筆跡用のものまで、 筆跡寸法に関し て何種にも及ぶこ と が多く 、 しかも、 インキ色の数も、 例 えば、 黒、 赤、 青、 緑、 橙、 黄、 茶など多く 、 更に、 ベラ ム紙とかフ ィ ルムといったような専用筆記面、 従って、 用 途面での要望もあ り、 これらの組み合わせと しての品種数 は、 何十あるいはそれ以上もの夥しいものとな り かねない。
そ して、 この第 4 の制約が第 5 , 第 6 の制約を生む。 即 ち、 第 5 の制約は、 これら多品種のものであ りながら効率 的に作製される こ と を求め られる という ことである。 また、 第 6 の制約は、 これらのそれぞれの品種は、 使用にあたつ て容易に判別されるものでなければならないという ことで ある。 発 明 の 開 示
この発明の 目的は、 上述従来技術の課題を解決し、 ペン 先と装置への取り付け部との同軸性が十分に満足され、 か つ、 一時的イ ンキ溜め部材の機能を十分に発揮できるよう な、 軸に装置への取り付け用鍔部を一体に形成した筆記具 を提供する ことである。
この発明の別の 目的は、 多品種のものからなる商品群と して揃えられるにあた り、 効率的に作製される筆記具を提 供するこ とである。
この発明の更に別の 目的は、 このよう な多品種のもの力、 らなる商品群と して揃えられたものであ りながら、 容易に それぞれの品種を 目視判別できるよ う にした筆記具を提供
する こ とである。
これ ら 目的、 および、 こ の発明のその他の 目的は、 後述 する こ と によ リ 自ずと明 ら かになろ う 。
この発明の基本的要旨は、 以下の通 り であ る 。
( i )合成樹脂製射出成形品よ り なる一時的イ ンキ溜め部材 をペン先と イ ンキタ ンク と の間に介在させてなる筆記具で あっ て、 前記軸は、 合成樹脂製射出成形品よ り な り鍔部を 一体に有し、 この鍔部を前記一時的イ ンキ溜め部材の外周 部に位置させてなる筆記具。
( di )合成樹脂製射出成形品よ り なる一時的イ ンキ溜め部材 をペン先と イ ンキタ ンク と の間に介在するよ う軸に装着 し てなる肇記具であっ て、 前記軸が小径内孔部と この小径内 孔部よ り も後方に段部と を有し、 また、 前記一時的イ ンキ 溜め部材の後端部には環状弾性体を嵌め、 この環状弾性体 を、 前記軸の小径内孔部に、 内方に向かっての密接変形状 態で収容する と ともに、 前記段部に弾性当接させてなる筆 記具。
( iii )ペン先を突出固定する合成樹脂製射出成形品よ り なる チッ プホルダー を合成樹脂製射出成形品よ り なる軸に嵌合 固定し、 また、 合成樹脂製射出成形品よ り なる一時的イ ン キ溜め部材をペン先とイ ンキタ ンク と の間に介在させてな る筆記具であっ て、 前記軸は、 鍔部を一体に有する と とも に先端開口部の内壁を前記チッ プホルダー に対する嵌合固 定部と し、 かつ、 前記チッ プホルダー よ り軟質の合成樹脂 製のもの と な してなる筆記具。
( iv )チッ プホルダー を介して軸先端に突出固定されたペン 先とイ ンキタ ンク との間に一時的インキ溜め部材を介在さ せてなる本体と、 この本体に着脱可能に装着されるキヤ ッ プとよ りなる筆記具であって、 前記チップホルダーを筆跡 寸法表示部材とする と ともに前記一時的イ ンキ溜め部材を イ ンキ色表示部材と し、 また、 前記軸をこれら表示が目視 できるよ う透明性を有するものと し、 更に、 キャ ップ装着 時もキヤ ップが前記チップホルダー及び一時的イ ンキ溜め 部材を露出するものとする と とも に、 このキャ ッ プを して 用途表示部材となしてなる筆記具。
( V )チップホルダー を介して軸先端に突出固定されたペン 先とイ ンキタ ンク と の間に一時的イ ンキ溜め部材を介在さ せてなる本体と、 この本体に着脱可能に装着されるキヤ ッ プと よ り なる筆記具であって、 前記軸および一時的イ ンキ 溜め部材は、 合成樹脂製射出成形品よ りな り、 各品種の共 通使用部品とされ、 また、 前記キャ ップは各品種で選択的 に前記本体に装着可能となしてなる筆記具。 図 面 の 簡 単 な 説 明
第 1 図はこの発明の筆記具の一例を示す一部破断縦断面 図。
第 2 図は第 1 図のものの装置への取り付けの一例を示す 要部側面図。
第 3図は第 2図の上面図。
第 4 図は第 3 図の IV— IV線に沿って破断した部分断面図。
第 5 図から第 3 0図は第 1 図に示すもののそれぞれの部 品などを示すものであ り、
第 5 図は軸の一部破断縦断面図。
第 6 図は第 5 図の VT— VI線に沿って破断した横断面図。 第 7 図は鍔部の別の一例を示す要部縦断面図。
第 8 図は鍔部の更に別の一例を示す要部縦断面図。
第 9 図は細杆体の側面図。
第 1 0 図は第 9 図と 9 0 ° 回転しての細杆体の側面図。 第 1 1 図は細杆体を得るのに使用する ノ ズルの吐出孔パ タ ー ンの一例を示す要部正面図。
第 1 2 図はノ ズルの吐出孔パタ ー ンの別の一例を示す要 部正面図。
第 1 3 図はノズルの吐出孔パタ ーンの更に別の一例を示 す要部正面図。
第 1 4 図はチッ プホルダーの縦断面図。
第 1 5 図は第 1 4 図の正面図。
第 1 6 図は第 1 4 図の X VI— XV [線に沿って破断した横 靳面図。
第 1 7図は第 1 4図の XYE— XVII線に沿って破断した横 断面図。
第 1 8 図は軸とチップホルダー との嵌合状態を示す第 1 図の X i部拡大図。
第 1 9 図は一時的イ ンキ溜め部材の縦断面図。
第 2 0 図は第 1 9 図の: X X— X X線に沿って破断した横 断面図。
第 2 1 図は軸内壁と一時的イ ンキ溜め部材と のク リ アラ ンス状態を示す第 1 図の X X I 部の拡大図。 '
第 2 2 図は軸内壁と一時的イ ンキ溜め部材と のク リアラ ンス状態の別の一例を示す第 2 1 図相当図。
第 2 3 図は環状弾性体の配置状態を示す第 1 図の Χ Χ ΠΙ 部拡大図。
第 2 4 図は環状弾性体の配置状態の別の一例を示す第 2 3 図相当図。
第 2 5 図は環状弾性体の配置状態の更に別の一例を示す 第 2 3 図相当図。
第 2 6図はイ ンキ誘導芯体の側面図。
第 2 7 図は尾栓の一部破断縦断面図。
第 2 8 図は尾栓の軸への固定前の状態を示す要部縦断面 図。
第 2 9 図は尾栓の軸への固定後の状態を示す要部縦断面 第 3 0 図はキヤ ップの一部破断縦断面図。
第 3 1 図はこの発明の筆記具の別の一例を示す一部破新 縦断面図。
第 3 2図から第 3 4図は第 3 1 図に示すもののそれぞれ の部品を示すものでぁ リ、
第 3 2図はチップホルダーの一部破断縦断面図。
第 3 3 図は針体成形品の縦斬面図。
第 3 4図はコイルスプリ ングの側面図。
第 3 5 図はこの発明の筆記具の更に別の一例を示す要部
縦断面図。 そ して、
第 3 6図はこの発明の筆記具の更にまた別の一例を示す —部切欠縦断面図である。 発明 を実施する ための最良の形態
第 1 図に示す筆記具には、 軸 1 、 小管ペン先 2、 細杆体 3、 チップホルダー 4、 一時的イ ンキ溜め部材 5、 環状弾 性体 6、 インキ誘導芯体 7、 尾栓 8、 キャ ップ本体 9 、 環 状シール部材 1 0 の 1 0個の部材が使用されている。 軸 1 乃至尾栓 8 の 8つの部材は本体を構成するもので、 また、 キヤ ップ本体 9 と璟状シール部材 1 0 と によ リ キヤ ップが 構成されている。
この筆記具は、 イ ンキフ リ ータ イプ筆記具の一例である。 しかし、 手に把持して使用する万年筆などの一般的な筆記 具と異な り、 軸 1 に鍔部 1 a を有している。 即ち、 前述し た、 軸に装置への取り付け用の鍔部を一体に形成した自動 製図機用ペンの一例でもある。
そこで、 各部の説明に先立って、 このよう な自動製図機 用ペン (以下、 単に 「ペン」 と言う) の使用の仕方につい て、 まず、 第 2 図から第 4 図を通じて説明する。
参照符号 1 1で示すのは、 装置本体のペン取り付け部で ある。 種々構造のものがあるが、 図示のものは、 4つの爪 1 1 a, l i b , 1 1 c, l i d を有する一般的なものと してある。 爪 1 1 a, l i b , 1 1 c は一体的であ り、 鍔 部 l a の厚み (第 2図上下方向の厚み) は、 この爪 l l a ,
1 1 b の間隔にほぼ等し く 、 鍔部 1 a がこれら爪 1 1 a, 1 1 b 間に挿入される こと によって、 ペンは上下動を規制 される。 また、 爪 l i d は可動で、 爪 l l b, 1 1 c との 間でペンを挟持し、 ペンの横振れを抑制する。 このよう に して、 ペンを取り付け部 1 1 に固定し、 取り付け部 1 1 を 筆記面に対し精度良く上下動させるこ とで、 ペンは使用に 供される。
がたつ く こ となく装置に取り付け固定できるペンである こ と、 また、 複数のペンの形状 ' 寸法が一定していて、 い つも同じよう に取り付け固定できることが重要であるこ と は、 このことからも分かるであろう 。
次に、 各部について説明する。
第 5図に示すよう に、 軸 1 は、 両端開口する筒状の形状 を している。 外壁 l b には先端部 l c を小径部とする段部 I d が形成されておリ、 鍔部 l a は、 この段部 l c よ り後 方に形成されている。 このよう にする理由は後で詳述する が、 鍔部 1 a の前後の外壁 1 b部分が爪 1 1 a などに対す る部分とな り、 その形状 ' 寸法が特に要求される部分とな つている。 尚、 鍔部 l a の形状は、 平行な 2辺を有する 5 角形状縦断面を有するものと してあるが、 爪 l i b , 1 1 cへの揷入がある程度弾力性を発揮できるものとするため、 第 7図や第 8図に示すよう に弾性変形容易な形状と してお く こともできる。 また、 内壁 1 e には、 前方から順に、 テ 一パー状に拡開する最先端部 1 f 、 3つの環状の内方突出 部 l g, 1 h , l i 、 段部 l j 、 鍔部 l a のと こ ろに位置
する凹陥部 l k、 内壁 l e の後部 1 1 を小径部とする 2つ の段部 l m, l n 、 この段部 I n よ り更に後部における段 部 1 o となる前方部を有する環状の内方突出部 1 P 、 この 内方突出部 1 p の後方部から内壁 1 e の後端部近傍まで延 びる リ ブ 1 g が形成されている。 こ こで、 最先端部 1 f は チップホルダー 4 の挿入を容易にすると ともに、 先端壁部 l r を薄いもの と して、 この先端壁部 l r がキャ ッ プ本体 9 内の環状シール部材 1 0以外のと こ ろに不要に当接しな いよう に している。 段部 l j は、 万一、 イ ンキが内壁 l e を伝わっ て前方から漏れよ う とすると き、 これを遮断、 抑 制する。 後部 1 1 は、 イ ンキタ ンク となる部分である。 そ して、 リ ブ l q はイ ンキを円滑に前方に移動させるもので、 本例のものでは、 第 6 図に示すよ う に 2条のス リ ッ ト を形 成するものと してある。 その他の部分については、 随時後 述する。
この軸 1 に各部材が直接も し く は間接に配置されて本体 となる。 以下、 前方に配置されるもののおよその順に説明 する。
小管ペン先 2 はセラ ミ ッ クゃステン レスなど硬質材質の ものからなる。 表面に耐摩耗性皮膜を形成される こ ともあ る し、 先端に耐摩耗性部材を取り付けられる こ ともある。 筆記面との引っ掛かり を抑制するために角部に適宜の丸み 付けをなされる。 前後対称形と しておく とチップホルダー 4 に対する取り付けが容易になる。
第 9 図と第 1 0 図に示すよう に、 細杆体 3 は小管ペン先
1 から僅かに突出する先端を前後動できるよ う に後部 3 a を弹性ク ランク部と してある。 図示のよう に、 後部 3 a は 偏平化されたものとなっているが、 プレスなどによ り容易 に形成できる。 また、 この後部 3 a は、 イ ンキ誘導芯体 7 の前端面に受承される組立後においては、 非筆記時も少し ながら弾力性を発揮するよういくぶん変形状態に配置され る。 このよ うな細杆体 3は、 例えば、 合成樹脂の押出成形 によ り容易に得られる。 第 1 1 図〜第 1 3 図に、 押出成形 時に使用する ノズルの吐出孔パタ ーンのいく つかの例を示 す。 筆跡幅の太いもの用に比較的太い細杆体 3 とするとき には、 ノ、。タ ーンもそれな り に複雑化しておく とよい。
第 1 4 図に示すよ う に、 チップホルダー 4は外壁部分に 5つの鍔状の膨出部 4 a, 4 b , 4 c , 4 d, 4 e を有し ている。 これらの膨出部 4 a, 4 b , 4 c , 4 d , 4 e は 空気通路 4 f も確保している。 第 1 6図と第 1 7図は、 4 b と 4 e の部分における空気通路 4 f を示すものである。 また、 これ らの膨出部 4 a, 4 b , 4 c , 4 d , 4 e は軸 1 の内壁 1 e との嵌合固定に寄与するもので、 第 1 8図に 示すよう に、 膨出部 4 a と内方突出部 l g とは圧入嵌合部 とな り、 膨出部 4 b, 4 c, 4 d と内方突出部 l h, l i は凹凸嵌合部となっている。 また、 膨出部 4 e はこれら嵌 合固定するためにチップホルダー 4 を軸 1 に挿入する際の 案内となる。 このよ う に、 嵌合固定部を全体と して長いも のとするこ とによ り軸 1 とチップホルダー 4 とのそれぞれ の軸方向の一致度が高く なる。 但し、 このよう に嵌合固定
部を全体と して長いもの とする と き、 比較的後方における 嵌合力 をあま り強く しすぎない こ と が望まれる。 嵌合力は 軸 1 を外方に変形させる力 と もなる が、 後方において この 嵌合力が大きいと軸 1 の折角の寸法精度を阻害する こ と に なる からである。 このよ う な嵌合は、 例えば圧入嵌合だけ によ るものでも形成でき る。 しかし、 図示したよ う に、 比 較的前方における膨出部 4 a と 内方突出部 1 g と によ る嵌 合を横振れを十分に抑制する圧入によ るものと しておき、 一方、 比較的後方における膨出部 4 b, 4 c , 4 d と 内方 突出部 l h, l i と によ る嵌合を凹凸によ るもの と してお けば、 凹凸嵌合は軸 1 を外方に変形させる力が小さ く 、 従 つ て、 嵌合力が小さ く ても十分にチッ プホルダー 4 の軸 1 に対する前後方向の位置固定を確実にでき る。 また、 図示 のよ う に膨出部 4 a と 内方突出部 l g と によ る嵌合領域は ある程度広く してある。 全体と しての嵌合力は大き く ても 単位面積当 り の嵌合力は小さ く でき るので、 軸 1 に対す'る 変形力 と してはあま り大きなもの とする こ と な く 、 全体に 均一な嵌合固定をなすこ と ができ、 軸 1 とチッ プホルダー 4 と の同軸性も良好になれば、 軸 1 に与える変形性も均一 にな り 好ま しいからである。
更に、 このよ う な嵌合固定によ る変形を受ける部分の後 方に軸 1 は段部 I d を有 している。 即ち、 嵌合固定部にお いて軸 1 は外径を小さ く している。 変形の影響が鍔部 1 a に及ぶこ と を抑制する上できわめて好ま しい。
さて第 1 4 図に戾 リ 、 チッ プホルダー 4 は、 貫通孔 4 g
を有している。 前方から 4 h, 4 i , 4 j , 4 k , 4 1 , 4 mと参照符号を付したが、 4 hは小管ペン先 2の取付部 分であ り、 4 i は細杆体 3 が通る部分であ り、 4 j は細杆 体 3 の後部 3 a が弾性変形可能に位置するイ ンキ溜り部と なる部分であ り、 4 kはイ ンキ誘導芯体 7の先端が挿入さ れる部分であ り、 4 1 は一時的イ ンキ溜め部材 5の先端が 揷入される部分であ り、 4 mは一時的イ ンキ溜め部材 5 と の固定部である と ともに、 万一、 一時的インキ溜め部材 5 を伝わってインキが前方に漏れよう とする とき、 そのイン キを溜める部分でもある。
チップホルダー 4はこのように小管ペン先 2 を突出固定 するものあ り、 十分な剛性を有していなければならない。 さもなければ、 筆圧によ り、 あるいは、 筆記面からの抵抗 によ り、 小管ペン先 2 は不安定なものとなってしまう 。 こ れに対するには、 チップホルダー 4 を比較的硬質のものと する こ と が好ま しい。 そしてチップホルダー 4 を このよう に硬質のものにすると、 軸 1 と しては比較的軟質のものを 選択するのが好ま し く なる。 複数の製品とする とき、 軸 1 とチップホルダー 4 との嵌合固定力のばらつきを抑制でき るからである。 このよう にするとチップホルダー 4 による 軸 1 の変形も大き く はなる。 しかし、 前述したよう に軸 1 の変形に対する配慮は十分である。
軸 1 にせよ、 チップホルダー 4 にせよ、 成形容易性を考 慮する と、 ともに合成樹脂製射出成形品とすることが好ま しい。 これに上述した関係を更に満足させんとするとき、
好適な材質組み合わせの一つ と して、 軸 1 をポリ プロ ピレ ン製と し、 チッ プホルダー 4 をポリ アセタ ール製とする こ と が挙げられる。
次は、 第 1 9 図に示す一時的イ ンキ溜め部材 5 について である。 縦断面櫛歯状と なる一時的イ ンキ溜め溝 5 a と、 この一時的イ ンキ溜め溝 5 a を連通するス リ 、リ ト 5 b と、 イ ンキ誘導部材 7 を挿入する中孔 5 c と、 ス リ ッ ト 5 b と 中孔 5 c と の連通部 5 d , 5 e , 5 f と を有するもの と し てある が、 一時的イ ンキ溜め部材については種々公知であ るのでこれ らの基本的な機能については説明を省略する。 前方部に設けてあるのは、 チップホルダー 4 と の嵌合用 の環状の膨出部 5 g , 5 h , 5 i である。 嵌合時に空気を 逃 し、 また、 万一の場合にはイ ンキ を通す溝が、 空気通路
4 f のよ う に形成してある。 また、 後方部に設けてあるの は透孔 5 j と イ ンキ誘導芯体 7 の固定部 5 kである。 透孔
5 j は空気のイ ンキタ ンクへの移動を 円滑にするもので、 先端が連通部 5 f の後端に位置する よ う に してあるが、 よ リ後方に存在するものと しても よい。 また、 固定部 5 k は 先端の段部 5 1 のと こ ろでイ ンキ誘導芯体 7 を受承し、 ま た、 その後部 5 mの と こ ろは必要に応じてイ ンキ誘導芯体 7 に対する加熱溶着部と なっ ている。 後部 5 mは空気の移 動を阻害しないよ う に、 第 2 0 図に示すよ う に部分的なも の と なつ ている。
この一時的イ ンキ溜め部材 5 が軸 1 に装着される。 その 装着状態で、 外周部に位置する と こ ろに鍔部 l a が形成さ
れているのである。 本来、 鍔部 l a の形成場所自体は適宜 である。 しかし、 鍔部 l a近傍の部分は、 前述したよう に 寸法精度を特に要求され、 これに応じたものと しなければ な らない。 この折角の寸法精度を一時的イ ンキ溜め部材 5 の機能の発揮にも利用せんと した結果である。
即ち、 やはり、 一時的イ ンキ溜め部材も、 一時的にイ ン キを溜める部分をはじめと して各部分の寸法を精度よ く成 形されなければ毛細管作用の有効発揮が困難にな り、 軸に 装着した後でも このことに変わり はない。 軸への装着にあ たっては内壁との間にク リアランスを形成しないよう にす こ ともあれば形成するこ ともあるが、 ク リ アランスを形成 しない場合であれば、 複数の製品の作製にあたって、 常に ク リ アラ ンスが形成されないよ う に、 しかも、 一時的イ ン キ溜め部材が軸の内壁との当接によ り大きな変形を受けな いよう しなければならない し、 ク リ アラ ンスを形成する場 合であれば、 そのク リアランスを設計とおりのものと して 安定に確保しなければ、 不要なインキ漏れの原因になった り して しまう 。 勿論、 一時的インキ溜め部材そのものは寸 法精度をなるベく 良好なものと して作製される。 しかし、 上述した軸との関係を考慮する と、 軸 1 の鍔部 l a近傍へ の寸法精度の良好さ を利用するにこ したことはない。
一時的イ ンキ溜め部材 5 は、 軸の内壁との間にク リァラ ンスを形成する一時的イ ンキ溜め部材の一例である。 この ク リ アランスについても本発明では考慮してある。 即ち、 第 2 1 図に示すよう に、 軸 1 の内壁 l e に凹陷部 l k を形
成し、 この凹陥部 l kの部分ではク リ アランスを大き く し ている こ とである。 万一、 軸 1 の内壁 l e を伝わ りイ ンキ が漏れ出そう と しても、 この凹陷部 l kのと ころで遮断で きる。 こ こで、 ク リ アラ ンスは前方ほど次第にあるいは段 階的に大き く なるよう に形成されるのが好ま しい。 毛細管 作用の活用の観.点からである。 一時的イ ンキ溜め部材 5も 前方ほど次第にその径が小さ く なるよ う に した一例で、 数 段の径を有するものと してあるが、 このよ うな場合も、 そ の関係を破るよ う にしておく と よい。 勿論、 第 2 2図に示 すよ う に、 一時的イ ンキ溜め部材 5 の段部のと ころが凹陷 部 1 k に位置するよ う に してもよい。
また、 凹陷部 l kの形成場所を鍔部 l a のと ころと して ある。 鐯部 l a のと こ ろであれば、 軸 1 の成形の際、 溶融 した樹脂の流れを利用 した冷却で、 型から取り 出したもの に自然と凹陷部 l k を形成でき都合がよいこ と による。
この一時的イ ンキ溜め部材 5 に環状弾性体 6 が嵌め られ ている。 環状弾性体 6 は、 一時的イ ンキ溜め部材 5の連通 部 5 をスリ ッ ト形状から透孔形状に変えるものであるが、 第 2 3図に示すよ う に、 軸 1 の段部 I n, l o間で小径内 孔部となっ た内壁 l e の部分に内方に向かっての密接変形 状態で収容され、 また、 肩部が変形するよ う に段部 l o に 弾性当接している。
このよ う な変形状態となっている こ とは、 インキ漏れ防 止のためであるこ とは勿論であるが、 一時的イ ンキ溜め部 材 5 に成形時の寸法ばらつきによる悪影響が及ばないもの
とする上で役立っている。 即ち、 一時的インキ溜め部材 5 はチップホルダー 4 と、 環状弾性体 6 を介レて軸 1 と から 挾持力を受けている。 この挾持力が強すぎると、 一時的ィ ンキ溜め部材の寸法精度が阻害される。 そこで、 環状弾性 体 6 が軸 1 の内壁 l e の内方突出部 l p へと逃げられるよ う な変形を可能とするよう に段部 1 o に当接するものと し てある訳である。 このよう にする ことは、 自動製図機用と しない場合でも有効である。 しかし、 軸 1 の鍔部 1 a から 小管ペン先 2 までの長さ を安定にするために軸 1 に対する チップホルダー 4 の位置決めを固定的となす本例のものの ような場合、 特に好適となる。
第 2 6 図にイ ンキ誘導部材 7 を示す。 適宜射出成形品な どとすることもできるが、 織維収束体などからなるものを 意識して示してある。 前方から順に、 大径部 7 a、 中径部 7 b 、 テーパー部 7 c 、 錐状後端部 7 d となっており、 大 柽部 7 a は一時的イ ンキ溜め部材 5 の中孔 5 c とほぼ同径 で、 連通部 5 d, 5 e を して実質的に空気を通さないイ ン キのみ移動できるものと し、 中径部 7 b は一時的イ ンキ溜 め部材 5 の中孔 5 c との間にク リ アラ ンスを形成し、 最後 部に位置する連通部 5 f から空気が進入できるものと して おり、 また、 テーパー部 7 c は、 一時的イ ンキ溜め部材 5 の固定部 5 kの先端の段部 5 1 に受承される部分であ り、 錐状後端部 7 d はイ ンキタ ンク内に突出する。
そ して、 第 2 7 図は上述説明してきた本体の最後の部品 である尾栓 8 を示す。 前方に向かって突出する尖頭を有す
る環状部 8 a と、 複数の凸部 8 b と、 後端凹陷部 8 c と を 有する。 この尾栓 8 は軸 1 の後端に超音波溶'着されるもの を意識したもので、 第 2 8 図と第 2 9 図と に示すよ う に、 環状部 8 a は溶着部とな り 、 凸部 8 b は、 環状部 8 a の溶 着が進行する につれ軸 1 に対して前進する こ と になる尾栓 8 の移動を がたつきな く しかも 円滑なものとするよ う軸 1 の内壁 l e に当接 して摺動する部分と な り 、 後端凹陷部 8 c は所望に応じて筆跡寸法や用途な どの表示用シー 卜の貼 着部と なる。
第 3 0 図はキャ ッ プを示す。 キャ ッ プ本体 9 には、 チッ プホルダー 4 の挿入案内とな り 、 また、 環状シール部材 1 0 を安定に配する補強部ともなる リ ブ 9 a が放射状に形成 してある。
次に、 第 3 1 図から第 3 4 図によ り別の一例について説 明する。 尚、 以下において、 前例のもの と基本的に同一の 部位には同一の参照符号を使用する。
本例のも のは、 細杆体 3 と イ ンキ誘導芯体 7 を使用する こ とな く 、 代わ り に、 針体 1 1 , 針体取付体 1 2 , 針体取 付体 1 2 からの後方突出体 1 3 , スプリ ング 1 4 を使用 し ている。 また、 チ ッ プホルダー 4 と キャ ッ プ本体 9 の形状 を前例のもの と少し異な らせてあ り 、 キヤ ッ プ本体 9 の内 部にはペン先シール用の球状弾性体 1 5 も配 してある。
第 3 2 図に本例のもののチッ プホルダー 4 を示す。 組立 時、 針体 1 1 の挿入 を容易にするため、 貫通孔 4 g にはテ ーパ一孔部 4 n が形成されている。 また、 このテーパー孔
部 4 n の後端部は針体敢付体 1 2 の前進位置を規制する部 分となっている。
第 3 3 図は針体 1 1 , 針体取付体 1 2 , 後方突出体 1 3 を示す。 即ち、 針体成形品である。 針体 1 1 は針体取付体 1 2 に突出固定されており、 針体取付体 1 2はチップホル ダー 4 のテーパー孔部 4 n の後端部に当接する段部 1 2 a を有し、 これによ り、 小管ペン先 2 に対する針体 1 1 の位 置関係を安定なものと しておリ、 また、 前例のものにおけ るイ ンキ誘導芯体 7 の中径部 7 b 同様に一時的イ ンキ溜め 部材 5 の連通部 5 f からの空気の進入を容易にするための ク リ アランスを確保するよう に小径後端部 1 2 b を有して いる。 また、 後方突出体 1 3 はステン レスなどからな り、 大径後部 1 3 a の先端部分が針体敢付体 1 2 に埋入するよ う位置している。 このよ う な針体成形品は、 例えば、 針体 取付体 1 2 を合成樹脂製射出成形品とするにあた り、 針体 1 1 と後方突出体 1 3 と をイ ンサー ト部材とする、 所謂、 イ ンサー ト成形によ り作製すれば、 針体 1 1や後方突出体 1 3 を圧入するなどの手間が不要になる。
スプリ ング 1 4は、 第 3 1 図に示したよう に、 一時的ィ ンキ溜め部材 5 の透孔 5 j 部分に位置し、 前例のものでは イ ンキ誘導芯体 7の支承部となっていた段部 5 1 に受承さ れるこ とで後退防止されている。 こ こで、 透孔 5 j を設け ない場合であっても、 スプリ ング 1 4は連通部 5 f の後方 に位置させておく のが好ま しい。 空気の進入の妨げになら ないからである。 また、 スプリ ング 1 4は針体取付体 1 2
の後端に当接し、 針体成形品を前方に付勢している。 第 3 4 図はこのスプリ ング 1 4 を示すもので、 組立前、 多数の スプリ ング 1 4 を準備したとき、 互いに絡み合ってしま う のを抑制するため、 中央部に小ピッチ部 1 4 a が形成して ある。
この本例のものは、 前例のものと同様、 小管式筆記具と なっている。 前述も したが、 自動製図機用と される場合、 イ ンキ色だけでなく筆跡寸法も多く の種類を要求される こ と が多い。 小管式筆記具であれば、 多種の筆跡寸法に対応 する こ とは容易である。 また、 この本例は、 勿論、 本発明 の筆記具の別の一例を示すものである。 しかし、 商品群を 形成するにあたっての一つの好適な手段を示すものでもあ る。 即ち、 自動製図機用とされる場合、 更に、 筆記面が紙 であるかフィルムであるかといっ た用途面での要求も しば しばなされる。 このような場合、 同じようなインキ色、 筆 跡寸法のものでも、 異なる物性のイ ンキが使用されるのが 一般的であ り、 これに応じてイ ンキ吐出構造や付随構造も 異なっ たものとなる こと がある。 と言っても準備する部品 数はなるべく少なく し、 効率的に作製できるよう に したい と ころである。 そこで、 軸 1や一時的イ ンキ溜め部材 5な どは前例のものと共通部品と してある。 例えば、 前例のも のを紙専用、 本例のものを フィルム専用とする こ とは容易 である。
また、 チップホルダー 4 とキャ ップ本体 9 の形状を少し 変えたのは、 前述した構造的要請だけによるのではな く 、
誤装着を防止するためのものである。 即ち、 商品群とする 場合、 前例のキャ ップ本体 9 は前例のチップホルダー 4 に 対し、 また、 本例のキャ ップ本体 9 は本例のチップホルダ 一 4 に対し、 それぞれ選択的に嵌合可能なものとなる。 チ ップホルダーに対してではなく軸に対して嵌合するものと する ときでも、 キャ ップの装着にこのような選択性を付与 しておく ことが好ま しい。
また、 イ ンキ色、 筆跡寸法、 更には、 専用筆記面、 従つ て、 用途と多岐におたる要求は、 商品群と して多数のもの とな り、 ユーザーにしてみれば、 それだけ判別しにく く な る。 一見すれば外観形状は同様であ り、 筆跡寸法も、 小管 ペン先の径の違いを 目視判別するのは困難であ り、 また、 イ ンキ色も、 例えば黄色と橙色といった似た色のもの同士 だけでなく 、 イ ンキフ リ ータ イプのものは一般に意外とィ ンキ色の判別がしにく い。
そこで、 このよ う な判別を容易にする表示が所望される こ とになる。 前述した尾栓 8 に貼着するシー トもその一例 であるが、 本発明は、 更に、 このような表示の観点で好適 なものも提供する。
利用するのは、 軸 1、 チップホルダー 4、 一時的イ ンキ 溜め部材 5、 キャ ップ本体 9である。 まず、 軸 1は、 チッ プホルダー 4 、 一時的イ ンキ溜め部材 5 を透視できるよう に透明性を有するものと しておく 。 前述したポリプロ ピレ ンは、 この透明性の点でも十分に満足できる。 透視できれ ばよいのであるから透明性の程度や色合いは適宜である。
また、 一時的イ ンキ溜め部材 5 はイ ンキに触れるものであ るからイ ンキ色表示部材とする。 例えば、 A B S樹脂など で射出成形するにあた りイ ンキ色の着色材を併用 してもよ い し、 また、 簡単には、 それぞれのイ ンキに浸し、 取り出 して乾燥しておけば、 各イ ンキ色に対応した色になる。 残 るのは筆跡寸法表示と用途表示であるが、 キャ ッ プ本体 9 は、 筆跡寸法によ らず共通のものと しておく こ と が望まれ る し、 また、 前述した選択性を明確にするためにも、 キヤ ップ本体 9 を用途表示部材とするのが望ま しい。 用途に応 じて異なる色に着色しておけばよい。 また、 第 1 の例のも のだけ、 あるいは、 第 2の例のものだけで商品群とする と きも同様である。 但し、 このキャ ップ本体 9 を装着したと き、 チップホルダー 4や一時的イ ンキ溜め部材 5 の表示を 隠すものとなっては好ま し く ない。 図示のキャ ップ本体 9 は、 装着時もチップホルダー 4の後部を露出するものと し てある。 尚、 キャ ッ プと しては環状シール部材 1 0 を使用 しない場合もあるから、 キャ ップ本体 9 という よ り、 一般 にはキャ ップを用途表示部材と しておく こ と になる。 そし て、 残るチップホルダー 4 を筆跡寸法表示部材とする。 国 際的な規格である I S 0規格に準じて、 例えば、 0 . 7 0 鲫用ならば青色、 0 . 3 5 ran用ならば黄色といったよ う に 着色しておけば普逼性の髙ぃものとなる。
以上、 2つの例を通じて説明したが、 その他にも要旨を 逸脱しない範囲で種々なせる。 例えば、 鍔部の数は装置と の関係で決める こと ができ、 複数の鍔部を有するものとす
る場合、 その一つが前述した鍔部 l a に相当するものであ ればよい し、 一時的イ ンキ溜め部材と しても、 図示のもの は縦断面櫛歯状となる一時的イ ンキ溜め溝 5 a を有するも のと したが、 種々公知のものを適宜使用できる。 また例え ば、 軸に印刷を したり、 チップホルダーにペン先固定の補 強用金属リ ングを取り付けることなどもできる。 更に例え ば、 軸の内孔をそのままイ ンキタ ンク に利用するのではな く ィ ンキタ ンク と して着脱可能に装着されるものを有する ものと したり、 チップホルダーが軸と一体になつたものと するなど、 適宜部材は適宜別体化も し く は付属化したり、 あるいは複数に別体化するこ ともできる。 第 3 5図に示す のは、 着脱式のイ ンキタ ンク 1 6 を使用 した一例、 第 3 6 図に示すのは、 軸とチップホルダーとがー部品となったも のの一例である。 その他例えば、 筆記具の種類と して、 ボ 一ルペンな ど他のものとする こ ともでき る。
Claims
1 . 前記一時的イ ンキ溜め部材はイ ンキ含浸 · 乾燥処理によ り各々のイ ンキごとの着色をされたものとなっており、 前 記チップホルダーおよび前記キャ ップは射出成形時に着色 材を併用する こと によ リ各々異なる色に着色されたものと なっているこ と を特徴とする請求の範囲第 1 0項記載の肇 記具。
2. チップホルダー を介して軸先端に突出固定されたペン先 とイ ンキタ ンク と の間に一時的イ ンキ溜め部材を介在させ てなる本体と、 この本体に着脱可能に装着されるキャ ップ とよ り なる筆記具であって、 前記軸および一時的インキ溜 め部材は、 合成樹脂製射出成形品よ りな り、 各品種の共通 使用部品とされ、 また、 前記キャ ップは各品種で選択的に 前記本体に装着可能とな してなる筆記具。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP90914414A EP0446371B1 (en) | 1989-09-29 | 1990-09-27 | Writing utensil |
DE69027421T DE69027421T2 (de) | 1989-09-29 | 1990-09-27 | Schreibgerät |
Applications Claiming Priority (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1/115051U | 1989-09-29 | ||
JP1989115051U JP2528018Y2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 自動製図機用ペン |
JP1/115437U | 1989-09-30 | ||
JP11543789U JP2509396Y2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | 筆記具 |
JP1989139439U JP2510815Y2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 筆記具 |
JP1/139439U | 1989-11-30 | ||
JP1/152382U | 1989-12-27 | ||
JP1989152382U JPH0388784U (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | |
JP2/45989U | 1990-04-28 | ||
JP1990045989U JP2554726Y2 (ja) | 1990-04-28 | 1990-04-28 | 自動製図機用ペン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
WO1991004873A1 true WO1991004873A1 (en) | 1991-04-18 |
Family
ID=27522517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
PCT/JP1990/001239 WO1991004873A1 (en) | 1989-09-29 | 1990-09-27 | Writing utensil |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5217313A (ja) |
EP (1) | EP0446371B1 (ja) |
KR (1) | KR0153462B1 (ja) |
DE (1) | DE69027421T2 (ja) |
WO (1) | WO1991004873A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5403106A (en) * | 1992-03-02 | 1995-04-04 | Kabushiki Kaisha Sakura Kurepasu | Liquid applicator with axially spaced joints |
FR2711045A1 (fr) * | 1993-10-13 | 1995-04-21 | Kawakami Giken Co Ltd | Boîtier pour matériau cosmétique. |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5702759A (en) * | 1994-12-23 | 1997-12-30 | Henkel Corporation | Applicator for flowable materials |
US5906446A (en) * | 1996-10-22 | 1999-05-25 | Bic Corporation | Fillerless writing instrument |
DE19803622A1 (de) * | 1998-01-31 | 1999-08-12 | Staedtler Fa J S | Kugelschreiber für Tinte |
WO1999050079A1 (fr) * | 1998-03-26 | 1999-10-07 | Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha | Instrument d'ecriture muni d'un reservoir a encre |
US6428235B1 (en) * | 1999-03-26 | 2002-08-06 | Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha | Liquid applicator having ink color identification |
US6276860B1 (en) * | 1999-06-29 | 2001-08-21 | Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha | Liquid applicator |
US6527365B1 (en) * | 2000-10-20 | 2003-03-04 | Silverbrook Research Pty Ltd. | Printhead for pen |
AU772145B2 (en) * | 1999-10-25 | 2004-04-08 | Silverbrook Research Pty Ltd | Electronically controllable pen |
JP2001224428A (ja) * | 2000-02-14 | 2001-08-21 | Tokiwa Corp | 鉛筆型化粧品 |
AU5877701A (en) * | 2000-05-18 | 2001-11-26 | Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha | Collector type writing implement |
AU778400B2 (en) * | 2000-10-20 | 2004-12-02 | Silverbrook Research Pty Ltd | Printhead for pen |
JP3955528B2 (ja) * | 2000-10-20 | 2007-08-08 | シルバーブルック リサーチ ピーティワイ リミテッド | ペン用プリントヘッド |
SG152904A1 (en) * | 2000-10-20 | 2009-06-29 | Silverbrook Res Pty Ltd | Cartridge for an electronic pen |
US7456994B2 (en) * | 2000-10-20 | 2008-11-25 | Silverbrook Research Pty Ltd | Mobile telecommunications device with stylus having printhead tip |
US7431449B2 (en) * | 2000-10-20 | 2008-10-07 | Silverbrook Research Pty Ltd | Mobile telecommunications device with interactive paper sensor |
US6503017B1 (en) * | 2002-01-22 | 2003-01-07 | Chen-Chou Liu | Ink regulating apparatus in a pen |
JP4567029B2 (ja) * | 2007-06-22 | 2010-10-20 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電力変換装置 |
JP6309813B2 (ja) * | 2013-05-21 | 2018-04-11 | 三菱鉛筆株式会社 | コレクター式塗布具 |
CN105848918B (zh) * | 2013-10-21 | 2017-09-05 | 有限会社V斯帕克 | 压力变动缓冲机构以及涂敷具 |
KR20210023893A (ko) * | 2018-06-29 | 2021-03-04 | 가부시키가이샤 파이롯트 코포레이숀 | 필기구 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5650679U (ja) * | 1979-09-28 | 1981-05-06 | ||
JPS60186U (ja) * | 1983-06-16 | 1985-01-05 | 株式会社パイロット | 水性インキボ−ルペン |
JPS6062986U (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-02 | 三菱鉛筆株式会社 | シヤ−プペンシルの口金 |
JPS60159691U (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-23 | 三菱鉛筆株式会社 | プリンタ−、タイプライタ−等のカラ−ペン |
JPS61102583U (ja) * | 1984-12-12 | 1986-06-30 | ||
JPS6228465Y2 (ja) * | 1983-06-03 | 1987-07-21 |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US768473A (en) * | 1904-02-01 | 1904-08-23 | American Steam Gauge And Valve Mfg Company | Recording-pen. |
US2303373A (en) * | 1941-11-03 | 1942-12-01 | Sheaffer W A Pen Co | Fountain pen |
DE1511375B1 (de) * | 1966-12-10 | 1969-12-18 | Montblanc Simplo Gmbh | Fuellfederhalter |
JPS5248536B2 (ja) * | 1973-12-26 | 1977-12-10 | ||
US3951555A (en) * | 1975-04-14 | 1976-04-20 | The Parker Pen Company | Modular writing pen |
JPS5412410Y2 (ja) * | 1975-12-10 | 1979-05-31 | ||
US4269529A (en) * | 1978-11-13 | 1981-05-26 | Mccollough John D | Pen with articulate handle |
US4410290A (en) * | 1981-01-27 | 1983-10-18 | Pilot Ink Co., Ltd. | Composite pen tip |
CA1209093A (en) * | 1982-03-16 | 1986-08-05 | Thomas D. Hall | Writing instruments and their manufacture |
JPS5921985U (ja) * | 1982-08-03 | 1984-02-10 | ぺんてる株式会社 | 筆記具 |
JPS6145191U (ja) * | 1984-08-29 | 1986-03-25 | パイロツトインキ株式会社 | 筆記具 |
DE3527694A1 (de) * | 1985-08-02 | 1987-02-12 | Rotring Werke Riepe Kg | Roehrchenschreiberspitze |
US4823148A (en) * | 1986-07-07 | 1989-04-18 | Sieber Jonathan D | Plotter pen with asymmetric point |
DE3709918C1 (en) * | 1987-03-26 | 1988-05-05 | Rotring Werke Riepe Kg | Writing instrument tip |
DE3736954C1 (de) * | 1987-10-31 | 1988-12-15 | Montblanc Simplo Gmbh | Tintenleiter fuer einen Fuellfederhalter |
FR2625465A1 (fr) * | 1988-01-06 | 1989-07-07 | Graphoplex Sa | Dispositif de tracage, notamment pour traceur automatique |
US4881088A (en) * | 1988-08-26 | 1989-11-14 | Fisher Jr Paul C | Plotter pen ink level detector |
US4928121A (en) * | 1988-11-16 | 1990-05-22 | Summer & Taylor, Inc. | Universal plotter pen having improved marking fluid flow characteristics |
-
1990
- 1990-09-27 EP EP90914414A patent/EP0446371B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-09-27 DE DE69027421T patent/DE69027421T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-09-27 US US07/678,322 patent/US5217313A/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-09-27 KR KR1019910700539A patent/KR0153462B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1990-09-27 WO PCT/JP1990/001239 patent/WO1991004873A1/ja active IP Right Grant
-
1992
- 1992-09-16 US US07/945,402 patent/US5352051A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5650679U (ja) * | 1979-09-28 | 1981-05-06 | ||
JPS6228465Y2 (ja) * | 1983-06-03 | 1987-07-21 | ||
JPS60186U (ja) * | 1983-06-16 | 1985-01-05 | 株式会社パイロット | 水性インキボ−ルペン |
JPS6062986U (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-02 | 三菱鉛筆株式会社 | シヤ−プペンシルの口金 |
JPS60159691U (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-23 | 三菱鉛筆株式会社 | プリンタ−、タイプライタ−等のカラ−ペン |
JPS61102583U (ja) * | 1984-12-12 | 1986-06-30 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
See also references of EP0446371A4 * |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5403106A (en) * | 1992-03-02 | 1995-04-04 | Kabushiki Kaisha Sakura Kurepasu | Liquid applicator with axially spaced joints |
FR2711045A1 (fr) * | 1993-10-13 | 1995-04-21 | Kawakami Giken Co Ltd | Boîtier pour matériau cosmétique. |
US5551789A (en) * | 1993-10-13 | 1996-09-03 | Kawakami Giken Co Ltd | Cosmetic material container |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR920700934A (ko) | 1992-08-10 |
DE69027421T2 (de) | 1997-01-09 |
DE69027421D1 (de) | 1996-07-18 |
US5217313A (en) | 1993-06-08 |
KR0153462B1 (ko) | 1998-12-01 |
EP0446371A4 (en) | 1993-02-10 |
US5352051A (en) | 1994-10-04 |
EP0446371B1 (en) | 1996-06-12 |
EP0446371A1 (en) | 1991-09-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO1991004873A1 (en) | Writing utensil | |
EP0630326B1 (en) | Nib units for pens | |
EP3165379B1 (en) | Writing tool | |
US20050186013A1 (en) | Double-head writing instrument | |
US9796207B2 (en) | Writing instrument | |
JP6869127B2 (ja) | マーキングペン | |
US6276860B1 (en) | Liquid applicator | |
GB2148199A (en) | Multi-combination writing instrument | |
KR100946440B1 (ko) | 필기도구 | |
CN112638659B (zh) | 具备笔芯的书写工具 | |
US11745534B2 (en) | Writing utensil and producing method of writing utensil | |
JP7457357B2 (ja) | 筆記具用アダプタ | |
JP3893702B2 (ja) | 筆記具用部材の嵌着構造 | |
US3180320A (en) | Ink cartridge and spacer device | |
JPH0331578Y2 (ja) | ||
JP2514865Y2 (ja) | 小径ペン先付筆記具 | |
JP2509396Y2 (ja) | 筆記具 | |
JP3384222B2 (ja) | 後端ノック式筆記具 | |
JP5771101B2 (ja) | 筆記具用インキカートリッジ及びそれを収容した筆記具 | |
JPH10309885A (ja) | 直液式筆記具 | |
JP4230015B2 (ja) | 直液式筆記具 | |
US6196745B1 (en) | Adaptable refill, a collection of writing instruments capable of incorporating same as well as a method for refilling | |
JPH088150Y2 (ja) | 筆記具 | |
JP2002225489A (ja) | インク筆記具 | |
JPH07314975A (ja) | 筆記具におけるインキタンク用アダプター |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
AK | Designated states |
Kind code of ref document: A1 Designated state(s): KR US |
|
AL | Designated countries for regional patents |
Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB IT LU NL SE |
|
WWE | Wipo information: entry into national phase |
Ref document number: 1990914414 Country of ref document: EP |
|
WWP | Wipo information: published in national office |
Ref document number: 1990914414 Country of ref document: EP |
|
WWG | Wipo information: grant in national office |
Ref document number: 1990914414 Country of ref document: EP |